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zekku0202

 [0731遅刻投稿] 詠懷。 洞見無癥結。將來望未決。欲休攘臂扔。燮燮繙鴻烈。 韻屑(入声)、仄起、五絶。 洞見すれども癥結無し。將來の望み未だ決せず。臂を攘げ扔くを休めんと欲す。燮燮と鴻烈を繙く。 注釈。癥結、腹中のしこりやできもの。攘臂扔、腕捲りして引く、老子に上禮...則攘臂而扔之とある。燮燮、次第に。鴻烈、列子の別名。 第2.5回聒聒兒漢詩會に提出。 他人への批判は先ず自分を直撃する。其れを実行出来ているかどうかを判断して世の中に問うべきかを決める。最近は難ずる事が多く olds(報道) に支配されている。丁度岩波文庫の列子が増刷されたので腰を据えて読んでみようと思う。道家思想を修める上で老荘列淮は必須だろう。 _/_/_/_/_/ 熱波で動けなかったが市役所での展示と詩丼改が近いので作業を追込む。詩債も返済しなければならない。土用が明けてから動くのでは間に合わないだろうから。

zekku0194

  夜存車処。 籠裏有灰蟬。人訄靜痙攣。轟之飛向燭。不克止回旋。 韻先(下平)、仄起、五絶。 籠裏に灰蟬有り。人訄れば靜かに痙攣す。之を轟へば燭に飛ぶ。回旋を止むる克はず。 注釈。題名、夜の駐輪場。訄、逼る、脅迫する。轟、払う。燭、本当は電灯だが平仄の為である。 駅の自転車置場に帰ると灰色の都会の蟬が隠れていた。逃げるように促しても飛ばない。払うと漸く離れるが、今度は電灯にぶつかるばかり。暗がりの方が却って安全であると気付きようが無いのが哀れだった。未だに引攣っているのだろうか。

zekku0170

 [0524遅刻投稿] 諫臣匍匐、諍臣殺人。 君休恨佞呻。草莽有忠臣。日本誠民政。無名責搢紳。 韻真(上平)、平起、五絶。 君佞を恨みて呻くを休めよ。草莽に忠臣有り。日本は誠に民政。無名搢紳を責む。 注釈。草莽、叢、田舎、草莽の臣とは名利を求めず士官しない人。搢紳、笏を大帯に挿挟む、又、其の人即ち高官、搢紳の士を略して紳士と言う。 日本国との命名は民主主義、人民、大等とごたごた述べない所に俳句的な美しさがある。 クリエイト浜松でデモクラシを民衆の暴力と表現した人が居た。衆口鑠金と古代中国が記録した事とも一致する。公共性の名の下に裁く資格が裁判官なのだが、文を読めない人や忖度ばかりの人が残りがちである。論理を置去りにして人民裁判と化してしまうのも致し方ないのかも知れない。 _/_/_/_/_/ 多分弊網録は金盾に弾かれていると思うが、生成人工知能の学習を通して浸透してしまう可能性はある。抗議は勝手に収集している米国企業にお願いします。鯫生は言論以外の破壊行為はしないが日本国を含め政府、権力一般を信用していない。国際間の協調が重要との報道が盛んだが、富裕層の結束でしかない。このような世界から見ての躺平との謂いは呼牛呼馬であるが、それでも身近な社会貢献をしている心算である。駄目ならば就職せずに修飾辺幅し仕官せずに只管打座だ。

zekku0159

  讀第九條有所感。 飛機惨殺朋。粉碎斗渠塍。兵痞炮包拯。公須以法懲。 韻蒸(下平)、平起、五絶。 飛機朋を惨殺し、斗渠と塍とを粉碎す。兵痞は包拯を炮る。公須らく法を以って懲らすべし。 注釈。飛機、飛行機、ドローンも含む。斗渠、細い用水路。塍、畦。兵痞、軍部の弊習に染まった古参兵、又、若者を攫って軍に売るならず者。包拯、北宋の政治家、公平な裁定で知られる。 文治体制はあっさりと崩壊してしまった。結局大本営発表と変わらない機械的な金融関係者の空理空論に痺れを切らした怒れる力に蹂躙される運命だろう。自業自得で特に悲しみは無い。但し、戦争で最終的に得をするのは金持ちである。電気信号で生かす余力は無いのに。 [0423遅刻公開]

zekku0154

  嘻哈輪。 埒破競贏輸。多言聳厥軀。君知神髄否。辣賦拉姦夫。 韻虞(上平)、仄起、五絶。 埒破贏輸を競ふ。言多くして厥の軀を聳かす。君神髄を知るや否や。辣賦は姦夫を拉ぐ。 注釈。埒破、饒舌(説唱)の徒の音訳、和臭。贏輸、勝ち負け。辣賦と拉夫、饒舌の音訳。姦夫、悪者。 実は漢音でラツと読む曷韻の字は辣だけ。拉はラフで合韻、埒はレツで屑韻。他に剌、喇等と同音符はラツと読む曷韻の字。溂は和字だが剌と同じで良いだろう。尚、大陸で通用する音訳は拉普。普通を拉ぐとは痛快だ。但し、平仄が合わない為使えなかった。 若くして社会から離れた場に立つ経験は得難い。安直に悪に陥らず見識を広め様々な表現を摸索する。期待が重いだろうか。必ず出来ると信じている。

zekku0131

  濱松。 褐色口琴樓。莊嚴擡夜幬。市民吟絶句。財閥集如鳩。 韻尤(下平)、仄起、五絶。 褐色の口琴樓、莊嚴として夜の幬を擡ぐ。市民絶句を吟ず。財閥集ふこと鳩の如し。 注釈。口琴樓、ハーモニカの塔、アクトタワー。如鳩、鳩首凝議は日本の成語。 或る方がクリエイト浜松で七絶を吟じられたので趣を変えて詠んだ。駅前高層建築を買収したらしい新会社やらかしまいかの頁は有識者によると網絡蹲踞 (cybersquatting) ではないかとの事。罠を踏抜いた鯫生の決意は何だったのか。

zekku0107

  漢漢學學。 網上頗啾喧。凡愚衍謬論。名儒釐此去。實使我攀轅。 韻元(上平)、仄起、五絶。 網上頗る啾喧たり。凡愚謬論を衍ず。名儒此を釐めて去る。實に我をして轅に攀ぢしむ。 注釈。啾喧、子供の声が喧しい様。衍、広める、拡散する。釐、(記述を)改め正す、釐正、釐改。攀轅、攀轅臥轍(伏轍とも)、立派な官吏の離任を民が惜しんで引留めた故事、処置無しと会話を打切り去ってしまった学者を惜しむ意味として勝手に転用した。 社交網を見渡すと意識高い系と本職の中文専攻が侃侃諤諤の遣取りをしていた。国粋主義に酔っている井蛙に対して神戸の准教授が殆ど適切な返答をしていた。漢詩は誰でもどこでも詠んで良い物であり、似非保守の虚飾ではないと考えている。多分算譜に食わせる為の数拠を収集していたのだろう。人工知能の作文を他人に添削させる輩にはうんざりしている。勿論流されるのも同類である。調べ給え。 _/_/_/_/_/ 文学者が顰め面のケモ画像で喋っていた。論調に似合っていてほっこりした。 鄰韻を意識すると音声的に統一感が出る。規則ではない工夫の範疇の概念である。通韻は鄰同士の韻目を一纏めにして用いる事である。平水韻の多くは広韻の通韻と見做せる。 頼山陽の鞭聲肅肅夜過河の過ぎるは渡るの意味で此の時は平声である。度を越すの時は両用である。どの漢和辞典にも記載がある。 [追記0217]相手の社会的立場を人質に取ったお粗末な人格攻撃と本文を一文字も読めていない雑な引用に依ってインテリぶる。人格攻撃をするならば相互に参照可能でなければならない。即ち鯫生が常々行っているように身元を大まかで良いので曝け出す必要がある。でなければ、論には論で応じる必要がある。尤も、私は○○社のAIですと打明けられても困るのだが。[追記終了]

zekku0090

  公園界隈、入聲十七韻其三。 克逃親戚毒。夜運美人局。窮不可相援。無知拕桎梏。 韻沃(入声)、平起、五絶。 克く親戚の毒より逃ぐるも、夜夜美人局を運らす。窮は相ひ援くべからず。無知なれば桎梏を拕く。 注釈。 美 ● 人 ○ 局 ● 、孤平だがそのまま使った。拕、引摺る。桎梏、足枷と手枷。 所詮鯫生が詩を読書きしているのも死ぬ迄の時間稼ぎでしかないのかも知れない。人生が詰んでいる事は多々あるもので、金を使う趣味だけだったり、抑趣味に没頭出来る環境が無かったりすると心身を痛め経済的損失を負わされる。頭の良し悪しは周囲の人間も影響する。頼むから無計画に交わらないで欲しい。それこそ去勢も、否、優生保護法の焼直しか。

zekku0074

  詠懷、平聲三十韻其二十二。 希文厭仰攀。去鬧纔居閑。脆弱虞無職。喁於桂玉艱。 韻刪(上平)、平起、五絶。 文希にして仰攀を厭ひ、鬧を去りて纔かに閑に居る。脆弱にして職無きを虞れ、桂玉の艱に喁ふ。 注釈。希文、飾り気が殆ど無い、素朴。仰攀、上流階級に取り入ったり婚姻したりする事。鬧、市街の騒がしさ。虞、恐れる、憂える。喁、魚が水面に出て口をぱくぱくする。桂玉(之)艱、食費が高騰する苦しみ。 正月から詠懷は我慢した。刪(上平15)は数が少なく使用頻度の低い文字ばかりで難しい。古来より閑、山、間を多用し特に江戸時代に於いて新鮮味の無い吟が目立つ。杜甫は父の諱を避けて閑を使わなかったので更に苦労しただろう。

zekku0063

  臘月蟄居、平聲三十韻其十八。 寒風鎖北窓。纔耐瑟崢摐。道有逍遙者。閑閑太羨尨。 韻江(上平)、平起、五絶。 寒風に北窓を鎖ざす。纔かに瑟の崢摐たるに耐ゆ。道に逍遙する者有り。閑閑として太だ尨を羨む。 注釈。鎖北窓、北窓塞ぐは初冬の季語だが暖冬の影響で時期を迷う。纔、やっとのことで。崢摐(手+從)、楽器を打ち鳴らす音の形容。逍遙、散歩。閑閑、のんびりと、静かに落ち着いて。尨、もふもふもふもふ。 北窓塞ぐと尨を取合せた句を発表した気がしたが、まだだった。長引く夏は地獄だろうが、喉元過ぎれば熱さを忘れ、冬の快適さを羨む。業が深い。尚、楽器は弾けない。無弦の琴とでもしておいてください。

zekku0061

  年末雜詠、平聲三十韻其十七。 尊廉忌吮癰。不意棄捐庸。來歳除圭角。留心毎海容。 韻冬(上平)、平起、五絶。 廉を尊び吮癰を忌む。意はずして庸を棄捐す。來歳は圭角を除き、毎に海容なるを心に留めん。 注釈。廉、清廉。吮癰、できものを吸う、ひどく媚び諂う譬え。棄捐庸、一般的な感覚を捨て去ってしまった。圭角、性格の角張った所。留 心 ○ 、留 意 ● に同じ、心掛ける。 圭角とされる部分も真心よりするとの言い訳で、来年の抱負とする気は全くございませんが、もう少しどうにかならないかなと思う。損し過ぎなのだ。この考えが危ういか。被害者権利に毒されているかも知れない。

zekku0057

  高卒之嘆、平聲三十韻其十五。 沈淪學大杉。壯歳試超凡。俗軆非輕捷。融通忌統監。 韻咸(下平)、平起、五絶。 沈淪して大杉を學び、壯歳にして凡を超ゆるを試みる。俗軆輕捷に非ざるも、融通にして統監を忌む。 注釈。沈淪、しずむ、おちぶれる。大杉、無権威主義者の大杉栄。壯歳、三十歳。輕捷、かろやかですばやい。統監、政治及び軍事で全体を纏上げ命令し見張る事。 学歴コンプレックスの所為で最初の四文字が倫敦大学に見えた。凡百の頽廃的な破落戸にならず傾聴を続け論を発展させて行動を止めない男になりたい。尚、負け惜しみにしか聞こえないが受験する気は無い。金も歴も無くとも文学の実践に携わるのだと証明している所。尤も人間関係に恵まれてはいるので若干嫌味を含んでしまうが。 _/_/_/_/_/ 或る社交網の某東大法学部卒が16タイプと権威に関する傾向なる記事を書いていた。最後の方を参照すると鯫生の気分が少しは判るかもしれない。無為に執着しているのだ。但しIntegral Typology によるINFPは案外権威的だとの異説もあるので注意。自分が大切に扱われれる手段としての権威に積極的にもなるのだろうか。典型は一部のクリエイタや学芸員。残念乍ら気付いた時にはプロパガンダに荷担しているような事態が頻発する。鯫生は所詮椅子取り即ち零和競争に過ぎないのだからと咎めてしまい強く出られなくなるのだが。このような観察が欠如している者が類型とは無関係にいるので諸説紛紛なのだろう。 実は該当記事の上半分を読飛ばしているなんて口が裂けても云えない。

zekku0028

  前途、次韻老圃堂。 離殃決出廬。攘臂欲誅鋤。每直無知世。老携恬淡書。 韻魚(上平)、平起、五絶。 殃に離りて廬を出づるを決す。臂を攘げて誅鋤せんと欲す。直と每も世を知る無ければ、老に恬淡の書を携へん。 注釈。出廬、諸葛亮の三顧の礼に因むようで遠い。攘臂、腕捲りする、此の時だけ攘は陽韻(下平)、老子38章で上礼を強制する際の形容に用いる。誅鋤、悪を滅ぼし尽くす。 每 ● 、 雖 ○ に同じ。老、常に、いつも。恬淡、さっぱりとしてこだわりの無い様、虚無恬淡は老荘学派の基調。 晴耕雨読の七絶に和した。起承で余りにも雄々しくなり過ぎたので、後半は和らげた。自ら筆禍に引掛かった。現実で発言しなかったが故の混迷、否、いけ好かない秩序(或いは人工地獄)に終止符を打つ為に少しだけ申上げ仕ろうと存じます。但し鯫生は老害気質なので、飽く迄多様性を包摂する社会へ向けた一意見として提示出来れば幸いだと考えています。それ以上に市井の話から思索の種を獲る詩聖独特の姿勢で臨みますが。 _/_/_/_/_/ 網上の稍殺伐とした言論空間に表れるこの国の実相の一面から目を逸さない人が増えればと思う。仏蘭西語圏の方が拡散していた論語の「子曰、躬自厚、而薄責於人、則遠怨矣。」は勿論心に留めておく。主張するより黙々と実行した方が速いが、上手く折合をつけたい。 暗中摸索を開陳して周囲が善く生きられるのならば、菲才をお見せします。特定の型の非難ばかりだったが、自己開示は遊離型の課題でもあるので少しずつ変えていく所存です。(余り隠していないが。) 交際は足が出るが参加費以上の価値を生出したい。スパゲティを幾らか巻取り消化して頂けると幸いです。鯫生もオムレツを味わいます。

zekku0009

  令息之點心。 拎袋來由校。豆沙丸麵麭。零錢未盡乎。怜悧於交鈔。 韻效(去声)、仄起、五絶。 袋を拎げて來ること校よりす。豆沙の丸き麵麭。零錢未だ盡きざるか。交鈔に怜悧なり。 注釈。拎、下げる、スーパーの小さなレジ袋等の持ち方、尚、提はより重い物に対しても用いる。校、学校、学び舎。豆沙丸麵麭、小豆餡の丸いパン、あんぱん。零錢、零用銭、小遣い。於、~について、関於に同じ。交鈔、紙幣、元来は金及び元代の手形を指す。 連続電視小説が終わったので麵麭で韻を踏む。子供は命令せずとも、否寧ろしない方が伸び伸びと育って思いがけぬ才能の片鱗を顕すものだ。金勘定が上手い事が誇るべきかどうかは別として確実に生活の苦労が減るだろう。持ち手がびろびろになっていたので予測はしていたが御八つはぺっちゃんこだった。 後から聞くと近所の方に頂いたらしい。ちゃっかりしている。金は総て貯蓄していると宣う。吝い。誰に似たのか。 _/_/_/_/_/ 遂に仄韻詩で孤仄を挟んでしまった。良いのだろうか。あんぱんを頬張りたかったので致し方ない。其処は無関係だが。 漢詩の文字を大きくしました。[0926]

haiku0365

  熱暑避け結局穴居で拮据かな もうやけくその無季俳句。文明は進展したはずなのに窖で齷齪するしかない人類の悲哀よ。 _/_/_/_/_/ 新米の急な高騰は抑制し得ているようだが、事態は予断を許さない。そんな気がする。

haiku0290

  ぐうたらの批して把れる枇杷ごろり 怠け者に限って衣食住に全力なので審美眼に肖った方が細やかな幸せにありつけるかも知れない。選び出した物は矢鱈と大きかったり意外と美味しそうだったりするものだ。食べる姿も小動物らしさがあって何だか落着く。餌付けしたくなるような人になりたい。食いっ逸れなさそう。戦争や飢饉さえなければだが。ごろごろ……。

haiku0071

  デュオリンゴ片手で挵る青林檎 挵は弄と同字だ。もてあそぶ、いじると読む。日本ではせせると読んでつつく、ほじくる、また、そのようにして食べることも意味する。ここではせせると読んで貰いたい。飽迄季語が主役だからだ。 DuolingoロゴロゴロゴロしながらOO語が学べるなんて宣伝があった。せせら笑ってしまった。実際に使うとそんなに気楽ではない。外国語の鍵盤を操作できる人はこのアプリを使う階梯にないと思われる。あの緑の梟らしき鳥はデュオと呼ぶらしい。めんこい。一時期皺くちゃな顔だったのは驚いた。花粉症だったらしい。 私見では、外国語は読解が第一で、それ以外は枝葉末節だ。抑、 世語りがくだくだし とか物するような鯫生の戯言ではあるが。 カシオの電子辞書を駆使しながら、東京外大言語モジュールを繰り返すのが最善の方法と思われる。

haiku0051

  早仕舞猛雨に撓(しな)ふ濃紫陽花 紫陽花は濛雨に似合う。併し日照りが続いたり猛雨に襲われたりで今年は散々かもしれない。 飛雨の日は客がいないので昼に閉めてしまう。そうして静逸に読書する。雑音が搔き消されるので安心できる。