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ラベル(兒(p))が付いた投稿を表示しています

zekku0205

  夏至正午。 颱風一去日燒鬟。退在檐陰苟且閑。暗処突然猫子落。母居棚上睨爛爛。 韻刪(上平)、平起、七絶。 颱風一たび去りて日は鬟を燒く。退き檐陰に在りて苟且閑なり。暗処に突然猫の子落つ。母棚上に居りて睨むこと爛爛たり。 注釈。鬟、髪と書くべきだが韻の問題、母を詠んだ爲としておく。苟且、暫く。 第2.5回聒聒兒漢詩會に提出。上平15刪は何回も挑戦したくなる。山の吟が目立つので新風を吹込みたい。 珍しく完全実話。六月の雨の間納屋に間借りしていた猫の親子が台風一過の日に退去したようだ。

zekku0174

 [0603遅刻投稿] 都會戲畫。 睥睨傲紳商。嫌諛欲脱韁。無錢曾放逐。陋巷是監房。 韻陽(下平)、仄起、五絶。 傲る紳商を睥睨す。諛を嫌ひ韁を脱せんと欲す。錢無ければ曾ち放逐せらる。陋巷是れ監房。 注釈。韁、絆。曾、なんとまあ。 都会に対する勝手な想像。何でも金を要求している気がする。 本当は別のお題を投稿する心算だったが上手く纏まらなかった。

zekku0113

  朗讀惠特曼、有感。 睥睨風人噪太迷。將吟草葉上砂堤。只知交際呑連繫。不習英文壞璧奎。 韻斉(上平)、仄起、七絶。 風人の噪ぎ太だ迷なるを睥睨す。將に草の葉を吟ぜんとして砂堤に上る。只だ交際と呑み連繫を知るのみ。英文を習はざれば璧奎を壞す。 注釈。睥睨、にらむ、横目で見る。風人、風流な人の意味で使うことが多いが、此処では盛りのついた人、風馬牛の風と同じ用法。草葉、Leaves of Grass、 W. ウィットマンの詩集。呑連繫、造語、和臭、呑みにケーション、酒席での社交術。璧奎、文運を司る二つの星宿(中国の星座)の名前。 自主砂詩丼で一時間草の葉を朗読したが、大半の英米文学部生や国際コミュニケーション学部生よりも英文を読んでいる気がする。某所で思わず呟いてしまったウェイBOOM学や交際飲みニケーション学とは大学生が現を抜かしている国に未来はないと表現したかったのだ。英語が本当に出来る者は皆工学部医学部に行った。Fラン文系は働け。その方が学びが多い。 _/_/_/_/_/ 勿論学問は全員に開くべきである。だが、大学で学習研究しない者は邪魔である。

zekku0059

  (無題) 主幹黎元所唱齊。寒心鬱屈扈狻猊。將嘗難勢無遭世。啻觀論全自混迷。 韻斉(上平)、仄起、七絶。 主幹と黎元と唱ふる所齊し。寒心鬱屈して狻猊に扈ふ。將に難勢を嘗みんとするも世に遭ふ無し。啻だ觀る論の全て混迷よりするを。 注釈。主幹、物事の中心となって取り仕切る人々。黎元、人民、今回は韻を避ける為にリゲンと読むべき。寒心、恐れ慄く、がっかりする、心細い等の意味。扈、扈従、従う。狻猊、唐獅子、(特に宗教的に)位の高い人の譬え。難勢、難論、特に仏僧が用いる語。 何時もの詠懐。感情と同じように論理も後付けの反応だと言う心理学的、脳科学的発見は知ってはいるものの、だったら両者を平等に大切にする事は出来ないのかとも考込んでしまう。渾沌としている。 _/_/_/_/_/ ラベルについて。扈はコと読むので音符は戸であり、意符は邑である。康煕字典に背いた。