risshi0008
[0725遅刻投稿]
溽暑終日不能動。
連日驕陽散雷雲。淫嘗氷菓失金員。明高廈底奔街道。暗冷房中弄古文。抱擁老爺蚩女笑。阿從少艾美男豶。讁仙詩聖非權貴。與友清談臨夕曛。
韻文(上平)、仄起、七律。
連日の驕陽雷雲を散ず。淫らに氷菓を嘗め金員を失ふ。明るき高廈の底街道を奔る。暗き冷房の中古文を弄ぶ。老爺を抱擁する蚩女笑ふ。少艾に阿從する美男豶す。讁仙と詩聖と權貴に非ず。友と清談して夕曛に臨む。
注釈。驕陽、ギラギラ輝く太陽。淫、度を越して、要するに食過ぎ。金員、お金。高廈、高層ビル。蚩、醜い。阿從、阿諛追従。少艾、少女。豶、去勢する、宮刑の宮に同じ。讁仙詩聖、李杜。夕曛、夕日。
クリエイト浜松で或る方が「天際飛騰狂烈浪、地平埋没積乱雲。」と詠われたので、酬和致した。丁度此の対句は積乱雲(仄仄平)の部分以外は平仄も合っていたので奇峰雲(仄平平)と読替えて「明炎日下奔街道、暗冷房中弄古文。」と続けた。お応えした聯を少し弄って七律を拵えた。どうしても他人の栄華が視界に入って惑うが構わずに詩を積上げたい。
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因みに弄んでいた古文とは𠥫、𠥧、𠥩、𠥪、𠥬。立体的な箱構である𠥓が格好良い。(原文はこちら)
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