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risshi0007

  頌。 詩泰斗。突纔黔。驅山畷。側笠檐。時引古。不依占。暄和凛。汝地鹽。 韻塩(下平)、仄起、三律。 詩の泰斗。突纔かに黔む。山の畷を驅け、笠檐を側く。時に古を引くも、占ひに依らず。暄和にして凛たり。汝は地の鹽なり。 注釈。泰斗、芸術の大家。突纔黔、家を空ける事が多く殆ど煙突に煤が付かない。山畷、山間の耕作地の道。笠檐、笠のひさし。引古、典故を引用する。不依占、うらないで決めるような適当な事をしない。暄和凛、穏やかでいて引締まっている。地鹽、マタイ5:13、社会の腐敗を防ぐ者の譬え。 三言律詩を作った。聒聒兒漢詩會では平仄を守れば詩の長短は問わないとの方針。理論だけでは物足りないのでお示しした。詳しくは 四言及び三言の律句について(聒聒兒漢詩會) 。 一文字目と三文字目が常に対になっていて音の変化が少ない。孤平を認めても変化を付けた方が良いかも知れない。二文字目は固定した方が良いだろう。反法、粘法の判定は二文字目と三文字目に力点を置くのが妥当か。 _/_/_/_/_/ 詩歌の場の主導者伴走者になる為に作者の意図に寄添いつつ読みを深める提言を間を置かずに発せられるよう訓練する必要がある。詩会や句会或いは普段の鑑賞の際に少しずつ言語化する習慣が近道か。 _/_/_/_/_/ 聒聒兒漢詩會 の準備が整ったのでお気軽にお越し下さい。参加希望の方は詩会のメールアドレスに雅号・筆名を添えてご応募になって下さい。

zekku0139

  絶句。 禮讃老喃喃。同調僭主饞。仇仇捐請願。岌岌定機椷。 韻咸(下平)、仄起、五絶。 老の喃喃たるを禮讃し、僭主の饞たるに同調す。仇仇として請願を捐て、岌岌として機椷を定む。 注釈。仇仇、驕り高ぶる様。岌岌、迅速な様。機椷、機密。 意味不明。自家撞着。 _/_/_/_/_/ 今日は動けなかった。詩の集まりに出席出来なかった。 明日も浜には行かずに朗読しようと思います。

zekku0074

  詠懷、平聲三十韻其二十二。 希文厭仰攀。去鬧纔居閑。脆弱虞無職。喁於桂玉艱。 韻刪(上平)、平起、五絶。 文希にして仰攀を厭ひ、鬧を去りて纔かに閑に居る。脆弱にして職無きを虞れ、桂玉の艱に喁ふ。 注釈。希文、飾り気が殆ど無い、素朴。仰攀、上流階級に取り入ったり婚姻したりする事。鬧、市街の騒がしさ。虞、恐れる、憂える。喁、魚が水面に出て口をぱくぱくする。桂玉(之)艱、食費が高騰する苦しみ。 正月から詠懷は我慢した。刪(上平15)は数が少なく使用頻度の低い文字ばかりで難しい。古来より閑、山、間を多用し特に江戸時代に於いて新鮮味の無い吟が目立つ。杜甫は父の諱を避けて閑を使わなかったので更に苦労しただろう。

zekku0063

  臘月蟄居、平聲三十韻其十八。 寒風鎖北窓。纔耐瑟崢摐。道有逍遙者。閑閑太羨尨。 韻江(上平)、平起、五絶。 寒風に北窓を鎖ざす。纔かに瑟の崢摐たるに耐ゆ。道に逍遙する者有り。閑閑として太だ尨を羨む。 注釈。鎖北窓、北窓塞ぐは初冬の季語だが暖冬の影響で時期を迷う。纔、やっとのことで。崢摐(手+從)、楽器を打ち鳴らす音の形容。逍遙、散歩。閑閑、のんびりと、静かに落ち着いて。尨、もふもふもふもふ。 北窓塞ぐと尨を取合せた句を発表した気がしたが、まだだった。長引く夏は地獄だろうが、喉元過ぎれば熱さを忘れ、冬の快適さを羨む。業が深い。尚、楽器は弾けない。無弦の琴とでもしておいてください。

haiku0145

  饞吻は三分待つて夜食かな サンプンは物欲しそうな口。実際にはもっと深刻な意味だが。旁が間違い探しになっていている。クロヒヒ兔と覚えるとよい。結構いろいろな人がこう唱えるらしい。讒言や纔かと云った字の書き間違いもなくなるだろう。 即席麵の待ち時間はこれ以上短縮できない。人類が一瞬で平らげることが出来たなら幾らでも削れるらしいが。壮んなれば則ち老ゆとある通り、盛んにお湯を吸収させると弾指頃に伸びてしまう。伸びすぎて卵切りが散り散りになってしまう。男子狂乱せん。目も当てられない。 衆目を集める電視宣伝で有名な曰淸食品の定番は、流石に高くなりすぎた感がある。併し乍ら、そう感じない地域もあるらしい。匿名掲示板に死の谷縦断の体験記を綴った方によると、現地で一番安いとのこと。どう考えても日本製の食品がより確りしている。買い叩きだ。蝙蝠に癒された感動譚が吹き飛んでしまった。儘ならない世の中である。 経済は経世済民の略なのに国民の為の経済と云う重言を指摘する声はない。亦空しからずや。免職の憂き目に遭い麵食も満足ならぬ無告の民も多いのに。