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zekku0139

  絶句。 禮讃老喃喃。同調僭主饞。仇仇捐請願。岌岌定機椷。 韻咸(下平)、仄起、五絶。 老の喃喃たるを禮讃し、僭主の饞たるに同調す。仇仇として請願を捐て、岌岌として機椷を定む。 注釈。仇仇、驕り高ぶる様。岌岌、迅速な様。機椷、機密。 意味不明。自家撞着。 _/_/_/_/_/ 今日は動けなかった。詩の集まりに出席出来なかった。 明日も浜には行かずに朗読しようと思います。

zekku0116

  欸乃、入聲十七韻其十五。 遡行超網罭。溝壑飛魚翊。遴向瀑泉轟。仰望巒岌嶷。 韻職(入声)、平起、五絶。 遡行し網罭を超え、溝壑に飛魚翊たり。瀑泉の轟たるに遴み、巒の岌嶷たるを仰望す。 注釈。欸乃、舟歌。網罭、魚を獲る網。溝壑、谷。翊、飛ぶ様。遴、行悩む。瀑 泉 ○ 、滝。瀑 布 ● 。巒、連なる峰。岌嶷、山の険しく聳える様。 二連休明け其の一。 飛び魚でさえ滝を登らないのだから、登竜門は嘘だろう。寧ろ足場をと思って返しを設けてしまうのが人間の性でありまして。取組んでいる物事を自分の一部として扱わないようにしなければと気を引締める。其れこそが私心の正体だろうから。 _/_/_/_/_/ 日本語オノマトペ最多論者にはなりたくない。母語話者以外に理解し難い感覚的言語を特にオノマトペと呼ぶのであって感覚を反映しないものは存在しない。漢語でも英語でも其の外でも直感的で説明を疎外する表現は多い。欸乃、翊、岌嶷等拙作にも登場する。

zekku0110

  拝見日本畫「憶」、祝淺原氏之入選。 春寒料峭朝。衆庶往來囂。石室銀輪耀。跫然草帽搖。 韻蕭(下平)、平起、五絶。 春寒料峭たる朝。衆庶往來して囂し。石室に銀輪耀く。跫然として草帽搖る。 以前お会いした日本画家の浅原氏が院展で入選されたと聞いて其の絵に和した。初夏に拝見した時は夏の場面と思ったが、今振返ると余寒の中のような気がする。実際の肌感覚に印象が左右される。今回の詩は 1+2 の切ればかりではないので満足した。

zekku0063

  臘月蟄居、平聲三十韻其十八。 寒風鎖北窓。纔耐瑟崢摐。道有逍遙者。閑閑太羨尨。 韻江(上平)、平起、五絶。 寒風に北窓を鎖ざす。纔かに瑟の崢摐たるに耐ゆ。道に逍遙する者有り。閑閑として太だ尨を羨む。 注釈。鎖北窓、北窓塞ぐは初冬の季語だが暖冬の影響で時期を迷う。纔、やっとのことで。崢摐(手+從)、楽器を打ち鳴らす音の形容。逍遙、散歩。閑閑、のんびりと、静かに落ち着いて。尨、もふもふもふもふ。 北窓塞ぐと尨を取合せた句を発表した気がしたが、まだだった。長引く夏は地獄だろうが、喉元過ぎれば熱さを忘れ、冬の快適さを羨む。業が深い。尚、楽器は弾けない。無弦の琴とでもしておいてください。

zekku0018

  諭親。 數謂兒岐嶷。幾人擔要職。爲愉舎自今。不可逃長默。 韻職(入声)、仄起、五絶。 數兒岐嶷と謂ふも、幾人か要職を擔はむ。愉しみを爲すに自今を舎てよ。長く默るを逃るるべからず。 注釈。岐嶷、幼い頃から才知が優れている事。逃、回避、免、和臭?(平声で何か適当な字を教えて下さい。) 此の子には才能があるから環境を整えて努力させなければならないと焦るのは止めましょう。親世代、指導者世代の不幸の再生産だ。日本人は未来を心配し過ぎる。一寸楽しんでも罰は当たらないと思う。何も言わなくても積立て備蓄する国民性だから。 蟻と螽斯の寓話で将来の事を考えない者は時世に置いて行かれるとあるが、機械的に組織に従属する事が秋の虫でない保証は無い。政治経済は常に民を捨てる。依るべからざるなり。

haiku0031

鉄道や七竅(シチケウ)に死せる翠巒(スイラン) 鉄道と云えば三幸コーポレーションのCMソングが脳にこびりついている。シビアだがビブラートに包めばどうにかなるのかもしれない。いやポップな歌だが。 荘子応帝王篇に渾沌と儵忽の寓話がある。自然を人為が害うという話だ。つまり、昨日と同じ話を続けたに過ぎない。