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zekku0150

  白雨對櫻。 瘴至沛然降。紅花掩北窓。瓣零如樹血。幾歳保髼鬃。 韻江(上平)、仄起、五絶。 瘴至りて沛然と降る。紅花北窓を掩ふ。瓣零つること樹血の如し。幾歳か髼鬃を保たん。 注釈。起句、暖雨や春雨、膏雨と呼ぶものか分からなかった。髼鬃、植物がぼうぼうとしている様、韻は東と江。 昔は花を何度見られるのだろうかと感傷に浸った。今は人より先に樹木が夭折しそうである。世も末よ。 [同日]平仄が逆だったので転句を訂正。

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  嘆息、入聲十七韻其五。 桑戸只愚衲。爲鳧無置榻。如廳偶得瘝。脆弱洵嗚唈。 韻合(入声)、仄起、五絶。 桑戸には只だ愚衲のみ。鳧の爲に榻を置く無し。廳に如きて偶瘝を得。脆弱にして洵に嗚唈す。 注釈。置榻、特別の客の為に長椅子を用意する、後漢の徐稚と陳蕃の故事。瘝、やまい、又、その苦しみ。嗚唈、嘆き咽び泣く。 実際には椅子を動かすのが面倒なので雨曝し。ベンチもなく脇息の外れた鉄製の椅子です。誰でも歓迎致します。但し、今は感染の危険があるので控えて下さい。

jisei01

  野狐禅か日に十度問ふ愚衲死す 辞世の句と云っても直ぐ死ぬ予定はないし、幾つか折々に出せればと思う。 三省は文字通り三度とは限らない。特に詩で使われた時には何度かと訳すのがよい。平仄を合わせる為に用いられることが散見されるからだ。とは云え、十回は多すぎる。こんなにも迷うのだからその認識(gnosis)は不確かだろう。その中で鯫生は死んでしまうのかと不安になる。からりとした文言だけが辞世の句ではないと思うので、一先ずこれで良しとする。 [20250830頁名変更のみ]