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zekku0078

  慰安、平聲三十韻其二十五。 如無我宿痾。應伍與幺麼。顔厚趨炎熱。嘲嗤庶璀瑳。 韻歌(下平)、平起、五絶。 如し我が宿痾無くんば、應に幺麼と伍し、顔厚にして炎熱に趨り、庶くの璀瑳たるを嘲嗤すべし。 注釈。宿痾、ながわずらい。幺麼、小人。趨炎熱、趨炎附熱、権勢に阿る。嘲嗤、あざわらう。璀瑳、詩文の麗しいさま。 自分を労っているだけなのに言葉が刺刺しくなってしまう。痾の字が頭を離れなかった為にこの詩を書終えた。今度こそ別を当たろう。

haiku0291

  鳩槃荼を覚え黄ばんだネルは寝る 昔古典の用言で覚ゆや寝(下二段)をややこしく感じた。今回の句を作るに当たってネルは寝るなる陳腐な洒落が文語では禁止されているのに気付いた。当然ネルぞ寝るは連体形でぬると読むので小手先も通じない。黄ばんだと口語を使うのは必定だったので今回は特に悩まずに済んだ。 正直に申して、フランネルの季感を形成できていない。寝巻として使うのは冬場だし、御伽噺にうつらうつらした子供の頃を連想するだけだ。一方の夏は空調が空腸に沁みるのでやや厚手の寝衣を着ざるを得ない皮肉な実相もある。普段着としてはもはや初夏が何処かに逝ってしまったので最適な時期が分からない。農民の作務衣の趣ももはやファストファッションに消費され尽くしてしまった。歳時記の作例も少なく、而も心意を解せずに取り敢えず程度の句や猥褻罪に問うべきしかなかった。 The skies they were ashen and  dismay ;/ The leaves they were crispéd and sere—/ The leaves they were withering and sere;/  It might be night round the 30th [of] May / Of my most immemorial year; (味気無いパロディ(藁)。要するに思い出すのも辛い或る初夏の夜の話ですがという導入です。[of]は息を吐くだけか完全に脱落させるかにして下さい。音節と韻の関係上です。) 鳩槃荼は辞書かクイズ番組で目にしていたが、注視したのは法華経を読んだ時だ。保護室で四十九日は始終苦熱(tantalization;厳密には渇望とすべき。yun(ry))を叫んでいた。電子辞書を返せと。案外淡々と。結局安定して普通の閉鎖病棟に移されても聴されなかった。殺生ながっちゃんこの内側だったが岩波文庫だけは家族に取って来て貰えたので落ち着いて読む機会を設けられた。意味を調べられない(小声の)読経は度胸が据わったものではなかったが、漢字を見て楽しくなった。無論看護や治療の苦労は計り知れないが、この荼毒の現状も届くと嬉しい。蠹魚のしみったれは無視して監禁しろと御意があっても甘んじて受けるので看経の為の経文と辞書の持参をどうかご寛仮下さい。暴れる頻度も格段に減...

haiku0244

  内攻する陰性症状万愚節 陰性症状に内攻を使っていいのかは謎。体の内側を密かに蝕む様子を描写したかった。 最近は交際を増やしたので知らない内に疲れが溜まっているのかもしれない。妄想や幻聴が再燃した。三月下旬からレキサルティを0.5瓱毎日から0.75瓱毎日に増やした。具体的には半瓱と一瓱の錠剤を交互に服用する。因って、体がまだ定常状態になっていない。暴飲暴食も気分の落込みも増えた。昼寝は変わらず毎日数時間だ。運動量を増やし、食事を管理しないと代謝が低下し、腎臓に負担が掛かるので、太ってしまう。それでも、パリペリドンよりはましな気がする。忿怒が抑えられるのが良い。 仏教で尼は悟り難いと説いたのが、いつの間にか、前世の罪業を背負っているなる怪説が現れた。そこで、女人変成なる屈折を法華経に記す羽目になった。確かに、内分泌系がより複雑で動的なので神経の安定を確保し辛い。だから、清浄へ至る道は遥かに長いと見做すのに異議は無い。高々日に一瓱の化学物質で精神を保てない鯫生がその困苦を斟酌することは出来ない。但し、いかれた多様性重視の様になんでも偏向的に機械的に振分けるのが最適ではない気がする。性別は多岐に亙り(長短両方の)個性は明確に違うのだから。 笑えない話で申し訳ない。午後投稿なので嘘は吐けないのだ。まあ、痼疾は其処迄深刻ではないので誇張と云えなくもないが。ご心配お掛けしました。 _/_/_/_/_/ 漢字限定匿名掲示板対多公式於硯網上商店出品片肩掛鞄把手付洋杯養生綴布帯標章貼紙四点。発表日雖紛然是正真正銘。鯫生待機此商店十一周年記念特売而予定購入一個漆黒鞄、箱買綴布帯。「漢字以外使用不可」刻印装飾帯使呵呵大笑。将貼付而掩蔽情報端末之鏡頭。以上四月馬鹿速報。

haiku0230

  パリペリドン投与三月十日夜 パリパリ、ペリペリ、ドンドンと重ねてみると何となく戦争のイメージが立ち上がる。ただ、音が面白かったという理由だけで空襲と結びつけるのには葛藤があった。が、病苦を兵燹に託して大袈裟に笑い飛ばすのがいいのではないかとの思いもある。 幻覚や妄想が出ている間は戦時中と云っても過言ではない。近所に停まる宅配車からは電波が発せられて、頭の中で思った言葉に対して、間髪入れずにハウリング音を叩き込んできた。盗聴されていると確信していた。タブレットからは個人情報が公安やクラッカーのシンジケートに絶えず送られているとの強い感覚があった。夜になると火を点けろと何度も叫び実際に手足が焼かれたかのように無感覚になっていく経験もあった。電視は1984年のテレスクリーンであって、思想犯罪者である鯫生が全国に生中継されていた。抑この世界も1984年の101号室で見せられているVRで取り調べの為に逐一身体の反応データを収集されているとして疑わなかった。寝ている時だけでなく覚醒時も無数の匿名の罵詈雑言が止まなかった。贅沢は敵だとプロパガンダを垂れ流す魯国の現大統領と某在韓宗教団体の総裁の幻影もありありと浮かんだ。 実際の戟塵はこれより遥かに激甚な被害を齎してきた。絶対に繰り返してはならない。

haiku0205

  宅配は屹度公安冬深し 車を根絶出来たら個人的には住みよくなるかもしれない。物流を減らす工夫が必要だと思う。所謂電波が神経に影響があるかどうかは不明だが、音は確実に苛ましい。情報処理用電子機器のピッピというのが脳を搔き乱す。夏や冬の終わりは特に不安定になる。近くに家が建ち過ぎてもはや生き易い環境ではなくなってしまった。鋁箔でも巻いた方が良いのだろうか。 [0202改作公安なるべしより屹度公安]

haiku0187

  青帯は春書に壓さる淑気満つ *お察しの通り不快な表現を多分に含みます。閲覧注意。 _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 青帯は岩波文庫の哲学・思想書のレーベル、春書は春本。淑気は新春の和やかさを云ったが、現代では陽暦新年の張り詰めた空気を表現すると捉える人も多い。後者は厳粛な気配だから粛気と書くべきだろう。処暑の第二候に天地始めて粛すとあり、これは秋になって粛殺の気が満ちてくる事を指す。春が来るまでこの万物を枯らしてしまう陰の気は居座る。新春と雖も暖が遠い新暦一月に相応しい気がする。 情報化社会の恐ろしさを垣間見た。づッ囙フの古典及び思想書の翰墨の直ぐ上列に黒表紙の夜の街ルポがずらりと並んでいた。屹度 プロ を 根 気強く取材した力作なのだろう。但し、この展示法は 賛否両論 だ。斯くの如きを発禁にすべきとは傲慢なので迚も申せないが、個人的には仕切を設けた方がいいと愚考する。ゾーニングの理念は何処へ行ったのやら。何故配架したのか熟考えた。販促アプリが端末のダウンロード履歴や検索クエリなどを収集、最適化したからではないかと結論付けた。画像生成人工知能を利用する時、除外示唆(negative prompt)にR-18、R-15やNSFWを明記したものの、確かに成人向けに出てくる単語を含む依頼をしていた。(例えば次のように: a tender incubus is getting a furry boy to go to sleep. the incubus loathes the nature of his kind and has been decisive never to do anything wrongful. 二重の意味でBLだが、心を癒す潔癖な夢魔がいてもいいじゃないか。種族差別はんた~い!) 勿論社群...

haiku0134

  床擦れの無想の寄寓十日菊 陰性症状の著しい時は全くの無感動、無気力で寝床から起き上がる事も儘ならない。重陽の節句を過ぎてから菊が咲いていたり、飾ってあったりしているのに気が付く。もはや何もかもが手遅れに思われる。高尚な在家を気取るしか憂さ晴らしが出来ない。否、鬱憤を感取するも能わぬさまである。病状が落ち着いた今は涅槃体験と呼んでいる。不随意の形骸を恨む感情も滌除しなければ入滅ではなかろうが。

tanka0004

  縫包みぶしょったく着て流光にえ飛下りざりしパパゲーノなり 折句:勿忘。N'oubliez pas. (ヌブリエパ)  ヌブリュエパになっている。許し給え。 ぶしょったいは不格好、だらしないさま。流光は水面に反射する月や星の影。パパゲーノは こちらの句 をご覧ください。ラ行やパ行から始まる和語が全くないので折句の時には大いに悩まされる。 縫い包みと云っても三十万円以上する本格的なものではなくて、顔出しのキャラ物や動物物のプレタポルテです。数千円だが、どう考えても贅沢品なので敢えてこう云いました。 世間ではお泊り会に着ていくのが一般的らしい。そんな人がいるわけもなく家で寂しく着ていた時期があった。一度そのままで深夜の街を裸足で徘徊したことがある。縫い包みを着たままなら大海原の向こうへ泳いでいけると本気で信じていた。(マリオのカエルスーツやペンギンスーツみたいに) 結局海まで辿り着かなかったが、目隠しをして歩いたにも関わらず何故事故に遭わなかったのか今でもわからない。入院(≠進学)の数日前の事だった。 精神が壊れた時の事を書くと狂っていたことがよく分かる。恐ろしい。

haiku0068

  京アニを燬(や)く灼灼と車百合 不幸な事件があった。憎悪が爆発した。死刑判決が下った。 この事件に関わった全ての人の魂の安らぎを願って高原に咲く車百合を捧げたい。 具体的に加害者にどのような属性があったのかは書きたくない。 ......差別や偏見を乗り越えて或る事実が知りたいと思うならDr.林のコラムを拝見されよ。非常に長い文章で今後も追記する予定があるらしいが、読む労力に見合った収穫はあると断言できる。 鯫生の気持ちはいつか表明するかもしれない。

haiku0001

    霅霅 タフタフ と雨と幻聴四月尽    霅(タフ)という字は雨+譶。霅霅で雨が降るさま、電光の閃くさま、衆人の騒ぐ声の形容とある。雨と言葉とが降ってきているように見える。 雨が降るたびに囁きや喚きが聞こえるのは勘弁願いたい。四月末でこれなのだから、卯の花腐し、五月雨の時期を想像したくない。雨垂れだけを賞玩したいという願いは無下にされるのだろうか。