zekku0027

 

捧詩原、次韻遊芳野。
多塵空帳開。窓下紙皚皚。執筆休憂慮。詩情自宙來。


韻灰(上平)、平起、五絶。

塵多き空帳開く。窓下に紙皚皚たり。筆を執り憂慮を休めば、詩情宙より來る。

注釈。詩原、詩の始原、言葉の生まれる所、造語。空帳、空しい部屋のとばり。皚皚、一面が白く明るい様、普通は視野を満たす雪霜花を形容する。


菅茶山の櫻を詠う七絶の韻を流用。珍しく平易で純粋に宗教的な表現をしてみた。筆が進む時は大体このようなものではある。紙をどう染めるかだけに集中すると天から降って来るのだ。但し起句の埃塗れのカーテンにずぼらさが出ている。替えた方が良いとは思うのだが金が無い。後、転句の飛躍が小さいので珠玉の作とするには物足りない。

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勿論泥臭ください獺祭をしている。辞書引きあっての詩趣。一周年展では試行錯誤をお見せする羽目になりそうで怖いです。興味ある方は是非。皆で詩を書こう。

連詩に憧れ始めている。俳諧連歌等も興味があります。誰か巻きませんか。当方は大抵暇な趣味人なのでご連絡をお待ちしております。スパム除けに暗号化しています。

爺滅入るのあっと印前:ヘボン式羅馬字で「鼯鼠(音読み)どっとじるし連詩(音読み、撥音はアルファベットを重ねない)莞爾(数字四桁)」

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