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出展予定

  のぶすま書院二周年展 8月下旬、袋井市役所2階袋井市民ギャラリー 詳細は こちら(別館) 。 詩丼改 9月27日(日)、はままちプラス(遠州鉄道新浜松駅隣接) 詳細は こちら(主催者の頁) 。 **この画像の複製、印刷はご自由にどうぞ。

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  敗戰忌詠懷。 已矣巨酋儕。乾杯忘枕骸。襃猴令上樹。身重玉條歪。 韻佳(上平)、仄起、五絶。 已んぬるかな巨酋の儕、杯を乾して枕骸を忘る。猴を襃めて樹に上らしむるも、身重ければ玉條歪む。 注釈。巨酋、立派な体軀の蛮族の長、誰とは言わない。乾杯、酒を飲干す。枕骸、折重なった遺骸。転句、猿も煽てりゃ木に登る。玉條、美しい枝、又、尊重すべき法律。 侯じゃなくて虎と熊と大猩猩と女狐でしたね。誰とは言いませんが。

zekku0213

 [0815遅刻投稿] 漿酒藿肉。 全家赬尾魴。戸主若寒螿。卑父醺緹盎。尊於君帝王。 韻陽(下平)、平起、五絶。 全家は赬尾の魴。戸主寒螿の若し。父をして醺せしむる緹盎は、君たる帝王よりも尊し。 注釈。漿酒藿肉、酒を清涼飲料と肉を豆の葉と見做す、豪奢な酒食。赬尾魴、魴魚赬尾、おしきうおの白い尾が赤くなる、疲労困憊の譬え。寒螿、つくつくぼうし。緹盎、酒の事。君帝王、立派な帝王、お飾りではなく確りと君臨している者を指す。 抗酒薬詩篇。 xun1ti2ang4/ jun1di4wang2 と三文字の字母が共通する後半の二句を言いたいが為に先では酒を我慢した。以前も尊卑の対照を用いたが何度見ても飽きない。 _/_/_/_/_/ おしきうおはトガリヒラウオが正式名称だが、網上で魴を検索すると先に的鯛が出る。三角魴が其れらしいが詳細不明なので勝手に授精産卵後の鮭を想像している。尚、魴鮄も竹麦魚も日本の用法で大陸及び島嶼では小銀緑鰭魚と書く。 酒、其の商人と酔客は嫌いだが、作ったり詠んだりする者は面白い。酒の異名だけで一冊の本になる現状は最早文化と呼ぶしかないのである。 [同日追記]wikipediaのダントウボウ(武昌魚)を参照するとどうも日本にも流入したようである。普段は白い美しい鰭である。

zekku0209

  盂蘭盆會。 日暮隱松焚。靈壇藺薦芬。不承臨戰奮。可憫世間棼。 韻文(上平)、仄起、五絶。 日暮れて隱かに松焚く。靈壇の藺薦芬し。戰に臨みて奮ふを承けず。世間の棼るるを憫むべし。 注釈。松焚、家では迎え火に松を焚く、煤が良く出る。靈壇、仏壇。藺薦、イグサの敷物。不承、本当は肯ぜずとしたかったが平仄の問題で替えた。棼、紛とも、乱れる。 承転の飛躍が大きいが音声的に寄添っている。現代音で下三音を示すと、第二句がlin4jian4fen1 で第三句が lin2zhan4fen4 となる。 精霊棚の敷物の香りに触発された。簡約で重々しい日本の詩心を漢訳出来て満足だ。 _/_/_/_/_/ やく、やけると言う他動詞と自動詞の対応があるのだから、たく、たけるとあっても不思議ではない。ここで勝手に下二段の自動詞焚けるを決めてしまおうか。

zekku0210

 [0813遅刻投稿] 電磁爐掃除。 除煳以重曹。拂拭壁脂肪。每竟庖厨潔。霑如着獸裝。 韻陽(下平)、平起、五絶。 煳を除くに重曹を以つてす。壁の脂肪を拂拭す。竟に庖厨潔しと每も、霑ふこと獸裝を着るが如し。 注釈。電磁爐、IH調理器。煳、焦げ。 重 ● 曹、炭酸水素鈉の俗称。庖厨、くりや、厨房は冒韻の為不可。霑、発汗して濡れる、汗の平仄交替字。獸裝、ケモノの縫包み。 焦げの字は難しい方を使う必要は無かったが、焼け跡の糊のような物と肯綮に中る形声だったので感心して並べた。 最近焦付きで熱伝導が悪く鍋の湯を沸かすのに二十分以上掛かっていたので清掃を決行した。母と分担して新品のようになった。二度と磨きたくないので煮炊きを終えたら布巾で綺麗にしておく事にする。

zekku0215

 [0815遅刻投稿] 療養所。 出市入山河。珍奇草本多。天晴風快冷。嵐使我投痾。 韻歌(下平)、仄起、五絶。 市を出でて山河に入る。珍奇なる草本多し。天晴れ風快く冷し。嵐我をして痾を投ぜしむ。 山の日記念。 四文字目を右から横に読むと山本快投となる。もう少し勝たせてやってください。

zekku0208

 [0810遅刻投稿] 至砂丘途中。 立秋將夕下河漘。飲水三杯發汗新。激浪炎風何日止。詩腸褶曲熱無垠。 韻真(上平)、平起、七絶。 立秋將に夕ならんとして河漘を下る。水三杯を飲みて發汗新たなり。激浪炎風何れの日にか止まん。詩腸褶曲し熱すること垠り無し。 注釈。河漘、川の畔。褶曲、地層が圧力を受けてぐにゃりと曲がる事。 立秋には素直に涼新たと詠みたいのだが、近年の気候は許さない。土用波は不変だが熱風は先祖からの詩心を圧折る。滅びる季節に対して挽歌を捧げなければ文学の存在意義が無い。

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 [0815遅刻投稿] 戦争責任 芸台に溜めた詩歌の 文体盗られた好い鴨 軍隊へ責付く女の 粉黛の厳厳しきかも 最近社交網の投稿者で難しい言葉を使うのに接続詞を省き相手との対話に応じない垢があるらしい。鯫生の文体が流用されているのだろう。由々しき事態である。機械除けを弊網録に設けるべきだろうか。 殆どが戦争を望んでいないのに、大規模言語模範に行かれた入力が数行割込むだけで言語道断の出力を吐く。此の機械と煽動者を野放しにするのは危ない。結束主義に対しては雰囲気しか寄与出来ない文学者だからこそ心得なければならない。

yokudari0168

  愚父の携帯:悪推す エモパーなる突然喋り 絵文字もて画面を埋めて エモンス石照るる機械を 得物押っ取り叩き割りたし 頭韻のみ長歌風。エモンス石はテルルを含む鉱物なので枕詞にした。尚、文語に下二段動詞の照るの用法は無い。勝手に逆成した。 以前停止した筈なのに復活していた。消すように依頼するも拒まれる。頭痛の種が増えた。 _/_/_/_/_/ エモパーは絵文字を画面一杯に表示しないが、あの媚びる自動音声なら早晩実装するのではなかろうか。Olds (報知)を垂流すのも放置しかねる所以である。 機械に贅疣を付けて出荷するのは止めましょう。

zekku0212

 [0814遅刻投稿] 月並。 無飢季語殫。年少蔑俳壇。老婦平凡句。恣情非可刊。 韻寒(上平)、平起、五絶。 飢ゑ無くして季語殫く。年少俳壇を蔑す。老婦の平凡句、情を恣にして刊すべきに非ず。 注釈。起句、室井光広氏の『漆の歴史』中「不測の事態―詩歌保険加入案内」の一節を拝借。 忠実忠実しく句を書留めて既存の体制に疑問を持たず刊行してくれる鳧鴨がマダムなのだ。憤られる前に文法と季語を含めた語の学習をすべきである。文化を腐らせるのは常に女女しさである。何事にも動じぬ貫禄が必要だ。 とは言え句集を出すだけましである。読むに堪えない入門書や随筆を百冊以上出している方は直ちに反省して絶滅季語辞典や季語手帖の続き等意味のある本をご執筆になって下さい。 _/_/_/_/_/ また面白い作家を知った。嬉しい。

zekku0211

 [0813遅刻投稿] 傚寒山詩。 難逃涔旱蝗。不要玉盈堂。齷齪蒸黎貯。欣欣育夥秧。 韻陽(下平)、平起、五絶。 涔旱と蝗とより逃れ難し。玉の堂に盈つるを要いず。齷齪として蒸黎貯へ、欣欣として夥しき秧を育む。 注釈。題名、「土牛耕石田、未有得稲(即ち道)日」の一節に倣って掛詞を駆使した。涔旱蝗、大雨と日照りと虫害。玉盈堂、金玉満堂。齷齪、こせこせする様、心の狭い様、又、不潔な様。欣欣、喜ぶ様、得意な様。夥秧、多くの苗、禍殃と同音。 手広く商っても制御出来るならば問題は無いのだが、往々にして自分の職能を見誤るものである。鯫生は神経質なので勝ち組の筆頭である総合商社には勤められないし経営も無理だ。但し、他人や機械にやって貰った事を自分の手柄とはしないし搾取もしない。