risshi0009
[0802遅刻投稿]
神保町洋食店。
幾度過田宅。晩餐存咫尺。咖喱海辣黄。笹錦山甘白。哄笑古豪庖。沈吟新鋭客。多人不得留。光皿怱離席。
韻陌(入声)、仄起、五律。
幾度か田宅を過る。晩餐咫尺に存す。咖喱の海辣として黄なり。笹錦の山甘く白し。哄笑する古豪の庖。沈吟する新鋭の客。人多くして留まるを得ず。皿を光らせ怱いて席を離る。
注釈。田宅、耕作地と宅地。咫尺、目の前。咖喱、ga1li2、カレー。笹錦、米の品種、笹は和字だがshi4と読む。庖、料理人。光皿、平らげる、現代語では吃光と熟語する。怱、急いで、徐の対義語。
多少脚色した。美味しいカレーと本のある街が愈々羨ましくなった。勿論遠州も捨てたものではないが別腹である。
当然食べながら詩の文句を考えてはいない。料理に対して失礼だから。
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