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yokudari0137

  膝の皿から火が出る フランスの皿積み重ね イカれちまったぞっきさね 腐乱する私の 実 むざね 如何ともするなく朝寝 目を皿にするの後日談。菓子麵麭を止めてから調子が良い。今回は皿という目的があったので漁ったが、一箇月で精一杯だ。来年も四月に思出して駆込むだろう。 金が足りない時は菓子と飲料と煙草を控え、日用品に支出すると良い。どうせ通貨膨張即ち日本円の価値が目減りするのだから貯金は意味がない。これが現在のインフレ圧だ。安倍政権の経済政策の是非は今更論わないが、倣って更なる物価高騰に誘導するのは誤りである。通貨は安くても気高い国民、丁度波斯のような心構えがこれからは必要になる。

yokudari0136

 [0508遅刻] スカウトすかと 近頃は辞書を引かんし 網上は衆人環視 力籠め朗詠しても 儲けとは隔たる漢詩 以下は極端な主観に依る。 小説に比べて詩は非社会的になりがちらしい。古今東西の小説家は富家が多いのに対し、宮廷詩人以外の歌詠みはアングラ、サブカルの域を出ない。売れっ子が現れても詩壇はどちらかと言うと冷ややかな反応を示す傾向がある。そんななのに花鳥風月以外は駄目で、俗語を排除しようと躍起になっている界隈がある。廃れて当然だ。韻と平仄と文法があっていればそれで近体詩なのだと大様に構えよ。武士は食わねど高楊枝。 自分の周知が下手で全然集まらない。今なら聒聒兒漢詩會初期会員の誉が手に入る。何の足しにもならないが。お待ちしています。

yokudari0135

  フリーランスよ濫するなかれ 昔の英語思い遣り 無何有の郷にてきやり 百足の如き怪文を 剝かでは居られぬ先槍 匿名共同翻訳 kuntradukilo でビフォの別著、呼吸を訳していたら launch の解釈に手間取った。辞書を引くと実に様々な目的語を取る。船を進水する、ロケットを打上げる、矢や槍を放つ、攻撃を開始する、会社を創業する、運動を展開するなどと列挙してある。今回は革命を始める、無生物主語なので革命の嚆矢となるくらいが妥当だった。 言語は短い砕けた身体感覚を伴う単語の方が把握し辛い。学術語よりも遥かに長い歴史を背負っているからだ。隅々まで調べると語誌に lance の動詞とあった。其の時俄かに先生の話が蘇った。一拍語の名詞と動詞の話で、特に矢と射(る)の成立を述べた仮説だった。大和の民は弓矢を狩りや戦に使ったが、ゲルマン人は槍であったろうと思至った。槍を構えよ、突撃せよ、振るえ、投げろ、そんな号令だったのだろう。大陸趣味の王侯貴族がいつの間にか綴りと発音を変えてしまったが、何でも win 勝取る民族が何かを始める時に launch と言うようになったのだろう。目から鱗が落ちた。 _/_/_/_/_/ 電子遊戯のローンチタイトルは筐体や団体、連作の立上げ作品である。宇宙船に引張られて打上げ作品としたのでは早くも酔歩蹣跚である。 自分の読書の好みが老荘的であるのは最早変難い。 _/_/_/_/_/ kuntradukilo 翻訳隊員募集中。 先生が間も無く日本語論を上梓されるそうです。詳細は こちら(達王の国語教室;拙書のご購入のお願い) 。

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  会見を避け嘆かひけむ海硯の網録消えて壊憲進む 憲法記念日詠。憲法を壊す一派との記述は十年以上前の安倍政権を批判した憲法学者の文に見える。その後、極右の論客が五年程前に護憲派は寧ろ壊憲派と呼ぶべきだと流用している。言説の是非はともかく、改憲派を同音で捩ったのだから、護憲派に対しても同音や類音で捩る位の芸は欲しかった。非常用漢字だが候補には忤憲派がある。ユーモア欠乏症だ。 誰が為の説や自由で開かれたインド太平洋ブロック経済 或いは enclosure 囲込み。 通商圏を区切るのは結構とするが、政治の言説は実態に即するように。恐らく自由で開かれたとは支配的な主導者を据えない事だろう。富の極端な偏在を防ぎたい。市場における不平等の是正を目指すと表現するのがまだ理念と実態に近いのではなかろうか。勿論日本も収奪してはならない。 尚、ブロック経済の語は共通の通貨圏での交易を言うが、金融資本主義では通貨でさえ商品である。現代では寧ろ植民地と化した市場から他勢力を排除する性格を強調すべきだ。 経済の自由主義は座礁した。嘗て唱道した者がこれを認め検証しなければ専横の標語に使われ続けるだけに違いない。再審法改正を拒む検事と同じである。

yokudari0134

  青息吐息 煽らん意図は無きものの 片親パンにあののものの 青狩りの共感主義者に 肩落とす理性の獣 若干の字余りで脚韻は文法韻。 クリエイト浜松で詩人は論理の無い戯言を用いて冷笑してばかりとの投稿があり結構考込んだ。アリストテレス論理学への言及もあり、詩には論理とは別の筋が通っているとの主張もあった。文体の生成人工知能らしさへの揶揄や感情的な反応もあった。記号-金融主義への抵抗だとの弁護も諸氏の詩論を提出する向きもあった。最終的に蜂起の本文へ回収される。詩人の皮肉について、裁きではなく癒しなのだとビフォは述べている。鯫生は封印された差別語の幾つかは当事者の溜息も含んでいる事実に思当たった。片親パンを例に出したが、他にガイジも障碍者の自嘲だった。生き辛さの嘆きは往々にして情動的共感を叫んでばかりの輩に蹂躙される。この類を青息狩りの共感主義者と名付けた。鯫生を初め認知的共感即ち相互理解を求める声は根強い。例えば miku氏の私は認知的共感を求めている【発達障害ASD】 である。序でに共感主義者は結束主義と親和性がある。民主制を押しのける習性も掛けて青狩りと申上げた次第です。 詩についてべらべら喋るのは野暮だが零したくなった。 _/_/_/_/_/ 他人を理解する試みは自分が味わえない人生を追体験できる貴重な機会だと思う。 [0503追記] 原文を見付けたので貼る。The madman is not the man who has lost his reason. The madman is the man who has lost everything except his reason. 感情で動くのは人間だけである。少なくとも思考の自動化、省力化を感情と錯覚しているのは人間だけである。 _/_/_/_/_/ 数日手が回らなかったが順次埋めます。

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 二周年自選集(時系列順) 2025年 5月 歯車は花形螺子にさへ成れぬ夜勤漸く終りて思ふ tanka0041 修司忌や書も街並も画面越し haiku0271 贖罪の小説をこそ青葉雨 haiku0273 サーバ部屋麦克風より麦の風 haiku0277 灘文字を贈る黄髪母の日よ haiku0278 冷戦の狭間に於ける亜流じゃん劣等感に苛まれをり tanka0042 いやマジさ 麦酒 ビヤ は微痾だに癒すまじ senryu0056 乱れ鳥てんてこ舞の古古古米 senryu0057 6月 着包みをカスタムしける関税局 senryu0058 鮐背のネット・テレビを奪いたい senryu0059 追尾走出来ぬ山路の月見草 haiku0300 商人が十人寄れば転売屋 senryu0060 キャンパーのダンバー数は三足らず haiku0305 掲示場愛犬ずらりてふ惹句 senryu0061 スパゲティスパスパ啜り昼寝かな haiku0307 長寿より異世界転生請ひ茅の輪 haiku0312 7月 夏の虫詩篇の染みとなりにけり haiku0313 立て板に水は侘傺の谷を見ず senryu0063 七夕や緯書の刻限二日前 haiku0318 至多の飢えも上下も金もない所ニライカナイがどこかにないかな tanka0051 冷房の効かぬ歌論に招かれぬ haiku0319 釣銭の無くんば額面価値は無し senryu0064 我が国はパソコンの無き駄サイクル senryu0065 アロハシャツ今日もふんわりゼノフォビア haiku0325 魔王軍新人紹介「晩輩はバンパイアです」惨敗汗背 tanka0053 十五拍動詞解せり谷崎忌 haiku0334 8月 来し方の己心と語る木下闇 haiku0336 ネトゲより寝とけ穢土是は金と下衆 senryu0068 白壁の逃ぐる光や秋の色 haiku0346 札抜きの 悪 ワル あり 溝 どぶ の揚ポテト senryu0069 学友の捲る頁に後れまじ haiku0349 残暑光宿る白栲浜松の鴨江の館にはたはたとあり tanka0056 吾輩は恒に 穴開靴下 Anarchist King senryu0070 系統外寄生生物鶏頭花 haiku0351 濡れ手もて嘉禾大笑の米相場 senryu0071 返歌 門構しか判らない舊字體關聯するのはなん...

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 [0508遅刻] 乳臭兒。 酸乳雖多利。經期催下痢。詩文流暢誗。内實非怜悧。 韻寘(去声)、仄起、五絶。 酸乳利多しと雖も、期を經れば下痢を催す。詩文流暢にして誗なるも、内實は怜悧に非ず。 注釈、酸乳、ヨーグルト。經期、期限を過ぎる、語法が怪しい。誗、テン、言葉の洗練されているさま。 期限が一週間以上前のヨーグルトを食べたら腹を下した。記載の三日後迄に消費しなければならない。本当にそれだけ。独学ではあるものの、漢詩の先生方に怒られそう。

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[0503遅刻投稿] 三年目最初の投稿が月末恒例となってしまいつつある句会の弁明です。 遠霞遠人愛の 遠 をち 零れ 遠人愛は鄰人愛に代表される基督教精神の堕落をニーチェが批判した概念。自分への見返りがなくとも時空を隔てる人の為に動くのがより崇高だとの意味。落零れに関しては浮きこぼれなる語を聞いた覚えがあるが、何となく気取っていて好かない。其れよりかは遠くへ零れてしまうと謙った方が自然で肩肘張らない表現のような気がする。対義語ではなく同じ音である事も重要。 寒食に庭一杯の花の香を 鯫生は十日程度ならば煮炊きせずに暮らす準備がある。精神病の調子で店に行けない時の為である。最近は余りないが念入りに。 刺されても吸はれても咲け月桂樹 どこかにカイガラムシに寄生された月桂樹の絶句があったと思うのでそれをご覧になって下さい。

zekku0160

  遠慮、去聲三十韻其十三。 飧饔多膾炙。零食嘗甘蔗。解渇直防飢。皆抄於烈夏。 韻禡(去声)、平起、五絶。 飧饔に膾炙多し。零食に甘蔗を嘗む。渇きを解きて直ちに飢ゑを防げ。皆な烈夏に抄められん。 注釈。飧饔、夕食と朝食、食事。膾炙、なますとあぶり肉。零食、間食、又、食事を零す。甘蔗、さとうきび。解渇、渇きをいやす、喉を潤す。抄、奪う、強権を発動して家探しするような感じ。 全て人類が招いた事。金融資本主義は恐らく地球を捨てて宇宙に旅立つだろう。ウイルスの挙動である。太陽系を抜けても1+=============……と永遠に入力し続けるのだろう。

yokudari0133

  深層学習 コンピュータには力碁と 今は昔の格言よ 忌まわしいのはモーラごと 混入させるお空ごと 接近戦や死活に弱いとの評価だったが、魔王を粉砕して最早勝てないと悟らせてしまった。 蜂起読書会で脱領土化(deterritorialization)が長いのでお空ごと(celestiality)なる語を提案してみた。 セレッシャル [0429訂正]セレスチャルには天上の、至高のとの意味があるが、地に足のついていない最新の物事全てへの批判を籠めた。生成人工知能が典型。天恵との勘違いには呆れるばかりである。あれは知恵の窃盗犯でさえない。剽窃も満足に出来ない氷雪の空に棲む痴能よ。 母体や身近な人々から離れた言語習得を見直す必要がある。具体を指示語を使わずに描写する訓練には俳句などが適切である。作文と観察と思考の能力を高めればポチョムキン理解には自ずと負けないだろう。