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zekku0189

  短夜著書。 探材怕冒尖。筆滞覆文奩。欲出醒迷惑。冥廊踏蜚蠊。 韻塩(下平)、平起、五絶。 材を探すも冒尖を怕る。筆滞りて文奩を覆す。出でて迷惑を醒まさんと欲す。冥廊に蜚蠊を踏む。 注釈。怕冒尖、出る杭になるのをびくびくする。文奩、文書を容れる小箱。 珍しく完全に実話。FeグリップでNeが抑圧されて面白い題材が出てこない。偏屈なTiの主張を連ねても読者を置去りにするだけで何の価値も無い。体重の増加で神経が不調なのだろう。雨で自転車を漕いでいないのも原因だろう。虫の血がこびりついている。 おむすばについて報告した時のようにすらすらと進むと良いのだが。もう少し過去の走書きを精査する。

zekku0146

  故郷。 詬訾交火乏原油。停電通膨困憊郵。飢餓幻哉君莫笑。錦江灣岸廿吨牛。 韻尤(下平)、平起、七絶。 詬訾し火を交へ原油乏し。停電通膨困憊の郵。飢餓の幻かな君笑ふ莫かれ。錦江灣岸廿吨の牛を。 注釈。詬訾、罵り辱める。交火、交戦。乏、不足する、動詞、尚此の動詞には他に無の同義語としての用法もある。通膨、通貨膨脹、通常は通脹。錦江灣、鹿児島湾、南洲は冒韻。廿吨、二十瓲、水迫畜産が出荷した同一の個体識別番号の食肉の流通量を合算すると20tになった件があると言う。 石油足りなくなりますよ。通貨の価値なくなりますよ。乳牛でも召上がれ。此の詩今の所現実なのは後半部だから笑えない。 _/_/_/_/_/ ふるさと脱税をしている場合ではない。 停電時は明るい内に手帳に書溜めておきます。 拙詩に情報を盛過ぎとの指摘は重々承知であるが、普段は皆さんが一瞬で処理した気になっているのですから無理とは言わせません。認識の再考を促しているのです。

zekku0144

  詠懷、去聲三十韻其十。 未省須春盎。吟魂生氣漲。狂人且保身。至易君無恙。 韻漾(去声)、仄起、五絶。 未だ省て春盎を須いず。吟魂生氣漲る。狂人すら且つ身を保つ。君の恙無きは至つて易し。 注釈。春盎、酒、冬槽春盎との成語が初出か。 ケモショタに会えるならば幾らでも酒を飲むのだが。

zekku0140

  我復不被騙、去聲三十韻其八。 齷齪衆憨戇。遨遊闐陋巷。翌年爲轉屍。不覺躬沖撞。 韻絳(去声)、仄起、五絶。 齷齪として衆憨戇なり。遨遊して陋巷に闐つ。翌年轉屍と爲らん。躬らの沖撞を覺えず。 注釈。齷齪、ゆとりが無く目先の事ばかりを追求める様。憨戇、痴呆。遨遊、恣に遊ぶ、又、周旋する。闐陋巷、狭い街に一杯になる。轉屍、放置された死体。沖撞、唐突に攻撃する事。 人間の持つ侵襲性を意識しない者が多い。場の雰囲気を保てば自分は悪くないとの他律が目立つ。主体性の無い者が集まると得てして意味不明な慣習を強制する。何故決めたか分からない事柄ばかりで過去の記録を遡れない。検証不可能性は非科学であり、非民主的である。そうして戦場に駆出されて初めて「私は騙された」と叫ぶのである。勿論自戒である。 物価高に苦しむならば娯楽位は金を掛けない方が良い。有名クリエイタの商品を買うよりも、有名クリエイタの発想の元になった物事を観察し、自分で表現に昇華し、周りの人と作品について遣取りすればよい。所詮凡百のクリエイタはこの程度の事で集金しているのである。小学館の新玩具逆転バリバリバースのキャラも何処かで聞いた話である。適切に注意力を割当てれば只で楽しむ事が出来るのだ。作品は味わうが商品を買わない選択は幾らでもある。技術と宣伝力だけはある多くの専門家よりも余裕のある一般人の方が面白い。此れを玄人跣と言うのだ。色々な個性が寄合えば一生飽きる事は無いだろう。 _/_/_/_/_/ 若干設定の練りが足りないが、ケモノの作画はお薦めする。金が無く売り方に賛同し兼ねるので買わないが。 昔の漫画家は実際の人を観察したが、今は網上だけの皮相的な描写に終始している気がする。知人とばかりつるむのではボードレールが散文詩「群衆」で述べる「全てとの交わり (universelle communion) 」に浸れないだろう。其れこそ一時的に恥を知らしめても良いのかも知れない。 作品中に小学館の内実を吐露した表現があれば笑える。そんな自己批判や自浄作用に期待すべきでもないのか。 鯫生は利己的である。自分を愛せずして他を愛せる筈がない。認知科学的には適応不可能の時、自己分解の段階に入ると報酬系が逆に働くらしいが此れが現代の衆愚の動機だろうか。人を疎外する体制を支持して効果的に自滅するのだ。そのお零れで養って貰っている...

zekku0127

  啓蟄有感。 洋洋羅府西。日本追牛蹄。恔子將蟬蛻。瞻前遇妙諦。 韻斉(上平)、平起、五絶。 洋洋たる羅府の西。日本に牛の蹄を追ふ。恔子將に蟬蛻せんとす。瞻前すれば妙諦に遇はん。 注釈。羅府、Los Angels。追牛蹄、十牛図を意識した表現。恔子、快い人、勝手に二人称的に用いた。蟬蛻、蝉が羽化する、又、超俗する、栄達する。瞻前、先を見据える。妙諦、優れた真理、又、奥義。 他人を励ますと共に自分にも聞かせている。具体的に何が出来るかは不明だが鯫生の実践が参考になるかも知れない。大作に飽きたら小品に凝れば良い。長編を書いた事の無い文士が申す事ではないが。 _/_/_/_/_/ 漢字源で交の部品検索をした中から一つ選び転句を調えた。 何だか転句の頭三文字を見詰めると餃子の王将が恋しくなる。経験は無いが。

zekku0122

  千年後之樂土。 遠孫如掘鑿。考古應驚愕。携帯塑膠囊。模之無釉堊。 韻薬(入声)、平起、五絶。 遠孫如し掘鑿せば、古を考へて應に驚愕すべし。携帯と塑膠の囊、之を模したる無釉の堊。 注釈。掘鑿、発掘。塑膠 囊 ○ 、厳密には塑膠購物 袋 ● 、塑膠はプラスチック(熱可塑性樹脂)。釉、うわぐすり、焼物の表面に塗り光沢を出したり手触りを良くしたりする硝子質の溶液。堊、白土、漆喰や石灰などを言うが実際には石膏 のような白磁[0306追記訂正] だった。 樂土舎の地中の家(窯跡地)で遠藤氏が日用品を象った陶器を展示していた。藁敷の仄暗い土間に白い素焼きが並んでいた。遠い未来に残っていたら確かに面白そうだ。化石化しそうもない曾ての有触れた道具が発掘されたら、「高度物質文明」をどう思うのだろうか。実際には大切に梱包しないと割れるだろうが夢見るのは自由だ。 _/_/_/_/_/ 現代美術展も常設展も書く事が沢山ある。三十年も知らずに過ごしてきたのが惜しい。

zekku0118

  眺望芥子粒、入聲十七韻其十七。 長者纏章黻。令擔登崛岉。雄強富嶽裳。無看蚍蜉忔。 韻物(入声)、仄起、五絶。 長者は章黻を纏ひ、擔はしめて崛岉たるを登る。雄強たり富嶽の裳。蚍蜉の忔ぶを看る無し。 注釈。章黻、鮮やかな縫取り、又、其の服。崛岉、高く聳える様。蚍蜉、大蟻。忔、ひいひいと声を上げて笑う。 突発的な二連休明けの更新。 入声も終わったので次を考える。上声と去声どちらにしようか。

yokudari0072

  (無題) 棋羅のバイキング銀釭 の下静かな慇懃講 嫌っていた此の塵巷 飲もとの誘いから鄰好 実際は昼の催しだったが、将来への希望を籠めて。 金が無いので出歩かない。酒精も咖啡因も受付けない。気難しい。それでも全くの没交渉は宜しくない。なるべく情報を集めて交わりを持つ事が多様性のある社会に必要だと考えた。地域の匿名掲示板に書込まれた鑑賞会及び交流会にお邪魔した。本日は青二才を暖かく迎えて戴き有難うございました。(前日の草稿は此処迄。後で加筆。)

zekku0105

  想起今年元朝、入聲十七韻其十。 夙起森元朔。登高望富嶽。吟哦了體操。淑氣令吾愨。 韻覚(入声)、仄起、五絶。 夙に起く森たる元朔。高きに登りて富嶽を望む。吟哦し體操を了ふれば、淑氣吾をして愨ならしむ。 注釈。夙起、早起き、蚤起。元朔、正月一日。吟哦、詩歌を口遊む。愨、真面目、まこと。 過去の俳句を振返ると、本当は一月二日の事だった。それにしても、正月は空気が澄む。車が動かなければ毎日美しい富士が見えるのに。雖有舟輿、無所乗之[老子80章]に憧れる。

zekku0091

  倣小野氏而放言。 迂在遠州詩奡兀。衆雖免費觀之怢。何爲不用普通言。我黨査詞常矻矻。 韻月(入声)、仄起、七絶。 迂遠州に在り詩は奡兀たり。衆免費と雖も之を觀て怢にす。何爲ぞ普通の言を用ゐざる。我が黨は詞を査ぶるに常に矻矻たり。 注釈。奡兀、詩文の格調が世と馴染まない様。免費、無料。怢、蔑視、又、見逃す。矻矻、骨折りを惜しまない様。 小説家の小野不由美氏が「うちの読者はわからない言葉は自分で調べますから」と仰ったのを聞いて戯れに作った。鯫生は手掛かりが無く、理解して貰う努力を放棄しているので申す資格が無いのかも知れない。但し、今の所は精々七律の56文字なので頑張って下さい。 流石に来年の展示は説明をご用意するのでぶたないで。 _/_/_/_/_/ 不明な点は弊網録のリンク集や各種辞書を参照して下さい。

zekku0087

  衆院解散所感、入聲十七韻其一。 欲評無懿績。陟濁忘搜剔。現德茂才功。可褒唯糶糴。 韻錫(入声)、平起、五絶。 評せんと欲するも懿績無し。濁を陟し搜剔を忘る。現德は茂才の功。褒むべきは唯だ糶糴のみ。 注釈。懿績、立派な功績。搜剔、経歴を調べ検める事。茂才、優れた人材、今回は前任者を言う。糶糴、米の価格や供給を安定させる為の政府主導の売買。 勿論前首相に関しては戦後八十年談話を初め政治家にしては理知的な言説も評価してはいるが、目下褒めて然るべきは米価安定政策位だった。それも元の木阿弥だが。解散の当日に内閣府の公用車が事故を起こしたとの報道があった事実は重い。行き当たりばったりの精神論に随う気力はもう誰にも残っていないのだ。

zekku0073

  將肴詩、平聲三十韻其二十一。 雖將忤老耼。不可隱狼貪。正月多嘉膳。宜餐壽司蚶。 韻覃(下平)、平起、五絶。 將に老耼に忤はんとすと雖も、狼貪を隱すべからず。正月は嘉膳多し。宜しく壽司の蚶を餐すべし。 注釈。忤老耼、老子の教えに逆らう、耼は字、福耳だったらしい。狼貪、おおかみのようにかぶりつく。嘉膳、御馳走。壽司、中国でもこれで通じる筈、尚、すしは酸し(酸っぱい)が語源で魚の酢漬けを指した。蚶、魁蛤。 正月なので二日連続で食べ物の話。赤貝こりこり。北寄も馬鹿も帆立も好きです。鱈腹食べたい。

zekku0072

  逆夢、平聲三十韻其二十。 飣餖是硨磲。充塡便便臚。荒唐年始夢。塊獨処恬虚。 韻魚(上平)、仄起、五絶。 飣餖は是れ硨磲。便便たる臚を充塡す。荒唐たり年始の夢。塊獨として恬虚に処り。 注釈。題名、事実と反する夢、本来は悪夢を見た人に対して励ます語。飣餖、餖飣とも、飾り用の食べ物。硨磲、貝の名前。便便、丸々と肥えたさま。臚、肚。荒唐、取り留めのないさま。塊獨、ぽつねんとして目立つさま。恬虚、心が凪いで囚われの無いさま。 実際に船盛や三鞭酒の金字塔を見ると卒倒するので現在の食生活に満足しています。限界迄食費を掛ける所存です。

zekku0060

  苦吟、平聲三十韻其十六。 僭主慙鳧企鶴鵬。人寰妖氣忽橫蒸。何須米券宜尊儉。無告阻飢咸願薨。 韻蒸(下平)、仄起、七絶。 僭主鳧を慙ぢて鶴鵬を企つ。人寰に妖氣忽ち橫蒸す。何ぞ米券を須ゐんや宜しく儉を尊ぶべし。無告飢に阻みて咸く薨を願ふ。 注釈。僭主、簒奪者。慙鳧企鶴、身の程を弁えずに高望みする事、韻の為に鵬を付加した。橫蒸、瀰漫、満ち溢れる。無告、無告の民、窮状を訴える術や伝える相手の無い人々。阻飢、うえに苦しむ。 歴史上中興の祖と崇められた君主の基本方針は常に倹約である。海外だけでなく自国民からも貨幣の価値を疑う声が上がっている。努々忘れるなかれ。 _/_/_/_/_/ カオナシにならない為に金子以外の意思疎通や相互扶助の方法を考えている。 近代の思想家及び作家の全著述集を探すと漢詩文がある。私かな楽しみだ。

zekku0050

  嘆老父、平聲三十韻其十。 已矣禿阿爺。悾悾老面赮。一瞋於孝子。坎坎若呑茶。 韻麻(下平)、仄起、五絶。 やんぬるかな、禿阿爺。悾悾として老に面赮し。一たび孝子に瞋らるれば、坎坎として茶を呑むがごとし。 注釈。悾悾、愚直なさま。老、常に。赮、赤い。瞋、怒る、怒った目で睨みつける。坎坎、不満なさま、不安なさま。呑茶、茶を丸呑みする、一般的な喫茶の意ではない。 身近な人に怒りが向く癖をどうにか直したい。憤らない人間になりたい。だから頼むから静かにして、ほんの少し賢くなって下さい。其の為に数位解毒をお薦めしているのです。朗読や作句は愁いを遠ざけますよ。端末から情報を垂流しておいてお前は世の中を知らないとはどの口が仰るのでしょうか。妻と草取りや園芸を楽しむのも有意義ですよ。 _/_/_/_/_/ 即座に端末のレンズとマイクを塞ぎ、位置情報を切れ。生産国を問わずに都て。

zekku0048

  詠懐、平聲三十韻其九 識欲逼飢寒。不勝行路難。鞭笞身懶鈍。僅夢意平安。 韻寒(上平)、仄起、五絶。 飢寒の逼らんと欲するを識り、行路の難きに勝へず。身の懶鈍を鞭笞して、僅かに意の平安を夢むのみ。 他動詞の夢むの活用が不明。四段とあったり、上二段とあったり。のみは体言又は連体形接続なので訓読が誤っているかも。 T9の説明に薄鈍とある。重々辨知の事だ。精神障害の定義に社会への不適応、適切な運動が出来ない、意志が実体と離れ過ぎているの三条件がある。交流の加速が著しく前二つを克服しようがない。こうして新人類の横暴を耐えるしかなくなったのであるとの正当化を何度も試みてきた。空しい努力だった。

zekku0043

  對Z世代所感、平聲三十韻其六。 懛獃庶子衿。正等與嚚瘖。蘞怠何攸念。披繙必得琛。 韻侵(下平)、平起、五絶。 懛獃たる庶子衿。正に嚚瘖と等し。蘞怠何の念ずる攸ぞ。披繙すれば必ず琛を得ん。 注釈。懛(心偏+臺)獃、タイガイ、志を失うさま、韻は両方灰(上平)。子衿、学生。嚚瘖、おし、口のきけない事。蘞怠、和臭、ゑぐしだるし、Z世代の常套句。念、思う、又、唱える。披繙、書物を開く。琛、珍しい寶。 同世代の語彙の乏しい人々を 蘞怠 レンタイ 族と呼ぶ事に決めた。えぐい、だるい、やばい、えもい、すごい等を発するのみで意思疎通不可能。どうしろと。 嚚しいぞ。 辞書や本をパラパラ捲るだけで心の閊えを言語化してくれるだろうに。富家不用買良田、書中自有千鍾粟(勸學詩、趙恒)。此の引用は野暮か。

risshi0002

  荒村。 夙夜耕三畹。唯能離討飯。蕭條陋宅崩。輪奐官衙建。白虎恤澆漓。蒼狐隳粹愿。喬遷太纍人。鶱翥忘猜怨。 韻願(去声)、仄起、五律。 夙夜三畹を耕すは、唯だ能く討飯を離るるのみ。蕭條たる陋宅崩れ、輪奐たる官衙建つ。白虎は澆漓を恤ひ、蒼狐は粹愿を隳る。喬遷は太だ人を纍はす。鶱翥して猜怨を忘れん。 注釈。畹、面積の単位、十二畝又は三十畝、周代の一畝は約1.82アール即ち約182平米、尚大漢和等には願韻も可能との記載有り。討飯、飯を求める事、又、俗に乞食。輪奐、建物の広大さが計知れない様。白虎、此処では四神の一つに非ず、仁獣と謂われる。蒼狐、此処では狡猾な白髪混じりの狐。粹愿、純正樸實。鶱翥、鳥が高く飛上がる。 頸聯が浮かんだのでそのまま律詩にした。つまり、郷愿の愿で調えた。漢語網を閲覧すると、現代では願と愿が通用するとあり、熟語の選定に時間が掛かった。 一言申すと、お米券やプレミア付き商品券配布って何がしたいんでしょうね。憲法の権利を無みして榷利に赴く。官吏が得をしているかのような書きぶりだが渠等の大半も同情に値する。立派な箱物を造る前に中身や周辺を省みたらいかがでしょうか。風流韻事に耽る鯫生が物しても仕方ないのかもしれないが。 _/_/_/_/_/ 大修館書店の社会人のための漢詩漢文小百科にあった平仄の表を検めると、仄韻詩も孤平厳禁と読めたので、以前の疑問の一つは解決した。後は六絶の平仄だが何処に記載があるのか。もう自分で調べるしかないのか。佩文齋咏物詩選他の資料は網上に纏まっているので詩を味わい乍らぼちぼちお知らせします。歴代六言絶句三百首なる書籍が上海の大学から出ているらしい。いいなあ。 横を縦にする商売の時代以前は真名を仮名に直していたので、別に幕末からの特殊事例ではない。所謂学問は殆どが舶来。芸能、芸術は違う筈だが。 人びとの社会戦争に引用してあった「朝晩は星をいただき、昼は梅干しをいただく生活」が秀逸だった。戦前に身を持崩した豪農の話だが。 [同日追記] integral typology で ENFP について熱く語っていたので是非。恐らく宰相の事だろう。個人的には INTP の至らなさを痛感する記事を何度も読んだが。ファッション分らん。行動指針を Si に徹底してはいる筈。ここら辺は T9 sp の面目躍如か。検討も常にしている心算。

zekku0028

  前途、次韻老圃堂。 離殃決出廬。攘臂欲誅鋤。每直無知世。老携恬淡書。 韻魚(上平)、平起、五絶。 殃に離りて廬を出づるを決す。臂を攘げて誅鋤せんと欲す。直と每も世を知る無ければ、老に恬淡の書を携へん。 注釈。出廬、諸葛亮の三顧の礼に因むようで遠い。攘臂、腕捲りする、此の時だけ攘は陽韻(下平)、老子38章で上礼を強制する際の形容に用いる。誅鋤、悪を滅ぼし尽くす。 每 ● 、 雖 ○ に同じ。老、常に、いつも。恬淡、さっぱりとしてこだわりの無い様、虚無恬淡は老荘学派の基調。 晴耕雨読の七絶に和した。起承で余りにも雄々しくなり過ぎたので、後半は和らげた。自ら筆禍に引掛かった。現実で発言しなかったが故の混迷、否、いけ好かない秩序(或いは人工地獄)に終止符を打つ為に少しだけ申上げ仕ろうと存じます。但し鯫生は老害気質なので、飽く迄多様性を包摂する社会へ向けた一意見として提示出来れば幸いだと考えています。それ以上に市井の話から思索の種を獲る詩聖独特の姿勢で臨みますが。 _/_/_/_/_/ 網上の稍殺伐とした言論空間に表れるこの国の実相の一面から目を逸さない人が増えればと思う。仏蘭西語圏の方が拡散していた論語の「子曰、躬自厚、而薄責於人、則遠怨矣。」は勿論心に留めておく。主張するより黙々と実行した方が速いが、上手く折合をつけたい。 暗中摸索を開陳して周囲が善く生きられるのならば、菲才をお見せします。特定の型の非難ばかりだったが、自己開示は遊離型の課題でもあるので少しずつ変えていく所存です。(余り隠していないが。) 交際は足が出るが参加費以上の価値を生出したい。スパゲティを幾らか巻取り消化して頂けると幸いです。鯫生もオムレツを味わいます。

zekku0009

  令息之點心。 拎袋來由校。豆沙丸麵麭。零錢未盡乎。怜悧於交鈔。 韻效(去声)、仄起、五絶。 袋を拎げて來ること校よりす。豆沙の丸き麵麭。零錢未だ盡きざるか。交鈔に怜悧なり。 注釈。拎、下げる、スーパーの小さなレジ袋等の持ち方、尚、提はより重い物に対しても用いる。校、学校、学び舎。豆沙丸麵麭、小豆餡の丸いパン、あんぱん。零錢、零用銭、小遣い。於、~について、関於に同じ。交鈔、紙幣、元来は金及び元代の手形を指す。 連続電視小説が終わったので麵麭で韻を踏む。子供は命令せずとも、否寧ろしない方が伸び伸びと育って思いがけぬ才能の片鱗を顕すものだ。金勘定が上手い事が誇るべきかどうかは別として確実に生活の苦労が減るだろう。持ち手がびろびろになっていたので予測はしていたが御八つはぺっちゃんこだった。 後から聞くと近所の方に頂いたらしい。ちゃっかりしている。金は総て貯蓄していると宣う。吝い。誰に似たのか。 _/_/_/_/_/ 遂に仄韻詩で孤仄を挟んでしまった。良いのだろうか。あんぱんを頬張りたかったので致し方ない。其処は無関係だが。 漢詩の文字を大きくしました。[0926]