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zekku0145

  詠懷、去聲三十韻其十一。 抑損談豐沛。睽離編薈蕞。願避衆禽鳹。只夢鳳鸞翽。 韻泰(去声)、仄起、五絶。 談の豐沛たるを抑損す。睽離して薈蕞を編む。衆禽の鳹むを避くるを願ふ。只鳳鸞の翽ぶを夢みるのみ。 注釈。豐沛、話題が溢れ止めどなくしゃべる。睽離、離れる。薈蕞、雑多な事の寄集め。 鳹 ○ 、 啄 ● む、鳥が嘴で突いて喰らう。翽、飛ぶ。 有名になるのは損が大きいからお断り申し上げます。読者を意識して書いている文でもないので市場分析は致しません。可読性には権力による上書きという脆弱性があるのでご採用し兼ねます。以上。 _/_/_/_/_/ わかりやすさの標榜に傲慢さを嗅付けてしまう。お得意の生成人工知能に任せては。 コミュニケーションコストを下げて迄為す事は高が知れる。伝統が潰えるならばそれで一向に構わないのである。告朔の餼羊は直ちに廃止すべきである。後世の者が文献を漁るなり自分で考えるなりすればよい。苦労しようが無関係だ。

zekku0108

  現代之皮肉、入聲十七韻其十二。 榖滿豚鷄腯。隆隆筋鐵骨。翺遊刻玉容。輭弱於髡刖。 韻月(入声)、仄起、五絶。 榖滿ちて豚鷄腯ゆ。隆隆たる筋と鐵の骨。翺遊して玉容を刻す。髡刖よりも輭弱なり。 注釈。腯、豚や鷄が肥え太る、肥は主に牛馬に対して言う。翺遊、忙しく飛回る。髡刖、髪切りや足切りの刑罰を受けた人、荘子には足の無い人が登場する。 時間が無い。其れが諸悪の根源。通販の利用を減らしたり、残土を再利用したり、議員や役員の定数を減らしたり、虚礼を省いたり、食事を見直したり、生活にけじめをつけたり、数位解毒したり。害を与える仕事で永らえるならば何もしない方がましである。子育ては血族に限らず周囲で協力すれば良い。資格や制度に頼る度に暮らしは痩細る。

zekku0055

  滅亡之幻想、平聲三十韻目其十三。 逮宵雲黮䨴。鸑鷟獨毰毸。鶱翥過溟海。復將齎燼煨。 韻灰(上平)、平起、五絶。 宵に逮びて雲黮䨴たり。鸑鷟獨り毰毸たり。鶱翥して溟海を過ぎ、復た將に燼煨を齎さんとす。 注釈。黮䨴(雨+對)、タンタイ、雲の黒い様。鸑鷟、鳳凰の一種、紫色らしい。毰(毛+咅)毸(毛+思)、ハイサイ、双声語、鳥が羽を広げる様、羽搏く様。鶱翥、高く飛上がる、高く飛ぶ。溟海、黒々とした大海原。燼煨、燃尽きて灰となる、又、燃焼の残余物。 畳語を韻に用いるのは許容する競技会は多いが、双声語に寛大な大会は存在しないから、提出する時は注意されよ。尚、同じ熟語を王安石が律詩で第二句末に置いている;晴天鏡裏雪毰毸[集禧觀池上詠野鵝]。大漢和の解釈だと、雪のきらきら舞う様とあるが誤りか。青空の下、鏡の如き水面の上に、雪の羽根を羽搏かせていると詠っているのだろう。 句末は韻以外も近い発音で揃えた。読ませる気は無いし、特別な意味も無い。 _/_/_/_/_/ 本物の詩人には霊感が備わっているのだろう。眼光紙背に徹っていらっしゃるので畏れ多い。

zekku0053

  上都又桃源郷、光照派遊戯札。 静謐鳳凰翲。芬盈飲膳饒。行人毋忘却。現實欲零凋。 韻蕭(下平)、仄起、五絶。 静謐にして鳳凰翲び、芬盈ちて飲膳饒し。行人忘却する毋れ。現實零凋せんと欲す。 注釈。静謐、静か。翲、高く飛ぶ。零凋、しぼみ落ちる、普通は草花が秋に枯れる事を言う。 誘惑に負けそうになる。何故地球上にケモノがいないのだ。

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  荒村。 夙夜耕三畹。唯能離討飯。蕭條陋宅崩。輪奐官衙建。白虎恤澆漓。蒼狐隳粹愿。喬遷太纍人。鶱翥忘猜怨。 韻願(去声)、仄起、五律。 夙夜三畹を耕すは、唯だ能く討飯を離るるのみ。蕭條たる陋宅崩れ、輪奐たる官衙建つ。白虎は澆漓を恤ひ、蒼狐は粹愿を隳る。喬遷は太だ人を纍はす。鶱翥して猜怨を忘れん。 注釈。畹、面積の単位、十二畝又は三十畝、周代の一畝は約1.82アール即ち約182平米、尚大漢和等には願韻も可能との記載有り。討飯、飯を求める事、又、俗に乞食。輪奐、建物の広大さが計知れない様。白虎、此処では四神の一つに非ず、仁獣と謂われる。蒼狐、此処では狡猾な白髪混じりの狐。粹愿、純正樸實。鶱翥、鳥が高く飛上がる。 頸聯が浮かんだのでそのまま律詩にした。つまり、郷愿の愿で調えた。漢語網を閲覧すると、現代では願と愿が通用するとあり、熟語の選定に時間が掛かった。 一言申すと、お米券やプレミア付き商品券配布って何がしたいんでしょうね。憲法の権利を無みして榷利に赴く。官吏が得をしているかのような書きぶりだが渠等の大半も同情に値する。立派な箱物を造る前に中身や周辺を省みたらいかがでしょうか。風流韻事に耽る鯫生が物しても仕方ないのかもしれないが。 _/_/_/_/_/ 大修館書店の社会人のための漢詩漢文小百科にあった平仄の表を検めると、仄韻詩も孤平厳禁と読めたので、以前の疑問の一つは解決した。後は六絶の平仄だが何処に記載があるのか。もう自分で調べるしかないのか。佩文齋咏物詩選他の資料は網上に纏まっているので詩を味わい乍らぼちぼちお知らせします。歴代六言絶句三百首なる書籍が上海の大学から出ているらしい。いいなあ。 横を縦にする商売の時代以前は真名を仮名に直していたので、別に幕末からの特殊事例ではない。所謂学問は殆どが舶来。芸能、芸術は違う筈だが。 人びとの社会戦争に引用してあった「朝晩は星をいただき、昼は梅干しをいただく生活」が秀逸だった。戦前に身を持崩した豪農の話だが。 [同日追記] integral typology で ENFP について熱く語っていたので是非。恐らく宰相の事だろう。個人的には INTP の至らなさを痛感する記事を何度も読んだが。ファッション分らん。行動指針を Si に徹底してはいる筈。ここら辺は T9 sp の面目躍如か。検討も常にしている心算。

haiku0014

  蒼穹へ翛然(いうぜん)と飛行機の夏 翛然は(1)鳥の速く飛ぶさま。しゅくぜんとも。(2)物事にとらわれず、自由自在なさま。せうぜんとも。 この句は『Into the Blue』という四十年ほど前のCGアニメを見て浮かんだ。黎明期に物語性のあるアニメを作ったのは私たちが初めてですと誇らしげに語っていたのをニュースで見た。 今のCGは不気味の谷を越えられないでいる。CG以外と混ぜるとどうしても浮いてしまう。 個人的には、昨今の画の綺麗さは過剰だと思う。ゲームでもアニメでも本質を見失っているような気がする。感覚優位から今一度直観優位に立ち返るのもありかと思う。覧古考新、ご一覧あれ。