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zekku0148

  喞喞、詩會開催之辭。 叢中聒聒兒。寤寐動孜孜。不久風霜至。於吾敎汝詩。 韻支(上平)、平起、五絶。 叢中の聒聒兒。寤寐に動くこと孜孜たり。久しからずして風霜至らん。吾に汝の詩を敎へよ。 注釈。聒聒兒、くつわむし。寤寐、寝ても覚めても。孜孜、熱心に勤める様。 お気軽な漢詩の会が無いので自分で運営する事にした。 聒聒兒漢詩會 と申します。そこらの叢で詠っているので暫しいらっしゃって下さい。 午後の投稿なので万愚節とは無関係です。念の為。

zekku0115

  初春亂氣、入聲十七韻其十四。 薄暑鶯嘐嘎。余寒花木茁。天淵苦熱狂。眇小蒙搜刮。 韻黠(入声)、仄起、五絶。 薄暑鶯嘐嘎たり。余寒花木茁たり。天淵苦だ熱狂す。眇小搜刮を蒙る。 注釈。薄暑、本来は初夏の季語、昨日は二十度前後を各地で記録した。嘐嘎、鳥の囀る様。茁、植物の芽吹く様。天 淵 ○ 、天 地 ● 。苦熱狂、熱に苦しみて狂ふでも良い。眇小、矮軀。搜刮、役人の厳しい取立て。 AIとは拡大自殺手段である。断食月第二号の七絶を併せて読んで頂きたい。古代の無能な王侯や酷刑を楽しむ輩と変わらないと申している。 AIに創造性はない。有益な情報は何処かの誰かが発した物事の横流しに過ぎない。当然弊網録も剽窃し剽窃されている。 _/_/_/_/_/ せめてG社経営陣は拙文の解読班に良い給料を払ってやって欲しい。持続可能な社会に向けた取組の第一条である貧困の撲滅を皆無視している。資本主義が出来る事は適切な富の再分配しか無いのだが。

zekku0072

  逆夢、平聲三十韻其二十。 飣餖是硨磲。充塡便便臚。荒唐年始夢。塊獨処恬虚。 韻魚(上平)、仄起、五絶。 飣餖は是れ硨磲。便便たる臚を充塡す。荒唐たり年始の夢。塊獨として恬虚に処り。 注釈。題名、事実と反する夢、本来は悪夢を見た人に対して励ます語。飣餖、餖飣とも、飾り用の食べ物。硨磲、貝の名前。便便、丸々と肥えたさま。臚、肚。荒唐、取り留めのないさま。塊獨、ぽつねんとして目立つさま。恬虚、心が凪いで囚われの無いさま。 実際に船盛や三鞭酒の金字塔を見ると卒倒するので現在の食生活に満足しています。限界迄食費を掛ける所存です。

zekku0028

  前途、次韻老圃堂。 離殃決出廬。攘臂欲誅鋤。每直無知世。老携恬淡書。 韻魚(上平)、平起、五絶。 殃に離りて廬を出づるを決す。臂を攘げて誅鋤せんと欲す。直と每も世を知る無ければ、老に恬淡の書を携へん。 注釈。出廬、諸葛亮の三顧の礼に因むようで遠い。攘臂、腕捲りする、此の時だけ攘は陽韻(下平)、老子38章で上礼を強制する際の形容に用いる。誅鋤、悪を滅ぼし尽くす。 每 ● 、 雖 ○ に同じ。老、常に、いつも。恬淡、さっぱりとしてこだわりの無い様、虚無恬淡は老荘学派の基調。 晴耕雨読の七絶に和した。起承で余りにも雄々しくなり過ぎたので、後半は和らげた。自ら筆禍に引掛かった。現実で発言しなかったが故の混迷、否、いけ好かない秩序(或いは人工地獄)に終止符を打つ為に少しだけ申上げ仕ろうと存じます。但し鯫生は老害気質なので、飽く迄多様性を包摂する社会へ向けた一意見として提示出来れば幸いだと考えています。それ以上に市井の話から思索の種を獲る詩聖独特の姿勢で臨みますが。 _/_/_/_/_/ 網上の稍殺伐とした言論空間に表れるこの国の実相の一面から目を逸さない人が増えればと思う。仏蘭西語圏の方が拡散していた論語の「子曰、躬自厚、而薄責於人、則遠怨矣。」は勿論心に留めておく。主張するより黙々と実行した方が速いが、上手く折合をつけたい。 暗中摸索を開陳して周囲が善く生きられるのならば、菲才をお見せします。特定の型の非難ばかりだったが、自己開示は遊離型の課題でもあるので少しずつ変えていく所存です。(余り隠していないが。) 交際は足が出るが参加費以上の価値を生出したい。スパゲティを幾らか巻取り消化して頂けると幸いです。鯫生もオムレツを味わいます。

haiku0102

  鼾雷に拍手喝采聒聒児 字面がこの上なく豪快に囂豗である。実際は乙夜から広漢和を繙いて深更に至った時の様子を素描した。混沌の曲 が止み、がちゃがちゃが囃し立てる。当然鈴虫に陶然とする夜もあるが、今回は轡虫の低音が耳に留まった。先ず同居人の睡眠時無呼吸症候群を心配すべきだが。 近年の八月は残暑ではない。真夏日が途絶える季節がいつになるのか見通しが立たない。陰暦七月の異名、流火に熱の印象が雑ざるのは列島が度を失っている証拠だろう。夜着を退けるより余儀無い。初秋の俳句が夜霧籠って眼前にも脳裏にも、また胸中にも全く過らないので、幾弱り果てているこの頃。もう一度歳時記を読み込もうか。

haiku0033

  瓶詰にさる花喰ひし蛞蝓(なめくじり) 蛞蝓の食害を防ぐために、夜懐中電灯を持って一匹ずつ捕まえる。瓶詰にされたそれは特級呪物以外の何物でもない。なぜこんなにも沸くのか。どこに隠れているのか。