haiku0014

 

蒼穹へ翛然(いうぜん)と飛行機の夏


翛然は(1)鳥の速く飛ぶさま。しゅくぜんとも。(2)物事にとらわれず、自由自在なさま。せうぜんとも。

この句は『Into the Blue』という四十年ほど前のCGアニメを見て浮かんだ。黎明期に物語性のあるアニメを作ったのは私たちが初めてですと誇らしげに語っていたのをニュースで見た。

今のCGは不気味の谷を越えられないでいる。CG以外と混ぜるとどうしても浮いてしまう。

個人的には、昨今の画の綺麗さは過剰だと思う。ゲームでもアニメでも本質を見失っているような気がする。感覚優位から今一度直観優位に立ち返るのもありかと思う。覧古考新、ご一覧あれ。

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