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7月, 2026の投稿を表示しています

zekku0202

 [0731遅刻投稿] 詠懷。 洞見無癥結。將來望未決。欲休攘臂扔。燮燮繙鴻烈。 韻屑(入声)、仄起、五絶。 洞見すれども癥結無し。將來の望み未だ決せず。臂を攘げ扔くを休めんと欲す。燮燮と鴻烈を繙く。 注釈。癥結、腹中のしこりやできもの。攘臂扔、腕捲りして引く、老子に上禮...則攘臂而扔之とある。燮燮、次第に。鴻烈、列子の別名。 第2.5回聒聒兒漢詩會に提出。 他人への批判は先ず自分を直撃する。其れを実行出来ているかどうかを判断して世の中に問うべきかを決める。最近は難ずる事が多く olds(報道) に支配されている。丁度岩波文庫の列子が増刷されたので腰を据えて読んでみようと思う。道家思想を修める上で老荘列淮は必須だろう。 _/_/_/_/_/ 熱波で動けなかったが市役所での展示と詩丼改が近いので作業を追込む。詩債も返済しなければならない。土用が明けてから動くのでは間に合わないだろうから。

zekku0201

 [0731遅刻投稿] 社交網上虚像。 宛然羅生門。震禍暑焦臀。不少民疑懼。無餘難洗冤。 韻元(上平)、平起、五絶。 宛然たり羅生門。震禍と暑と臀を焦がす。民の疑懼少なからず。餘り無くんば冤を洗ひ難し。 注釈。宛然、丁度そのようである様。羅生門、芥川龍之介の小説。焦臀、尻に火が付くの翻案。洗冤、濡れ衣を雪ぐ。 社交網上では情報農場の生産物で溢れかえっている。泥棒を心配する必要は無い。抑一度被災すれば財産は無くなったようなものなのだ。電視に映る車庫から助け出された男性の超然とした様が思出される。高潔な精神を持つ人と随うべき心を正確に見出す日本人の性質を未だに信じている。

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 [0731遅刻投稿] 夕立。 抱袋出書林。驚雷使啞瘖。小人無奈雨。檐下腹涔涔。 韻侵(下平)、仄起、五絶。 袋を抱へて書林を出づ。驚雷啞瘖せしむ。小人雨を奈ともする無し。檐下に腹涔涔たり。 注釈。啞瘖、おし黙る。涔涔、脹れて痛む様、しんしん、しくしく、普通頭涔涔と熟語する、他に憂える様、雨の降る様、涙や汗の流れる様、曇って暗い様等の意味もある。 づッ囙フの一割引券を使ったが雨に降られた。家を出る時に窓を閉めておいて良かった。

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 [0730遅刻投稿] 句会の弁明。 ゆくゆくと涼しく揺らぐ 苦窳 くゆ を悔ゆ ゆくゆくは遠慮せずに進む様。ずけずけ。又、心の動揺する様。万葉集の用例の意味は不明。苦窳は陶磁器等の歪み。漢音で「こゆ」とする方が一般的。クリエイト浜松での 或る投稿 について。この場合は切子だが似たようなものだろう。室町時代の臨済宗の僧侶竜湫周沢の著書随得集に「爰観古兮陶器無 苦寙 」とある。出典とされる韓非子五蠹篇に「是故亂國之俗...其商工之民、修治 苦窳 之器、聚弗靡之財、蓄積待時而侔農夫之利。此五者、邦之蠹也。」とある。生成人工知能を使った情報転売も「蓄積待時而侔農夫之利」に当たる。鯫生は筆耕者である。せめて孫引きするな。諸君は大卒以上が殆どだろうから申すが、原典を当たる重要性は大学で先ず教わる筈だ。 臭き捨て句材切れたり草熱れ 文字通りです。ネタ切れ。 加州の果樹園のサンドレス女装 世界有数の水平(横ずれ)断層 (transform fault) サンアンドレアス断層でサンドレス女装なる駄洒落。絵面は面白そう。倒置すると律が調うかも知れない。

zekku0204

 [0801遅刻投稿] 老子遺訓。 汝若欲牽絲。敎嘗錦茘枝。甘心於業厄。不惑亦無私。 韻支(上平)、仄起、五絶。 汝若し絲を牽かんと欲せば、錦茘枝を嘗めしめよ。業厄に甘心せば、惑はず亦た私無からん。 注釈。牽絲、結婚の相手を決める。敎、使役の助辞は平声。錦茘枝、蔓茘枝、苦瓜。甘心、喜ぶ、甘んじる。業厄、前世の報いとしての災厄。 蔓茘枝の苦さを楽しめるならば初めて共に天下を語るに足りるだろう。庶民を慮ればこそ狼煙を焚かせる事も無かろう。直系を名乗る愚か者が国を乱してさぞ残念に違いない。 _/_/_/_/_/ 命令するよりも教えるのが鯫生の流儀ではある。気が短いので中々上手く行かないが。

zekku0198

  熱帯夜聞袋井遠州花火。 原川遠煙火。復獨感轟雷。邑暫如京兆。人車乍没垓。 韻灰(上平)、平起、五絶。 原川の遠き煙火。復た獨り轟雷を感ずるのみ。邑暫く京兆の如し。人車乍ち垓に没す。 注釈。原川、原野谷川。獨、一人で~しただけである。京兆、都。垓、天地の果て。 袋井の広域が混むのは花火大会と秋祭りだけです。断言出来ます。寝込んでいた為に今年も見逃したが大玉の炸裂音は余情を掻立てた。来年は会場に赴いて煙臭さを堪能したい。 _/_/_/_/_/ 原野谷川を詠む時は常に平の位置になってしまう為に未だに原水を使った事が無い。

zekku0197

  夏日詠懷。 豪吏冥頑多滯淹。歪文蔑殺襯濡霑。乾靈輻射如蒼耳。溽熱糾纏若豨薟。 韻塩(下平)、仄起、七絶。 豪吏冥頑にして滯淹多し。文を歪め襯の濡霑するを蔑殺す。乾靈の輻射するは蒼耳の如し。溽熱の糾纏するは豨薟の若し。 注釈。滯淹、賢者で世に出ない者。襯濡霑、汗取りのぐっしょりと濡れている者。乾靈、天の神、又、陽精のこと。蒼耳、植物名、葈耳。豨薟、植物名、めなもみ。 先日に続き、クリエイト浜松で 「遠州炎帝隱雲簾」 と秀逸な句を呟かれたので同じ韻目で返答した。めなもみは知らなかったが一覧表で発見したので用いた。葈耳(おなもみ)と豨薟(めなもみ)とは機能が収斂している。両方菊科で、前者は棘、後者は腺毛(別名粘毛)があり衣服や毛皮にくっつく。似た生態の差異を男女に譬える命名の感覚は普遍的だと三嘆した。尚、豨の字は両韻とあり、今回は仄字として並べたが、現代では平声が一般的である。 _/_/_/_/_/ 韻について 野暮な記述 を足したが、何かの参考になると幸いだ。 二年前の  haiku0041 の頃から変化していないのが良く判る絶句である。

yokudari0165

  余分な配達を擺脱せるを余聞す 広告とは別にタウン メールとか未だ謳うん 鴻鵠やきて臥雲せよ 銘誄を書かせ給うな 配達地域指定郵便について 公式 では「DMやチラシとは違うユニークな媒体」と謳うが、 郵便用語集 タウンプラスの項に「チラシを郵便だと会社が嘘をつき、配達員にもその嘘を信じ込ませようとしている」とある。風と雪の冊子がベルーナやトラピックスと異なるのか。只でさえ過酷な労働環境にあって端金で宣伝を流そうなど虫が良い話だ。当然印刷会社にも負荷が掛っている。この国は広告代理店に甘い。技術-言語的自動作用の皺寄せは必ず現場に降掛かる。俱露血苦な事実が満溢れているので皆は目を逸らし明るい物語を求める。こうして euphocracy は貧困の再生産の機構として君臨するのである。二割程度の不便、不快、不幸を受容れるだけで誰かの生活と生命を救えるのだが。 _/_/_/_/_/ 改めて euphocracy の造語を検討したが語源が不明な点が心残りである。 euphonic(耳に逆らわない) と euphotic(光がよく当たる) と euphoria(多幸感) との総てを含んだ -cracy(社会体制) なのである。 以前調べた時は MTG の札の情報が並んだのだが、今回調べても出てこなかった。 Power of goodness 云々とあった気がする。

risshi0008

 [0725遅刻投稿] 溽暑終日不能動。 連日驕陽散積雲。淫嘗氷菓失金員。明高廈底奔街道。暗冷房中弄古文。抱擁老爺蚩女笑。阿從少艾美男豶。讁仙詩聖非權貴。與友清談臨夕曛。 韻文(上平)、仄起、七律。 連日の驕陽積雲を散ず。淫らに氷菓を嘗め金員を失ふ。明るき高廈の底街道を奔る。暗き冷房の中古文を弄ぶ。老爺を抱擁する蚩女笑ふ。少艾に阿從する美男豶す。讁仙と詩聖と權貴に非ず。友と清談して夕曛に臨む。 注釈。驕陽、ギラギラ輝く太陽。淫、度を越して、要するに食過ぎ。金員、お金。高廈、高層ビル。蚩、醜い。阿從、阿諛追従。少艾、少女。豶、去勢する、宮刑の宮に同じ。讁仙詩聖、李杜。夕曛、夕日。 クリエイト浜松で或る方が 「天際飛騰狂烈浪、地平埋没積乱雲。」 と詠われたので、酬和致した。丁度此の対句は積乱雲(仄仄平)の部分以外は平仄も合っていたので奇峰雲(仄平平)と読替えて「明炎日下奔街道、暗冷房中弄古文。」と続けた。お応えした聯を少し弄って七律を拵えた。どうしても他人の栄華が視界に入って惑うが構わずに詩を積上げたい。 _/_/_/_/_/ 因みに弄んでいた古文とは𠥫、𠥧、𠥩、𠥪、𠥬。立体的な箱構である𠥓が格好良い。( 原文はこちら )

zekku0196

 [0722遅刻投稿] 賣徒歌。 眠剤三千錠。煩多夢魘長。有期私售者。大衆請秋霜。 韻陽(下平)、仄起、五絶。 眠剤三千錠。煩多くして夢魘長し。私售を期する者有るも、大衆秋霜を請ふ。 注釈。李白「秋浦歌其十五」の真似。錠、和臭、中国語では片と数える。夢魘、魘される事。私售、密売。秋霜、厳しい刑罰。 白髪三千丈は誇張だが、眠剤三千錠は矮小化。都内では一通の処方箋で梯子して八千錠を入手した強者が居るとの報道があった。個別の取締りも必要だが、精神病に対する偏見から通院出来ない人々への供給路にもなっているので手を付け難い。皆春台に登るが如く病む時代だから薬も買えるようにして欲しい。 但し睡眠を補助する薬物の常用は勧めない。珈琲因と糖分と酒精と付合いを断つ方が快眠に繋がる。依存性の少ないデエビゴでさえ悪夢を見る事が多いのだ。 _/_/_/_/_/ 平仄交替字を探す手掛かりに熟語がある。同義語の組や対義語の組が参考になる。今回は待つが仄字だが期待と熟語する期する(あてにする)は平字だ。

yokudari0167

 [0802遅刻投稿] 偏愛 真名ばかりの日本語詩は 俎に載せ難いらし マナーに抵触はせぬが 愛子のようには誦されず 頭韻のみ。 Te La Mondo で開いた浜松「私の詩」コンクールの審査を観覧した。詩客トライアスロンの審査会でも取り沙汰されたが、漢字の多い詩は読み難いらしい。字が解らない訳ではなく漢字の硬さを生かした詩が少ないので選外となってしまうと聞いた。 鯫生は可能な限り真名を用いる。仮名に開くのは掛詞の時だ。同時に自由詩を書く折には漢語を連続させないように気を配る。やはり、聞いていて心地良いのは大和言葉である。日本語で詠むならば外せないだろう。 _/_/_/_/_/ 今回とは別の話題を取上げて断食月第三号に寄稿したのでご笑覧下さい。

zekku0194

  夜存車処。 籠裏有灰蟬。人訄靜痙攣。轟之飛向燭。不克止回旋。 韻先(下平)、仄起、五絶。 籠裏に灰蟬有り。人訄れば靜かに痙攣す。之を轟へば燭に飛ぶ。回旋を止むる克はず。 注釈。題名、夜の駐輪場。訄、逼る、脅迫する。轟、払う。燭、本当は電灯だが平仄の為である。 駅の自転車置場に帰ると灰色の都会の蟬が隠れていた。逃げるように促しても飛ばない。払うと漸く離れるが、今度は電灯にぶつかるばかり。暗がりの方が却って安全であると気付きようが無いのが哀れだった。未だに引攣っているのだろうか。

zekku0207

 [0804遅刻投稿] 七月六日。 自吟沙拉日。不得賞嘉肴。合巹因生計。離家欲結茅。 韻肴(下平)、平起、五絶。 沙拉の日を吟じてより、嘉肴を賞するを得ず。合巹は生計に因るも、家を離れて茅を結ばんと欲す。 注釈。沙拉、皿菜、蔬菜の盛合せ。嘉肴、美味しい料理。合巹、杯を交わす、婚姻の礼の一、転じて婚姻。結茅、庵を組む、此処では遁世する気分。 俵氏の歌の下の句は完全に虚構だと聞いた事がある。手料理の味を恋人が褒めたのは事実だが、品目と日付は創作だと言う。いずれにせよ一々記念日を定められたら𨏍を用意せねばならないかとどぎまぎしてしまい日常に集中出来なくなる。束縛と申したら不憫だが、鯫生は自由に生きたい。

yokudari0166

 [0731遅刻投稿] 慙色無き蚕食 頭 つぶり 無きかのペンタゴン 陸を焼き閻浮檀金を 利食いせりこのペン胼胝を 潰しても讃えん 豊饒神 ダゴン を 不完全韻。 幻想系創作ばかりに馴染んでいるとダゴンは魚の印象が強い。百科事典に拠るとヘブライ語に影響を受けて解釈した姿との事。併し、元々は麦を意味する豊饒神だったらしい。そこで農民と漁民の統合の象徴として改めて祭り直すのが良いだろう。

zekku0193

 2026年度国民文化祭漢詩部門落選作品 原子力發電考。 穢土氚槽欲掩疇。融爐棄鈈永殘留。書生業者凭机械。不爲無能害地球。 韻尤(下平)、仄起、七絶。 穢土氚槽疇を掩はんと欲す。融爐棄鈈永しえに殘留す。書生業者机械に凭る。無能の爲に地球を害はず。 注釈。氚槽、トリチウム(三重水素)の溶けた水のタンク、氚は川と同じ発音で平声。棄鈈、捨てられたプルトニウム、鈈は不(否定)と同じ発音で入声。凭机械、机械は機械の簡体字だが、机の上の絡繰り即ち小型の電脳に靠れかかっている印象を強める為に使った。 三月中旬の詠。 2026年度国民文化祭漢詩部門の入賞者名簿はこちら(全漢連の頁) 。惨敗。流石に国是と形骸的伝統に悖る詩題では通らないか。 正直生成人工知能の出力を推敲せずに漢詩会で発表するのは止めて欲しい。韻と平仄の確認は手間でないのだから。 猫も杓子も算譜を栄やすが、機械が素晴らしいと勘違いすべきでない。其の数拠を入力した人は何処かで生きていたのだ。人間の尊厳を見失い、地球を破壊している。 _/_/_/_/_/ 漢詩は婉曲が多いが、筆禍による絶命を覚悟しての表現だった。現代日本は言論統制がない。禹行舜趨は頂けない。 唐代と現代とでは環境や知識・知覚体系が異なる。昔の語彙の生噛りも歯が浮く。 遠回しで伝わるなら苦労しない。平仄と韻と切れは守ったが、単調な律にして飾らなかった訳を理解出来なかったようだ。終わっている。 全漢連での村八分は与り知る所ではないので悪しからず。

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 [0802遅刻投稿] 神保町洋食店。 幾度過田宅。晩餐存咫尺。咖喱海辣黄。笹錦山甘白。哄笑古豪庖。沈吟新鋭客。多人不得留。光皿怱離席。 韻陌(入声)、仄起、五律。 幾度か田宅を過る。晩餐咫尺に存す。咖喱の海辣として黄なり。笹錦の山甘く白し。哄笑する古豪の庖。沈吟する新鋭の客。人多くして留まるを得ず。皿を光らせ怱いて席を離る。 注釈。田宅、耕作地と宅地。咫尺、目の前。 咖 ○ 喱 ○ 、ga1li2、カレー。笹錦、米の品種、笹は和字だがshi4と読む。庖、料理人。光皿、平らげる、現代語では吃光と熟語する。怱、急いで、徐の対義語。 多少脚色した。美味しいカレーと本のある街が愈々羨ましくなった。勿論遠州も捨てたものではないが別腹である。 当然食べながら詩の文句を考えてはいない。料理に対して失礼だから。

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 [0714遅刻投稿] 詩人らは問ふやうにせよ表現が当用感じの盗用か否か 古稀過ぎて声のみ立つは自だてるコロイドさへも調べぬ案山子 記紀に見える四段動詞ころだつが自動詞か他動詞か区別出来ないが、今回は自動詞として用いた。 七月十二日(日)に大田区で行った詩客の公開選考会に参加した。 勉強になった事は詩歌は景や感触を想起する物が優れているとの価値判断が優越している現状を把握した事である。他には言葉の仰々しさと景の欠如に注意するのは大切だと思った。切れの前後に神経を尖らせるのも重要な視点だった。個人的には五十首五十句を並べた挑戦が面白かった。 但し、座の権威が無知且つ傲慢で発言を抑圧した点は残念だった。当たり前の文字に振り仮名を付けられるとなめられているような気になると仰り、言葉に対する旺盛な好奇心が大切だとの発言を肯っていたにも関わらず、高校の化学で習う身近な現象のコロイド(膠質)を調べようともしなかった。このような自家撞着を孕む冥頑不霊に向かっては有効な対処法が無く意見が滞ってしまう。職務放棄した審査委員の N.K. 氏に少し憧れていた自分を激しく悔いている。 _/_/_/_/_/ 老人は珍しい知識や歴史について実感を伴って語り得るから有難がられた。饒舌な高齢者を相手にするよりも呻吟する翁媼の傍でおうおうと共に泣きたい。 鯫生の結果は聞かない約束です。結局所謂詩人ではないのだろう。 無知は責めない。権威と無知と傲慢の組合せからは身を引く。 漢字や旧字が厳めしく見えるのは NF 病の症状だ。 NT 型は寧ろ機能美を覚えるだろう。 詩の集まりは言語芸術の場ではなく集団心理療法の場でしかないとの確信が深まる。それこそ某詩の叫喚する私人を思出す。 _/_/_/_/_/ [0715追記] 自分の応募作を確認したが論外駄作であり閉口したので非公開とする。本当に何をやっていたのか。良い物は何処かで供養するかも知れない。 [0717追記] 恐らく侮られるような詩しか書けなかった自分に対する報いなのだろう。忘れた方が、憧れない方がお互いの為になる。

zekku0195

 [0718遅刻投稿] 砂詩丼、砂丘朗読會。 遠離音樂街。向浪誦歌俳。注視燈徐近。謫仙昇玉階。 韻佳(上平)、平起、五絶。 遠く音樂の街を離る。浪に向かつて歌俳を誦す。燈の徐ろに近づくを注視せば、謫仙玉階を昇る。 注釈。音樂街、浜松の市街地。歌俳、短歌と俳句。玉階、砂丘の斜面の譬え。 十一日は波風が強く薄く霧らっていた。此の日は先に読んでいたわけではないが、思い出を勝手に合成した。詩仙とは言っても世を顧みない事は無い。古の声を響かせ、自分でも全てを詠もうと決めている人々の集まりだと自負している。とは言え、誰でも自由に参加出来るのでお気軽にいらっしゃって下さい。

yokudari0164

 [0715遅刻投稿] 虚実への固執 媚び過ぎの総理に見ゆる 扈美主義と縁を切りにき 古筆切れ懸くれば天の 痼疾着すれど取り乱すまじ 長歌風、頭韻のみ。 扈美主義は前回従米主義の意味で用いたが、クリエイタ叙位問題の渦中に投下するとお仕着せの美に従うとも読めた。驕奢への一体化を通して脆弱な自己を安定させる態度とは一線を画したい。畢竟言語に依頼しているだけなのかもしれないが。

出展予定

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  のぶすま書院二周年展 8月下旬、袋井市役所2階袋井市民ギャラリー 詳細は こちら(別館) 。 詩丼改 9月27日(日)、はままちプラス(遠州鉄道新浜松駅隣接) 詳細は こちら(主催者の頁) 。 **この画像の複製、印刷はご自由にどうぞ。

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 [0715遅刻投稿] 我々は共感主義に扈美主義だ 以前も書いたが扈の字は従うの意味がある。小山の苗字の人が強そうな名前を求めて扈山としたと言われる姓が戸籍に残っているが、小さな山から山に扈うと変わると最早山ではなくなってしまう。跋扈の字面に惹かれて付けたのだろうが無学と評せざるを得ない。 共産社会を目指すのは吝かではないが、努力を忘れたら全員が惨めになる。少なくとも現状把握が甘い事を認識すべきだ。青狩りのお気持ちヤクザと媚び過ぎな扈美(従米)主義者と関係を断つ事から始めなければならない。 円弱安知広告志 えんじゃくいずくんぞこうこくのこころざしをしらんや。 円弱く安くして広告の志(謝礼)を知る。 バリバコインを漁ろうとする自分にダメタル英雄嘆を思出せと言聞かせる。広告の圧が強く数年後には値崩れするだろうから供養の名目で蒐集したい。 南井三鷹氏の評論( 文藝×上等 と 竹林独語 )に影響を受けて書いた二句でした。

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 [0710遅刻投稿] 閑適。 渹渹大海隅。山壑實睽罛。豈詎從頑扈。雲遊不在笯。 韻虞(上平)、平起、五絶。 渹渹たる大海の隅。山壑實に睽罛たり。豈に詎ぞ頑扈に從はんや。雲遊して笯に在らず。 注釈。渹渹、大波のぶつかって響く音の様。睽罛、高峻な様。頑扈、愚妄強暴。 政治や叙勲者 (creator) には飽き飽き。無理。

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 [0710遅刻投稿] ハン・ガンの書肆縉紳の半眼に処しかね終に深深とせり ノーベル賞作家 を扱っていた が経営していた[0710訂正]独立系書店が高級宅地化 (gentrification) によって閉店する事になった。ところで gentry と gentle は同根の語であるが、l と r が交替している。日本人ばかり蔑まれてきたが、英国人も混同していたのである。由緒正しき Engrish だ。 セレブとは希ガスのような気がするが放電管に満たされている 殆ど存在しない余り馴合わないのが貴ガス或いは不活性ガスだが、その性質を逆手にとって白人は飼殺す方法を見付けてしまった。哀れ。周期表に載っていない時代の方が自由だった。 _/_/_/_/_/ gentrification を中国では直訳で紳士化と訳すらしいが、寧ろ紳土化とした方が洒落ている。利権書を大帯に縉んで土地をも接収してしまうのだから。 [0710改訂] tanka0096 の最後「囚われている」を「満たされている」へ

yokudari0163

 [0708遅刻投稿] 被褐懐玉 ファッショナブルに生きられぬ ハッショな部類だから何 ファッショ嬲るは趣味で無し 末書並ぶるに飽きは来じ 頭韻のみ。ハッショは発達障害の略。網上ではハタショと書くのを散見する。並ぶは下二段動詞だが並べて以外の形を聞かない。 定型と提携するのは無理な気がしてきた。神経が別の生物を一括りにすべきなのだろうか。

yokudari0162

 [0706遅刻投稿] 蠹居棊処 梅雨上がりの身に沁む暑威 潰ゆる時知らぬわっしょい どうしたのか実にファッショい 同志の多寡問わず無所畏 世の中の人が無駄に騒げば騒ぐ程社会保障の財源が潤うので鯫生に止める気は無い。どうぞご勝手に。但し、傷病人を増やし地球を壊す制度はそろそろ見直した方が良いと思う。 収入を増やしても支出を減らさない限り財務も家計も改善しない。このような当然を仰る経済評論家や学者が殆ど居ないので相手にしたくない。生活に必須で自分では出来ない事に金を使いたい。 抽象的な財産は交換可能ではない。 _/_/_/_/_/ 梅雨明けは未だし。悪しからず。

zekku0191

  自戒。 鳳穴愈莓莓。海容相慰誨。雖心惑厭霉。莫使尾生悔。 韻隊(去声)、灰(上平)、仄起、五絶。 鳳穴愈よ莓莓たり。海容して相ひ慰誨す。心惑ひ霉を厭ふと雖も、尾生をして悔いしむる莫れ。 注釈。鳳穴、詩文の才のある人が集まる所。莓莓、草木が茂って肥沃な様。慰誨、慰め教える、辛抱強く諭す。霉、梅雨、又、黴。尾生、橋の下での待合せの約束を守り増水しても避難せず橋脚に摑まり遂には溺れてしまった人、此処では律儀な人の譬え。 尾内氏の短歌「部首はもう忄となっている春の夜更けの淡い嘘つき」を読んだ。立心偏に変わると残念な気持ちになる漢字は何かと考え、其の答えの一つで韻を踏んだ詩。他には魂、清、純なども思付いた。再び確認すると、解釈の方向が誤っていて、決の話をしている可能性も考えた。或いは乱か。文中の淡もあり得る。春の夜更けの淡い星や月か。音で付か。多義的で難しい。新聞に投稿したらしいので常用漢字の話をしている気がするのだが。札占いの如く読み手の心を映す詩歌だろう。 _/_/_/_/_/ 或いは鯫生の野狐禅をおちょくっているのだろうか。

yokudari0161

  TYU Q周年祭 踊るビール好き集まり 往来を通る父さん オルドビス紀大放散 鸚螺フルカのごとたんまり 7月25日(土)、26日(日)に磐田駅前のクラフトビール酒場が大々的に九周年を祝うらしい。九にQの字を当てるのはありがちだが、酒席で球になって踊りつつ様々な疑問を拾おうとする試みは余り聞かない。鯫生にはQの字が鸚鵡貝の一種エストニオケラスに見えた。オルドビス紀の生物大放散のように踊るビール好きが集まって多様性が高まりごった返す場になると面白い。紀末の大量絶滅のように冷や水を掛ける無粋な世にならず、何時迄も楽しめる国であったら尚良いだろう。 _/_/_/_/_/ 鯫生は香篘道徳を蛇蝎視するが他人の自由を侵す気は無い。お互いに監視し合うのは気持ち悪いし、祭りに説教は無粋だ。 [同日改訂]「往来を陽気な父さん」→「往来を通る父さん」

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  短夜著書。 探材怕冒尖。筆滞覆文奩。欲出醒迷惑。冥廊踏蜚蠊。 韻塩(下平)、平起、五絶。 材を探すも冒尖を怕る。筆滞りて文奩を覆す。出でて迷惑を醒まさんと欲す。冥廊に蜚蠊を踏む。 注釈。怕冒尖、出る杭になるのをびくびくする。文奩、文書を容れる小箱。 珍しく完全に実話。FeグリップでNeが抑圧されて面白い題材が出てこない。偏屈なTiの主張を連ねても読者を置去りにするだけで何の価値も無い。体重の増加で神経が不調なのだろう。雨で自転車を漕いでいないのも原因だろう。虫の血がこびりついている。 おむすばについて報告した時のようにすらすらと進むと良いのだが。もう少し過去の走書きを精査する。

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  線通信、所感。 與甥之野坰。浴日眺田靑。照片何攸用。於心已刻銘。 韻青(下平)、平起、五絶。 甥と野坰に之く。日を浴びて田の靑きを眺む。照片何の用ゆる攸ぞ。心に已に刻銘す。 注釈。野坰、郊外。照片、写真、特に風景写真、人物写真は相片。 第二回聒聒兒漢詩會に提出。 社交網にペタペタと何百枚も貼らない。偶に会って、青田の風光、甥の立ち姿を観察すればそれで結構である。子も撮影機器ではなく親の顔が見たいものであろう。 遠江狐疑出でて見れば久方の雲居に紛ふ掟つる白波 百人一首にもある海上遠望「海の原漕ぎ出でて見れば久方の雲居に紛ふ沖つ白波」の本歌取り。久方のが先行するのは主に天に関わる種々の言葉である。天、雨、空、月、月夜、月毛、日、昼、雲、雪、霰、岩戸、織女、桂、都、鏡の作例がある。下二段他動詞おきつは計画する、指示する、管理するの意味。連用形名詞の掟(おきて)が現代に残る。 民間の事を民間で行うのは構わないが、代表を僭称して世論の偽装や補助金の詐取を試みるのは役場の書類仕事を増やし市民の声に向ける集中力を奪うだけだから止めた方が良い。