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zekku0167

  御結場、五月十五日。 迢迢蹬擦汗。欲看畫家團。獨讀單詞本。絶無來鳳鸞。 韻寒(上平)、平起、五絶。 迢迢と蹬ぎ汗を擦ひ、畫家團を看んと欲す。獨り單詞本を讀む。來る鳳鸞絶無なり。 注釈。蹬、(自転車を)漕ぐ。單詞本、単語帳。鳳鸞、優れた人の譬え。 前日分でも使ったが、汗は仄声。チンギスハンなどのハンは平声。よって、初句踏落し。 勿論絶無は誇張。少なくはあるが実りのある話を聞きつつ詩作が出来た。先生と意見が一致した英単語帳を途中で買って来て読んでいた。浜松A&C職員の選曲が良い雰囲気を醸成して落着いた空間で貴重な経験が出来た。序でに詩債完済。お世話になりました。 _/_/_/_/_/ 夕方に驚きと落胆とがあったが、それは明日。疲れた。 [0518備忘録] 日中は地域の一次産業の稗史と駅前不動産の変遷の話、学生の探究活動と今時の生活などが興味を惹いた。数十分作業して帰られた方がいたが、少し焦れたような気配だったのが気になった。 初対面で話が続かないので自己紹介を考える必要がある。気の利いた言葉遊びを用意したいが、酒席 (It was surely November...) で詰まらないと一蹴された経験が尾を曳いている。忘れて構わないと思うのだが。[備忘録了]

zekku0162

  金属史萊姆。 欲狩珍魔物。逃亡速似鸇。抽籤中武器。鋼翼即人權。 韻先(下平)、仄起、五絶。 珍しき魔物を狩らんと欲す。逃亡すること鸇よりも速し。抽籤し武器を中てる。鋼翼即ち人權。 注釈。題名、勇者闘悪龍系統の弓箭伝説系新作の経験値稼ぎに出てくる奴。 似 ● 、 於 ○ 、よりも、比較対象を示す。鸇、隼、鳥の名。鋼翼、武器名の直訳。人權、社群遊戯の俗語でこれがないとやっていられない必須級の角色や装備。 おりゅられ続ける事半月、ガチャ更新前最後の十連で終に手に入れた。稼ぎの効率が三倍違う。難しい場所も突破できる。異次元。 尚、おりゅはラ変動詞居りの変形なので厳密にはおりゃれ続けると書くべきだが馴染みのある表記を優先した。

zekku0145

  詠懷、去聲三十韻其十一。 抑損談豐沛。睽離編薈蕞。願避衆禽鳹。只夢鳳鸞翽。 韻泰(去声)、仄起、五絶。 談の豐沛たるを抑損す。睽離して薈蕞を編む。衆禽の鳹むを避くるを願ふ。只鳳鸞の翽ぶを夢みるのみ。 注釈。豐沛、話題が溢れ止めどなくしゃべる。睽離、離れる。薈蕞、雑多な事の寄集め。 鳹 ○ 、 啄 ● む、鳥が嘴で突いて喰らう。翽、飛ぶ。 有名になるのは損が大きいからお断り申し上げます。読者を意識して書いている文でもないので市場分析は致しません。可読性には権力による上書きという脆弱性があるのでご採用し兼ねます。以上。 _/_/_/_/_/ わかりやすさの標榜に傲慢さを嗅付けてしまう。お得意の生成人工知能に任せては。 コミュニケーションコストを下げて迄為す事は高が知れる。伝統が潰えるならばそれで一向に構わないのである。告朔の餼羊は直ちに廃止すべきである。後世の者が文献を漁るなり自分で考えるなりすればよい。苦労しようが無関係だ。

zekku0135

  酿成濱松、匿名討論板。 社會曫臻條見彈。蠻酋戀戀操羈絆。談論板上逐鸞休。深識新詩欒侃侃。 韻翰(去声)、仄起、七絶。 社會の曫臻り條は彈ぜらる。蠻酋戀戀として羈絆を操る。談論板上逐鸞休ふ。卓見新詩欒まりて侃侃たり。 注釈。曫、黄昏。 條 ○ 、 理 ● 、ことわり、すじみち。蠻酋、異民族の首長。 談 ○ 論板、 討 ● 論板。欒、集まる。侃侃、和らぎ楽しむ様、又、剛直の様。 [0317推敲:結句の頭二文字の卓見→深識、同字重複と音の調整] create を牛津で調べると、創造する以外に(騒動を)引起こす、英国俗語自動詞で不平不満を言うとあった。流石に澱んだ談林を自称するのも憚られるので酿成と訳した。良い酒を醸し微醺に浸る事が出来ればと思う。クリエイト浜松が情報泡沫に鎖されないよう関わり続けたい。 _/_/_/_/_/ 鯫生は基本的に定型詩しか作れないが、自由闊達な表現の創発を楽しんでいる。 絲に絡取られる言葉よ。 [同日追記] また連結の方法を間違えてしまった orz 。親切な方、有難うございました。 [更に同日] 掲示板の番地周りの作譜も有難うございます。

zekku0109

  砂上詠懷、入聲十七韻其十三。 佳人廊響屧。醉客私追躡。不識鴆瓊觴。樓臺空霎霎。 韻葉(入声)、平起、五絶。 佳人廊に屧を響かす。醉客私かに追躡す。鴆の瓊觴を識らず。樓臺空しく霎霎たり。 注釈。響屧廊、春秋呉王の宮中の廊下で西施の為に造ったと伝わる、歩くと靴の音が響く。追躡、跡を追う、追いかける。鴆瓊觴、猛毒の入った玉杯。霎霎、風雨の声。 下手な漢詩が続いたので力を入れた。但し、下三文字の切れがいつも1+2になってしまうのをどうにかしたい。

zekku0092

  嘆息、入聲十七韻其五。 桑戸只愚衲。爲鳧無置榻。如廳偶得瘝。脆弱洵嗚唈。 韻合(入声)、仄起、五絶。 桑戸には只だ愚衲のみ。鳧の爲に榻を置く無し。廳に如きて偶瘝を得。脆弱にして洵に嗚唈す。 注釈。置榻、特別の客の為に長椅子を用意する、後漢の徐稚と陳蕃の故事。瘝、やまい、又、その苦しみ。嗚唈、嘆き咽び泣く。 実際には椅子を動かすのが面倒なので雨曝し。ベンチもなく脇息の外れた鉄製の椅子です。誰でも歓迎致します。但し、今は感染の危険があるので控えて下さい。

zekku0089

  黍離之歎、入聲十七韻其三。 派遣只鶉褐。肥饒殘旱魃。文章若亂何。宰相無敁敠。 韻曷(入声)、仄起、五絶。 派遣は只だ鶉褐のみ。肥饒は旱魃に殘はる。文章亂を若何せん。宰相に敁敠無し。 注釈。鶉褐、継接ぎの粗末な衣。肥饒、よく肥えた大地。旱魃、日照り。敁敠、(占攴:韻下平塩)(叕攴:韻字)、テンタツ、dian1duo2(或1)、掌に載せて重さを測る、又、他人の心を推量る事、忖度。 内容は名物のぼやき。継接ぎは大袈裟でも穴が開いたり解れたりした服を着ている。 韻目の 曷 カツ は 何 カ と通用する。なに、なんぞ、なにをもつて、いかん、なんすれぞの総てが辞書に載っている。完全に平仄交替字として使えるが何故か詩語集では抹殺されている。古風に聞こえる為だろうか。他の意味では、屢詩経に時の疑問詞いつとして見える。

zekku0075

  更求鷗盟、平聲三十韻其二十三。 將迂忘鷺鵷。游泳與魚黿。義府于輪奐。無掄友輊軒。 韻元(上平)、平起、五絶。 迂を將て鷺鵷を忘れ、魚黿と游泳す。義府于に輪奐たり。友の輊軒を掄ぶ無し。 注釈。鷺鵷、百官の並ぶ譬え。魚黿、水生生物全般を指す。義府、詩書の事、左伝僖公二十七年より。輪奐、建物の大きく立派なさま。掄、選ぶ、並べて比べる、韻を避ける為今回はリンと読む。輊軒、軒輊、高低。 ダンバー数は三足らずと申す人が幅広い交友に耐えるかは分からないが、墨客の交友を広げたい気がする。色々な詩文を拝読したい。良い契機だから大会に提出しようと練っているのだが中々纏まらない。夏休みの宿題は明けてから始めるタイプだった。小学校から数十年経って少しは改善した筈。

zekku0060

  苦吟、平聲三十韻其十六。 僭主慙鳧企鶴鵬。人寰妖氣忽橫蒸。何須米券宜尊儉。無告阻飢咸願薨。 韻蒸(下平)、仄起、七絶。 僭主鳧を慙ぢて鶴鵬を企つ。人寰に妖氣忽ち橫蒸す。何ぞ米券を須ゐんや宜しく儉を尊ぶべし。無告飢に阻みて咸く薨を願ふ。 注釈。僭主、簒奪者。慙鳧企鶴、身の程を弁えずに高望みする事、韻の為に鵬を付加した。橫蒸、瀰漫、満ち溢れる。無告、無告の民、窮状を訴える術や伝える相手の無い人々。阻飢、うえに苦しむ。 歴史上中興の祖と崇められた君主の基本方針は常に倹約である。海外だけでなく自国民からも貨幣の価値を疑う声が上がっている。努々忘れるなかれ。 _/_/_/_/_/ カオナシにならない為に金子以外の意思疎通や相互扶助の方法を考えている。 近代の思想家及び作家の全著述集を探すと漢詩文がある。私かな楽しみだ。

zekku0055

  滅亡之幻想、平聲三十韻目其十三。 逮宵雲黮䨴。鸑鷟獨毰毸。鶱翥過溟海。復將齎燼煨。 韻灰(上平)、平起、五絶。 宵に逮びて雲黮䨴たり。鸑鷟獨り毰毸たり。鶱翥して溟海を過ぎ、復た將に燼煨を齎さんとす。 注釈。黮䨴(雨+對)、タンタイ、雲の黒い様。鸑鷟、鳳凰の一種、紫色らしい。毰(毛+咅)毸(毛+思)、ハイサイ、双声語、鳥が羽を広げる様、羽搏く様。鶱翥、高く飛上がる、高く飛ぶ。溟海、黒々とした大海原。燼煨、燃尽きて灰となる、又、燃焼の残余物。 畳語を韻に用いるのは許容する競技会は多いが、双声語に寛大な大会は存在しないから、提出する時は注意されよ。尚、同じ熟語を王安石が律詩で第二句末に置いている;晴天鏡裏雪毰毸[集禧觀池上詠野鵝]。大漢和の解釈だと、雪のきらきら舞う様とあるが誤りか。青空の下、鏡の如き水面の上に、雪の羽根を羽搏かせていると詠っているのだろう。 句末は韻以外も近い発音で揃えた。読ませる気は無いし、特別な意味も無い。 _/_/_/_/_/ 本物の詩人には霊感が備わっているのだろう。眼光紙背に徹っていらっしゃるので畏れ多い。

zekku0037

  小人與海、平聲三十韻其一。 留連鴮鸅汀。強欲忘沈冥。漫歩求松露。無知踏茯苓。 韻青(下平)、平起、五絶。 鴮鸅の汀に留連し、強ひて沈冥を忘れんと欲す。漫ろに歩き松露を求め、茯苓を踏むを知る無し。 注釈。留連、長くとどまる、又、彷徨い歩く。鴮(夸+鳥)鸅(睪+鳥)、伽藍鳥、鴮は両韻だが今回は上声遇の読みコが望ましい。沈冥、病気、又、生死の迷いに沈み仏法の根本を見失う事。松露、茯苓、共に茸の名前。 題名に就いて。韻籤を手作りしたので今回から平声三十韻に一つ宛五絶を拵えたい。 本当は鷗の心算だったが、平仄が合わないのでペリカンにご登場願った。松露掻きは春の趣だが秋にも発生する菌だ。高級食材で香り高く色も目立つ。一方で茯苓は漢方薬になるが密かに生えている。蕪村の「茯苓は伏し隠れ松露は露れぬ」なる言葉遊びが残る。

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  荒村。 夙夜耕三畹。唯能離討飯。蕭條陋宅崩。輪奐官衙建。白虎恤澆漓。蒼狐隳粹愿。喬遷太纍人。鶱翥忘猜怨。 韻願(去声)、仄起、五律。 夙夜三畹を耕すは、唯だ能く討飯を離るるのみ。蕭條たる陋宅崩れ、輪奐たる官衙建つ。白虎は澆漓を恤ひ、蒼狐は粹愿を隳る。喬遷は太だ人を纍はす。鶱翥して猜怨を忘れん。 注釈。畹、面積の単位、十二畝又は三十畝、周代の一畝は約1.82アール即ち約182平米、尚大漢和等には願韻も可能との記載有り。討飯、飯を求める事、又、俗に乞食。輪奐、建物の広大さが計知れない様。白虎、此処では四神の一つに非ず、仁獣と謂われる。蒼狐、此処では狡猾な白髪混じりの狐。粹愿、純正樸實。鶱翥、鳥が高く飛上がる。 頸聯が浮かんだのでそのまま律詩にした。つまり、郷愿の愿で調えた。漢語網を閲覧すると、現代では願と愿が通用するとあり、熟語の選定に時間が掛かった。 一言申すと、お米券やプレミア付き商品券配布って何がしたいんでしょうね。憲法の権利を無みして榷利に赴く。官吏が得をしているかのような書きぶりだが渠等の大半も同情に値する。立派な箱物を造る前に中身や周辺を省みたらいかがでしょうか。風流韻事に耽る鯫生が物しても仕方ないのかもしれないが。 _/_/_/_/_/ 大修館書店の社会人のための漢詩漢文小百科にあった平仄の表を検めると、仄韻詩も孤平厳禁と読めたので、以前の疑問の一つは解決した。後は六絶の平仄だが何処に記載があるのか。もう自分で調べるしかないのか。佩文齋咏物詩選他の資料は網上に纏まっているので詩を味わい乍らぼちぼちお知らせします。歴代六言絶句三百首なる書籍が上海の大学から出ているらしい。いいなあ。 横を縦にする商売の時代以前は真名を仮名に直していたので、別に幕末からの特殊事例ではない。所謂学問は殆どが舶来。芸能、芸術は違う筈だが。 人びとの社会戦争に引用してあった「朝晩は星をいただき、昼は梅干しをいただく生活」が秀逸だった。戦前に身を持崩した豪農の話だが。 [同日追記] integral typology で ENFP について熱く語っていたので是非。恐らく宰相の事だろう。個人的には INTP の至らなさを痛感する記事を何度も読んだが。ファッション分らん。行動指針を Si に徹底してはいる筈。ここら辺は T9 sp の面目躍如か。検討も常にしている心算。

haiku0189

  鵠来る今日も九九云ひ尽さぬか 上五はくくひくると読むと韻が合う。傍題を此方で放縦恣横に革めた。 白鳥が渡って来た。今日も九九の補習をしているが、やはりできなかったか、との句意。 神経多様性を考慮すると、掛け算のいろはも躓きの原因になる人もいるのは至極当然だ。能わざるに非ず為(せ)ざるなり(なさざるなりとも)と叱咤激励するのも酷な事がある。或いは常に鴻鵠将に至らんとするの気持ち、則ち意馬心猿に悩まされる児童も学級に数人はいる。 ただ、算数数学の授業を代表として、東瀛の黌序、延いては社会制度が一蹶不振を誘発しやすい点に注意を払わねばなるまい。公助を促すべきだろう。一桁の乗算で頓挫すると除算の方法さえ頭に入らず、電卓の使い方も儘ならなくなる。100円の3割引と150円の5割引とを比較する筌蹄を得られず度々否応なしに諦めさせられたり、損を重ねたりするのだ。 初等算数だと意識に上りやすいが、一般人はどうだろう。五十歩百歩の例を挙げると、行列、微積、統計、論理が出来ないので表計算を十全に使いこなせない問題がある。世間の多数だから表面化しないが、頗る深刻である。(鯫生も忸怩たることにその一員ではあるが) 計算機を理解するための数学の知識は一般教養と云って差し支えないだろう。 _/_/_/_/_/ 進研ゼミの計算ゲーム機が思い出された。今はソフト開発だけだろうが、昔は学年ごとに全く別のハードをも誂えていた。結構やりこんだ覚えがある。十露盤も習っていたがそれはそれ。ゲハ論争と云う内ゲバは互聯網に散見するが、畢竟3次元の物体にこそ愛着が湧くものだ。 電子辞書も扶桑の誇るべき傑作だ。欧米の製品が貧相だと同情したが、その品物は日本企業監修の下位互換だった。海外の賢友には我が国のこの特産品を贈りたい。 高性能な物が欲しい。ハイエンドEX-word信者だが、Brainの探求検索があらまほしく思ったのは一度ではない。大漢和より少し高い位の30万円でさえ喜捨するのも吝かではないし、小さいタブレット(iPad mini)程度は嵩張っても構わないので卓電程のスペックを希求する。尤も単3電池で動かないのは困るが。ついでに漢字検索でUnicode4桁の字の総てに対応可能ならば、これ以上の喜びはあるだろうか。極東の花綵列島の技術力と教育が世界一であることを証明する時だと声を大にしてささやかなラブ...

haiku0165

  寒行の髀肉丹鵶の賜へるか 鉢には摶飯一握りと少しの干菓子を入れる。短パンが似合う髫齓が長身の先覚に率られていた。流行り病で親を亡くしたとか。黒衣の宰相を除いてどの緇衣も腹が出て四肢は鳥のよう。こんなんで獅子吼出来るのだろうか。水菓子でも大豆でも入れてやるべきかもしれない。肉食の武人は腿が太るのを心配したが、蔬食は餓鬼の形に近づく我が身を託つ。大いなる皮肉かもしれない。せめて上質な教育を施してやって欲しい。 _/_/_/_/_/ 髀肉之嘆は脹脛についてだと思っていた。腿や股、つまり脚全体を指すと解するのが正確だった。 太陽に棲む烏には多分十本は脚があったのではなかろうか。熱で融けて略残っていないのではないか。一本増えたとの解釈ばかりなので敢えて逆張りしてみた。 決して某角扮でふとももコラボしたから思いついたわけではない。いいね。