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zekku0217

  報道衒氣。 電視導民如怪覡。欲嘗新語無分析。渾淆強勢又重言。詞海滔滔游即溺。 韻錫(入声)、仄起、七絶。 電視民を導くこと怪しき覡の如し。新語を嘗さんと欲して分析無し。渾淆する強勢又た重言。詞海は滔滔たり游げば即ち溺る。 注釈。衒氣、才能や知識を見せびらかしたいという思い。覡、かんなぎ、みこ。渾淆、まざる。重言、酒に酔う、水に溺れるの類。滔滔、水が勢いよく流れていく様、世の風潮に乗って流れていく様、乱れる様。 千葉県の豪雨の取材で「デキスイ」なる単語を用いて聞取りをしていた事に対して違和感を覚えた。詳しくは 此方の記事(別館) にお書きしました。ご笑覧下さい。 報道機関は既に日本語の唯一の規範ではない。網録や社交網の投稿の一つ一つが言語を作るとの自覚を持って臨む必要がある。

zekku0132

  夜食。 善哉絲蒟蒻。熱量可驚零。嚥下千銖塊。腸壅殆放靈。 韻青(下平)、平起、五絶。 善きかな絲蒟蒻。熱量驚くべし零なり。千銖の塊を嚥下す。腸壅がりて殆ど靈を放つ。 注釈。絲蒟蒻、糸状に加工した蒟蒻。承句、なんとカロリーゼロ。銖、周代の一銖は凡そ0.67瓦。 壅 ○ 、 塞 ● がる。放靈、霊を解き放つ。 実際に食べたのは300瓦程だった為に一斤(周代は256瓦、序でに唐代は約600瓦、現代中国は500瓦)としたかったが平仄が合わなかった。地獄を見た。まだ調子が悪い。せめてよく噛むべきだった。 _/_/_/_/_/ 斤の字義を調べると radical 69 とあった。康煕字典の69番目の部首の意味らしい。暗号に使えそうだ。

zekku0015

  聞叫新技術美肌光賣螢光軆酸化亜鉛。 肌膚如蒟蒻。渴望於黃雀。自照止濃粧。心身維𧐔𧕋。 韻薬(入声)、平起、五絶。 肌膚の蒟蒻の如きは、黃雀に渴望せらる。自照し濃粧を止めば、心身維れ𧐔𧕋。 注釈。題名:叫、名付ける、呼ぶ、 call 、二つ目的語を取る。蛍光体、広義では電磁波を吸収した後暫く自ら光る性質を持つ物質。本文:黃雀、鳥の名前、雀、又、入内雀、又、若い雀。自照、みづからてらす、自分を顧みる。𧐔𧕋(虫+習,虫+龠)、虫の名前、螢、𧐔の韻は緝(入声)。 蛒𧍫(虫+各,虫+韋)が厳密には轡虫ではなくて、(里)管巻擬なる別種だと大漢和を引いて同定した。序でに前後の頁に目を通すとイウヤクなる熟語で止まった。夏に尻を光らせる虫だと理解したら、S正堂謹製新商品の珍妙な惹句にジャックされた。そこでヤクの韻で賦した。漢詩では風変わりな比況と暗喩で踏倒したが、現代詩に直すと常套句ばかりである。もう少し面白く述べたかった。 _/_/_/_/_/ 蛍は雄しか発光しないとの指摘は野暮である。 肌の手入れは朝晩安い石鹼で洗顔し、安い保湿液を軽くつけて、布を以て日光を遮断すればよい。美辞麗句に踊らされた末路を想像し給え。良賈は深く蔵して虚しきが若し。肌理を鬻ぐならご自愛下さいませ。結局離婚を免れるのは往々にして飾らない者なのだ。勿論愛妾を狙うのならば美容や服飾業界の広告塔で構わないが。