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zekku0225

  詠懷。 賬戸寡刀泉。暑來時發癲。何憂孫子事。倉廩有霜秈。 韻先(下平)、仄起、五絶。 賬戸に刀泉寡し。暑來りて時に癲を發す。何ぞ孫子の事を憂へん。倉廩霜秈有り。 注釈。賬戸、銀行口座。孫子事、後裔の事、又、用兵の事。霜秈、白く搗いた粳。 第三・五回聒聒兒漢詩會に提出。 戦争が余り身近でなく、食糧も十分にある。その事実が大いに心の支えとなっている。

zekku0220

  瞼都蜚龍。 輭飯古風龍。盛裝若侍童。載朋超廣廈。上阜仰星空。 韻冬(上平)、仄起、五絶。 輭飯の古風龍、盛裝すること侍童の若し。朋を載せ廣廈を超えて、阜に上り星空を仰ぐ。 注釈。瞼都、パルペブラ、都市名。輭飯、紐。侍童、貴人の傍仕えの子供。阜、大きな岡。 弾射世界のヒモドラゴンが揺らぎの都市で働き、遂に正装した時の感動は一入だった。今思えば人化していない着飾った古龍をソシャの期間限定枠で出したのは珍事だった。 シュルトさん の背中は羽毛でふかふかだろうから鯫生も乗せて貰いたい。 [0821連結追加]

risshi0008

 [0725遅刻投稿] 溽暑終日不能動。 連日驕陽散積雲。淫嘗氷菓失金員。明高廈底奔街道。暗冷房中弄古文。抱擁老爺蚩女笑。阿從少艾美男豶。讁仙詩聖非權貴。與友清談臨夕曛。 韻文(上平)、仄起、七律。 連日の驕陽積雲を散ず。淫らに氷菓を嘗め金員を失ふ。明るき高廈の底街道を奔る。暗き冷房の中古文を弄ぶ。老爺を抱擁する蚩女笑ふ。少艾に阿從する美男豶す。讁仙と詩聖と權貴に非ず。友と清談して夕曛に臨む。 注釈。驕陽、ギラギラ輝く太陽。淫、度を越して、要するに食過ぎ。金員、お金。高廈、高層ビル。蚩、醜い。阿從、阿諛追従。少艾、少女。豶、去勢する、宮刑の宮に同じ。讁仙詩聖、李杜。夕曛、夕日。 クリエイト浜松で或る方が 「天際飛騰狂烈浪、地平埋没積乱雲。」 と詠われたので、酬和致した。丁度此の対句は積乱雲(仄仄平)の部分以外は平仄も合っていたので奇峰雲(仄平平)と読替えて「明炎日下奔街道、暗冷房中弄古文。」と続けた。お応えした聯を少し弄って七律を拵えた。どうしても他人の栄華が視界に入って惑うが構わずに詩を積上げたい。 _/_/_/_/_/ 因みに弄んでいた古文とは𠥫、𠥧、𠥩、𠥪、𠥬。立体的な箱構である𠥓が格好良い。( 原文はこちら )

zekku0156

  晩餐會。 卓上竝銀釭。滿堂黃髪龐。歡談無實狀。不脫學生腔。 韻江(上平)、仄起、五絶。 卓上に竝ぶ銀釭。滿堂の黃髪龐たり。歡談に實狀無し。學生の腔を脫せ んと欲す ず[0919訂正] 。 注釈。銀釭、銀色の燭台。龐、太くてしっかりしている。學生腔、語彙の乏しい事、又、生気の無い言葉や文章。 貧乏人の勝手な想像。還暦前後にもなって中身の無い話で金を費やす気にはなれない。 [0418遅刻]

zekku0128

  陳述書。 保養特橧庥。痢洟無所由。點心防腐剤。可謂毒饅頭。 韻尤(下平)、仄起、五絶。 保養し特だ橧庥するのみ。痢と洟と由る所無し。點心の防腐剤、毒饅頭と謂ふべし。 注釈。橧庥、隠棲、元は樹上に暮らす事。痢洟、下痢と鼻水。 どうも防腐剤入りの菓子を大量に摂ると免疫が落ちるようだ。普段は醱酵食品を中心としていて腸内環境を調えている。其処を殺菌すると均衡が崩れた為にコロナや花粉症の症状が出たのだろう。勿論人工甘味料を含む糖分の過剰も影響が大きい。自制心が試される。

zekku0119

  懸念、去聲三十韻其一。 擧世叨榮利。只吾堅守庳。熱狂先戰爭。飛語終浮骴。 韻寘(去声)、仄起、五絶。 世を擧げて榮利を叨る。只だ吾れのみ庳を堅守す。熱狂は戰爭に先んず。飛語終に骴を浮かす。 注釈。叨、漢字源に舌なめずりして笑うように貪るとあった。庳、低い家。骴、腐肉の付いた骨、胔も同義だがこちらは肉に意識が向く。 平水韻完走に向けて第三区。未だ半ばではないが地道に。 皆家計を守っているのは知っているが、家賃が高い気がする。

zekku0028

  前途、次韻老圃堂。 離殃決出廬。攘臂欲誅鋤。每直無知世。老携恬淡書。 韻魚(上平)、平起、五絶。 殃に離りて廬を出づるを決す。臂を攘げて誅鋤せんと欲す。直と每も世を知る無ければ、老に恬淡の書を携へん。 注釈。出廬、諸葛亮の三顧の礼に因むようで遠い。攘臂、腕捲りする、此の時だけ攘は陽韻(下平)、老子38章で上礼を強制する際の形容に用いる。誅鋤、悪を滅ぼし尽くす。 每 ● 、 雖 ○ に同じ。老、常に、いつも。恬淡、さっぱりとしてこだわりの無い様、虚無恬淡は老荘学派の基調。 晴耕雨読の七絶に和した。起承で余りにも雄々しくなり過ぎたので、後半は和らげた。自ら筆禍に引掛かった。現実で発言しなかったが故の混迷、否、いけ好かない秩序(或いは人工地獄)に終止符を打つ為に少しだけ申上げ仕ろうと存じます。但し鯫生は老害気質なので、飽く迄多様性を包摂する社会へ向けた一意見として提示出来れば幸いだと考えています。それ以上に市井の話から思索の種を獲る詩聖独特の姿勢で臨みますが。 _/_/_/_/_/ 網上の稍殺伐とした言論空間に表れるこの国の実相の一面から目を逸さない人が増えればと思う。仏蘭西語圏の方が拡散していた論語の「子曰、躬自厚、而薄責於人、則遠怨矣。」は勿論心に留めておく。主張するより黙々と実行した方が速いが、上手く折合をつけたい。 暗中摸索を開陳して周囲が善く生きられるのならば、菲才をお見せします。特定の型の非難ばかりだったが、自己開示は遊離型の課題でもあるので少しずつ変えていく所存です。(余り隠していないが。) 交際は足が出るが参加費以上の価値を生出したい。スパゲティを幾らか巻取り消化して頂けると幸いです。鯫生もオムレツを味わいます。