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zekku0242

 [0918遅刻投稿] 出谷非時。 丹青每博香。把畫給豺狼。麻雀遺春野。秋鶯守草堂。 韻陽(下平)、平起、五絶。 丹青博く香しと每も、畫を把つて豺狼に給す。麻雀春野を遺れ、秋鶯草堂を守る。 注釈。出谷、鶯が谷を出る事、出世の譬え。丹青、赤色と青色、色彩。博香、大きく美しい、見応えのある絵画を褒めている。豺狼、山犬と狼、貪欲な人の譬え。麻雀、雀。秋鶯、秋めく春野の秋葉山の鶯、鶯は春野町の町鳥だった、尚、普通秋冬には平野へ移る。守草堂、北山移文中の鶴怨猿驚を意識している。 クリエイト浜松に投稿 。一文字交換した。 クリエイタが政治を利用しようと息巻いているが果たしてどうなるのか。丁度三島由紀夫氏の時評から次のように引用があったが間に合わなかった。「学生たちは、はじめは軽んじられ、ついで注目され、フルに利用され、邪魔になると弊履のごとく捨てられたのである。」痛恨の極みである。 それは別として、執務室の経済指標速報の映る電光板の横に春野の自然を表現した作品を置くのは鯫生の美的感覚に戻る。折角の色彩が蛍光に塗潰されてしまい鑑賞に堪えないと思うのだが。

zekku0240

 [0918遅刻投稿] 詠懷。 相國蔑錢徒。傾家愛字吾。雖難爲野鶴。決不要慙鳧。 韻虞(上平)、仄起、五絶。 國を相け錢を蔑む徒。家を傾け字を愛する吾。野鶴たり難しと雖も、決して鳧を慙ずるを要いず。 注釈。相國、今日の財務大臣は宰相の次の立場を指した昔の用法に近いと考える。蔑錢徒、現米国財務長官の当て字、日米の金利差を利用して蓄財した。慙鳧、他人を羨み持ち前を捨てる愚かさを言う。 ベッセントが日本で借金をして米国で配当を受取っていたとの話を聞いて音訳が思浮かんだ。正に国を盗む者は諸侯となるである。 念の為に申すが第二句は謙遜だ。一応破産していないし放蕩三昧でもない。

zekku0239

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 [0918遅刻投稿] 詠懷。 諸君宜棄世。不得開先例。武士以刀誅。官僚將紙斃。 韻霽(去声)、平起、五絶。 諸君宜しく世を棄つべし。先例を開くを得ず。武士は刀を以つて誅し、官僚は紙を將つて斃す。 注釈。開先例、破衰弊と書きそうになって我慢した。 後半は「糸屋の娘」の小唄を意識した。 クリエイト浜松で文化芸術政策に疑義を呈した人が居て、資料を読む内に浮かんだ言葉がある。紙斃 (capital punishment) だ。此の諧謔は詩幣や capital collective などに見えるように所詮は掲示板の自他の経験の蓄積に過ぎないのかもしれない。それでも種の供給を止める気は無い。

zekku0238

 [0917遅刻投稿] 九月一日有感。 何年地震折楹梁。五丈洪濤到靜岡。漫把防飢餠乾罐。消其字作募捐箱。 韻陽(下平)、平起、七絶。 何れの年にか地震楹梁を折り、五丈の洪濤靜岡に到る。漫ろに飢ゑを防ぐ餠乾の罐を把り、其の字を消して募捐箱と作す。 注釈。九月一日、大正関東大震災忌、防災訓練を実施する日で、此の時備蓄品を再配備し古くなった非常食を頒布する事もある。楹梁、家を支える特に太い柱と天井を横に渡した木材、普通は梁楹とするが韻の為倒置した。五丈、周代の五丈は11.25米に当たる。防飢餠乾、救生餠乾とすべき、非常用乾麵麭、尚、挟み平である。結句、三立製菓の容器には赤い四角に白抜きで「カンパン」と書いてあり、最後の一文字を消すと「カンパ」となる。 よくある諧謔だとは思うが自慢したくなった。人は何時か死ぬし、震災の日迄生きている保証は無い。勿論明日にでも津波に襲われるかも知れない。なるようにしかならない。

zekku0237

 [0917遅刻投稿] 中央公園。 紐育樓間囿苑中。忘懷漏箭友眢熊。僑居未喫珍羞酒。九月旬餘霢霂濛。 韻東(上平)、仄起、七絶。 紐育樓間の囿苑の中。漏箭を忘懷して眢熊を友とす。僑居して未だ珍羞と酒とを喫せず。九月旬餘霢霂濛し。 注釈。囿苑、囿園としようと思ったが声調の関係で発音し辛いのか用例が無かった。漏箭、漏刻の目盛り。眢、片目の眼球が萎んで潰れている。僑居、旅住まい、仮住まい、外国の住居。九月、米国の会計年度末。霢霂、小雨。 高村氏の猛獣篇の白熊を読んで。全て暗くなってしまう。前半二句の一本調子は意図的です。

zekku0236

 [0914遅刻投稿] 祝恩師之上梓。 退職耆儒蟄水村。詩中藝裏訪殘魂。生徒疑問成明白。著了淸新日語論。 韻元(上平)、仄起、七絶。 退職の耆儒水村に蟄し、詩中藝裏に殘魂を訪ふ。生徒の疑問明白と成り、淸新たる日語論を著し了はる。 注釈。殘魂、辛うじて残っている(日本の)魂。 漱石記念漢詩大会落選作品。六月下旬の詠。 これは舞上がっている。練る必要がある。 _/_/_/_/_/ あれからも研究が進んでいるらしいです。

zekku0235

 [0914遅刻投稿] 情報農場。 田園作宅薄無歸。電影空流枉庶祈。莫信筐中多數派。高溫暗室有千機。 韻微(上平)、平起、七絶。 田園宅と作り薄に歸る無し。電影空しく流れ庶祈を枉ぐ。筐中の多數派を信ずる莫かれ。高溫の暗室に千機有り。 注釈。薄、詩経で散見する語、学閥によって「いささか」や「ここに」等と訓読するがああとかはいやとかそんな感じの合いの手。庶祈、庶民の願い、又、願い。筐中、箱の中、ハードウェアの中で演算している諸々を指す。 諸橋記念漢詩大会落選作品。六月下旬の詠。 花鳥風月に現を抜かす老人に機械は無理か。それか前半にやや無理があるか。 競技会は加点方式ではなくて減点評価である事実に漸く思当たった。入賞しないのも当然。

yokudari0176

 [0913遅刻投稿] 寸善尺魔 名古屋への足だと称し ニッケル黄銅貨消し 和やかに話せず親父 に 蹴り入れたし 笑止 11日の金曜日に浜松駅前で寸借詐欺に遭ったと父親から打明けられた。鞄を盗られて残金が無く名古屋へ帰れないと泣きついたと言う。警察には掛合ったが素気無く断られたと話す。往来に放置するのは居堪れなかったので結局五百円遣ったらしい。 近くの交番に行き事情を説明した所、数箇月間放浪している男であるらしい。被害報告は上がるが未だに尻尾を摑めないと言う。今頃其の金は飲み代に消えているだろうと警官は推測する。 吝嗇の鯫生に話掛けるとは思えないが、仮に寄って来たら、世の中そんなに薄情でないからもう一度警察に行くよう促す。今度は鯫生が付いているから大丈夫だと励まし、腕を摑んで連行する。路上で跼躅するよりかは留置所や監獄で断酒禁煙してそれなりの飯を食べた方が良い。或いは金券屋へ一緒に赴き運賃を五百円値切って買わせる。普通に固執する余り罪を重ねる輩と家計を圧迫する愚か者に怒りが湧いた。 _/_/_/_/_/ 詐欺師が出資させる口上は二種類ある。「私が困っているからお金を下さい」か「貴方が損するからお金を出した方が良い」である。寸借やロマンスは前者で還付金、投資や恫喝は後者である。カオナシには非常に有効である。金で解決する以外の道を冷静に話合おうとすると直ぐに手を引くだろう。

yokudari0175

 [0913遅刻投稿] 淡泊な蛋白質 カレー屋のチキンティッカ 加齢の所為でもういっか 遐齢延年の秘訣は 餉笥にギョニクティックヮ 唯の竹輪ですが何か。

zekku0234

 [0911遅刻投稿] 秋思、和放哉。 甕牖眺秋霖。耽迷不得吟。明朝令霽止。向海放貪心。 韻侵(下平)、仄起、五絶。 甕牖秋霖を眺む。耽迷して吟ずるを得ず。明朝令し霽止せば、海に貪心を放らん。 注釈。和放哉、「何か求むる心海へ放つ」。甕牖、割れた甕で作った窓、貧乏な家の事。霽止、雨が止む。 詩が書けない。