zekku0029
中秋冷、和韻良寛之詩。 蛛糸露未晞。社網偶知微。何日愁腸差。危嘗銲接扉。 韻微(上平)、平起、五絶。 蛛糸露未だ晞かず。社網に偶微を知る。何れの日にか愁腸差えん。危ふく扉を銲接するを嘗む。 注釈。社網、社交網(絡服務)、SNS。知微、微妙な事情を知る。差、いゆ、瘥、サイ、去声韻卦。銲接、はんだ等でつなぐ、熔接。 後世は締めを「喧争叩竹扉」等とした方が秀逸だったと口惜しく思うだろう。確かに諧謔に傾いているが割と本気で計画していた時期がある。通用門を鎖す前に憂えの入り口である端末を封じてしまった方が効果的なのも承知している。心が判らないから心理と詩を独学しているのに未だに失敗続き。何如ともし難い。