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zekku0118

  眺望芥子粒、入聲十七韻其十七。 長者纏章黻。令擔登崛岉。雄強富嶽裳。無看蚍蜉忔。 韻物(入声)、仄起、五絶。 長者は章黻を纏ひ、擔はしめて崛岉たるを登る。雄強たり富嶽の裳。蚍蜉の忔ぶを看る無し。 注釈。章黻、鮮やかな縫取り、又、其の服。崛岉、高く聳える様。蚍蜉、大蟻。忔、ひいひいと声を上げて笑う。 突発的な二連休明けの更新。 入声も終わったので次を考える。上声と去声どちらにしようか。

zekku0089

  黍離之歎、入聲十七韻其三。 派遣只鶉褐。肥饒殘旱魃。文章若亂何。宰相無敁敠。 韻曷(入声)、仄起、五絶。 派遣は只だ鶉褐のみ。肥饒は旱魃に殘はる。文章亂を若何せん。宰相に敁敠無し。 注釈。鶉褐、継接ぎの粗末な衣。肥饒、よく肥えた大地。旱魃、日照り。敁敠、(占攴:韻下平塩)(叕攴:韻字)、テンタツ、dian1duo2(或1)、掌に載せて重さを測る、又、他人の心を推量る事、忖度。 内容は名物のぼやき。継接ぎは大袈裟でも穴が開いたり解れたりした服を着ている。 韻目の 曷 カツ は 何 カ と通用する。なに、なんぞ、なにをもつて、いかん、なんすれぞの総てが辞書に載っている。完全に平仄交替字として使えるが何故か詩語集では抹殺されている。古風に聞こえる為だろうか。他の意味では、屢詩経に時の疑問詞いつとして見える。

zekku0082

  小寒之召喚状、平聲三十韻其二十七。 煌煌雪片飛。颰颰擊門扉。請直來詩展。醫將四季馡。 韻微(上平)、平起、五絶。 煌煌として雪片飛ぶ。颰颰として門扉を擊く。請ふ直ちに詩展に來れ。醫すに四季の馡りを將てせん。 注釈。颰颰、はやての吹く様。馡、(香非)、香り。 將 ○ 、 以 ● に同じ、詩の流れに逆らわないように「もってす」と動詞で訓読したが意味は前置詞「~によって」。 余りにも風が強くて風吹けばから始まる季節外れの短歌を思い付いてしまった。展示期間中初めての開庁日だった昨日は沢山の方がいらっしゃって大変嬉しゅうございます。有難うございます。外出するのは億劫ですが来臨をお待ちしております。 _/_/_/_/_/ 医の字が韻かどうかが不安になったが、隣の項目(支)だった。平仄が合わなくなるものの、将を以に換えると結句五文字の字母が揃う。