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  倣小野氏而放言。 迂在遠州詩奡兀。衆雖免費觀之怢。何爲不用普通言。我黨査詞常矻矻。 韻月(入声)、仄起、七絶。 迂遠州に在り詩は奡兀たり。衆免費と雖も之を觀て怢にす。何爲ぞ普通の言を用ゐざる。我が黨は詞を査ぶるに常に矻矻たり。 注釈。奡兀、詩文の格調が世と馴染まない様。免費、無料。怢、蔑視、又、見逃す。矻矻、骨折りを惜しまない様。 小説家の小野不由美氏が「うちの読者はわからない言葉は自分で調べますから」と仰ったのを聞いて戯れに作った。鯫生は手掛かりが無く、理解して貰う努力を放棄しているので申す資格が無いのかも知れない。但し、今の所は精々七律の56文字なので頑張って下さい。 流石に来年の展示は説明をご用意するのでぶたないで。 _/_/_/_/_/ 不明な点は弊網録のリンク集や各種辞書を参照して下さい。

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  解虫。 颱去顥穹高。闐阡褐色螯。銀輪咿軋逼。遁若踐鈐韜。 韻豪、仄起、五絶 颱去りて顥穹高し。阡に闐つ褐色の螯。銀輪咿軋として逼る。遁ぐること鈐韜を踐むが若し。 注釈。顥穹、大空。 闐 ○ 阡 ○ 、 溢 ● 道 ● の平仄交替。咿軋、車輪の軋る音の形容。鈐韜、玉 鈐 ○ 篇と 六 ● 韜要決、古代の兵法書、転じて兵法の事。 題名の虫を解明するとは蟹の生態。詩中の銀輪は勿論美しい車。鯫生が実際に走らせたのは自転車だが、蟹がさっと捌けたのが面白かった。結句と其の韻が自慢。言うは易く行うは難し。甲殻類の方が賢いかもしれない。観察すると或る者はそのまま横断し終える一方で須臾の逡巡の後翻す者もいた。進退どちらを選ぶ個体が淘汰に耐えるのだろうか。