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zekku0180

 [0616遅刻投稿] 繫光、黃、詠懷。 殊所𠢹。去膠黌。遊天廣。憩地黃。 韻陽庚(下平)通韻、仄起、三絶。 𠢹むる所を殊にし、膠黌を去る。天の廣きに遊び、地の黃なるに憩ふ。 注釈。𠢹、勤め働く、音カク、陌韻。膠黌、学校の旧称。 遠零れに根気強く付合って下さる方がいらっしゃる。有難い事です。

zekku0160

  遠慮、去聲三十韻其十三。 飧饔多膾炙。零食嘗甘蔗。解渇直防飢。皆抄於烈夏。 韻禡(去声)、平起、五絶。 飧饔に膾炙多し。零食に甘蔗を嘗む。渇きを解きて直ちに飢ゑを防げ。皆な烈夏に抄められん。 注釈。飧饔、夕食と朝食、食事。膾炙、なますとあぶり肉。零食、間食、又、食事を零す。甘蔗、さとうきび。解渇、渇きをいやす、喉を潤す。抄、奪う、強権を発動して家探しするような感じ。 全て人類が招いた事。金融資本主義は恐らく地球を捨てて宇宙に旅立つだろう。ウイルスの挙動である。太陽系を抜けても1+=============……と永遠に入力し続けるのだろう。

zekku0122

  千年後之樂土。 遠孫如掘鑿。考古應驚愕。携帯塑膠囊。模之無釉堊。 韻薬(入声)、平起、五絶。 遠孫如し掘鑿せば、古を考へて應に驚愕すべし。携帯と塑膠の囊、之を模したる無釉の堊。 注釈。掘鑿、発掘。塑膠 囊 ○ 、厳密には塑膠購物 袋 ● 、塑膠はプラスチック(熱可塑性樹脂)。釉、うわぐすり、焼物の表面に塗り光沢を出したり手触りを良くしたりする硝子質の溶液。堊、白土、漆喰や石灰などを言うが実際には石膏 のような白磁[0306追記訂正] だった。 樂土舎の地中の家(窯跡地)で遠藤氏が日用品を象った陶器を展示していた。藁敷の仄暗い土間に白い素焼きが並んでいた。遠い未来に残っていたら確かに面白そうだ。化石化しそうもない曾ての有触れた道具が発掘されたら、「高度物質文明」をどう思うのだろうか。実際には大切に梱包しないと割れるだろうが夢見るのは自由だ。 _/_/_/_/_/ 現代美術展も常設展も書く事が沢山ある。三十年も知らずに過ごしてきたのが惜しい。

zekku0108

  現代之皮肉、入聲十七韻其十二。 榖滿豚鷄腯。隆隆筋鐵骨。翺遊刻玉容。輭弱於髡刖。 韻月(入声)、仄起、五絶。 榖滿ちて豚鷄腯ゆ。隆隆たる筋と鐵の骨。翺遊して玉容を刻す。髡刖よりも輭弱なり。 注釈。腯、豚や鷄が肥え太る、肥は主に牛馬に対して言う。翺遊、忙しく飛回る。髡刖、髪切りや足切りの刑罰を受けた人、荘子には足の無い人が登場する。 時間が無い。其れが諸悪の根源。通販の利用を減らしたり、残土を再利用したり、議員や役員の定数を減らしたり、虚礼を省いたり、食事を見直したり、生活にけじめをつけたり、数位解毒したり。害を与える仕事で永らえるならば何もしない方がましである。子育ては血族に限らず周囲で協力すれば良い。資格や制度に頼る度に暮らしは痩細る。

zekku0072

  逆夢、平聲三十韻其二十。 飣餖是硨磲。充塡便便臚。荒唐年始夢。塊獨処恬虚。 韻魚(上平)、仄起、五絶。 飣餖は是れ硨磲。便便たる臚を充塡す。荒唐たり年始の夢。塊獨として恬虚に処り。 注釈。題名、事実と反する夢、本来は悪夢を見た人に対して励ます語。飣餖、餖飣とも、飾り用の食べ物。硨磲、貝の名前。便便、丸々と肥えたさま。臚、肚。荒唐、取り留めのないさま。塊獨、ぽつねんとして目立つさま。恬虚、心が凪いで囚われの無いさま。 実際に船盛や三鞭酒の金字塔を見ると卒倒するので現在の食生活に満足しています。限界迄食費を掛ける所存です。

zekku0052

  遣悶、平聲三十韻其十二。 越俎屢噬臍。頑愚匪突梯。衆人無解語。懲臛吹醃齏。 韻斉(上平)、仄起、五絶。 越俎すれば屢臍を噬む。頑愚にして突梯に匪ざればなり。衆人語を解する無し。臛に懲りて[同日脱字修正] 醃 齏を吹く。 注釈。越俎、職分を超えて差し出がましい事をする。噬臍、悔しさを抑えきれない様。突梯、圭角の無い様、世の中に逆らわない様。結句、臛は汁物、醃齏は漬物、失敗に懲りて必要以上に慎重になる事、懲羹吹膾の四字熟語の方が人口に膾炙している。 鼯鼠が相手の語彙の無さ及び意味を調べようとしない態度を詰れば、分かりやすく書けとの仰せを返される。南華の悔いの典型だ。おっかなびっくり提出すると今度は無味乾燥と評されたら良い方で大抵無視される。具体や一般的な情緒を持たない凡人にはあらゆる言葉を駆使するしか闘う術が残されていないのだ。抒情詩人としての才能の欠如に嫌気が差す。尤も、プラトンは共感だけの作品を排斥すべしと述べている訳だが。 _/_/_/_/_/ 流石に話す時に奇を衒ったりはしない。時間の無駄だから。但し、落語の枕のような目的を持った表現を試みる場合はある。

zekku0028

  前途、次韻老圃堂。 離殃決出廬。攘臂欲誅鋤。每直無知世。老携恬淡書。 韻魚(上平)、平起、五絶。 殃に離りて廬を出づるを決す。臂を攘げて誅鋤せんと欲す。直と每も世を知る無ければ、老に恬淡の書を携へん。 注釈。出廬、諸葛亮の三顧の礼に因むようで遠い。攘臂、腕捲りする、此の時だけ攘は陽韻(下平)、老子38章で上礼を強制する際の形容に用いる。誅鋤、悪を滅ぼし尽くす。 每 ● 、 雖 ○ に同じ。老、常に、いつも。恬淡、さっぱりとしてこだわりの無い様、虚無恬淡は老荘学派の基調。 晴耕雨読の七絶に和した。起承で余りにも雄々しくなり過ぎたので、後半は和らげた。自ら筆禍に引掛かった。現実で発言しなかったが故の混迷、否、いけ好かない秩序(或いは人工地獄)に終止符を打つ為に少しだけ申上げ仕ろうと存じます。但し鯫生は老害気質なので、飽く迄多様性を包摂する社会へ向けた一意見として提示出来れば幸いだと考えています。それ以上に市井の話から思索の種を獲る詩聖独特の姿勢で臨みますが。 _/_/_/_/_/ 網上の稍殺伐とした言論空間に表れるこの国の実相の一面から目を逸さない人が増えればと思う。仏蘭西語圏の方が拡散していた論語の「子曰、躬自厚、而薄責於人、則遠怨矣。」は勿論心に留めておく。主張するより黙々と実行した方が速いが、上手く折合をつけたい。 暗中摸索を開陳して周囲が善く生きられるのならば、菲才をお見せします。特定の型の非難ばかりだったが、自己開示は遊離型の課題でもあるので少しずつ変えていく所存です。(余り隠していないが。) 交際は足が出るが参加費以上の価値を生出したい。スパゲティを幾らか巻取り消化して頂けると幸いです。鯫生もオムレツを味わいます。

zekku0013

  秋分後。 今夕亦勤勞。金暉若桔槹。蒸民甘菽水。群議附羶臊。 韻豪(下平)。仄起。五絶。 今夕も亦た勤勞。金暉は桔槹の若し。蒸民は菽水に甘んず。群議は羶臊に附く。 注釈。金暉若桔槹、秋の日は釣瓶落としの漢訳。転結、よくある対句。群議、此処では議論ではなくて議員の事、和臭と言うより創作。 五時を過ぎれば暗くなってきた。市民は夏至の頃でも日没前には退勤しない。多くの先生方が銘柄肉や高級魚を見せびらかすだけで業腹なのに戦争に荷担するとは澆季末世よ、という羸瘦の類想。一年前も似た川柳を詠んだ覚えがある。 _/_/_/_/_/ (再度)それなりに重要な告知(別館)

haiku0206

  好好爺鬼臉に豆を撒かれけり 普段は優しい爺様も鬼面を被って稚児を嚇さんとするに、孫は欺かれ必死に豆を打つ。 渡辺氏は綱様の御加護があるから追儺はしめやかで宜しいとか言い出したら、最早渠が守護する日本国では鬼は外が要らなくなる。況や恵方巻をや。抑翌日の半額でも高い。某熱帯雨林商店で百分の一の定価(定価の99%引に非ず)を散見するがこれに通じる所がある。米価も高い。外国産に頼るのは忸怩たるも、同重量の伊麵は国産米の半額未満と来たら買わざるを得ない。景気回復には食料が十分にあって、質素倹約を好む以上に如くはない。現状は老子の仰る所の盗夸であり非道だ。人を治め天に事うるは、嗇に若くは無しを我田引水の論拠とする為政者は直ちに再教育すべきである。 なんか、結局口が酸っぱくなってしまった。父に電視を点けて欲しくない。脳内外の電気の無駄遣いだ。どうせなら空飛ぶ伊麵怪物教に改宗して欲しい。

haiku0082

油然と膏腴の地には雲の峰 あぶらと読むのは油以外は全て肉月の部首の字だ。!kjiで或る頁に飛べるが、!Bang検索ができない。頁内に検索窓が二つあるからだろう。ともかく、そこであぶらと検索すると十個くらい出てくる。それぞれの熟語を比べてみるのも一興だ。 イウゼンは(1)草などの勢いのさかんなさま(2)雲などの盛んに湧き起こるさま(3)意にとめぬさま。気にかけずゆったりしているさま(4)感情の湧き起こるさまなどの意味がある。カウユのチは要するに穀倉地帯のこと。 何事にも油然と対するようになってからは、心が塞がることが無くなった。時折哀しみの念が油然と感じられるが、それも薄くなってきたように思われる。薬を増やし過ぎたのか感情を司る神経が麻痺してきたのかは分からない。生きる喜びと苦しみを分かち合える人がいたらとは思う。