zekku0209
盂蘭盆會。
日暮隱松焚。靈壇藺薦芬。不承臨戰奮。可憫世間棼。
韻文(上平)、仄起、五絶。
日暮れて隱かに松焚く。靈壇の藺薦芬し。戰に臨みて奮ふを承けず。世間の棼るるを憫むべし。
注釈。松焚、家では迎え火に松を焚く、煤が良く出る。靈壇、仏壇。藺薦、イグサの敷物。不承、本当は肯ぜずとしたかったが平仄の問題で替えた。棼、紛とも、乱れる。
承転の飛躍が大きいが音声的に寄添っている。現代音で下三音を示すと、第二句がlin4jian4fen1 で第三句が lin2zhan4fen4 となる。
精霊棚の敷物の香りに触発された。簡約で重々しい日本の詩心を漢訳出来て満足だ。
_/_/_/_/_/
やく、やけると言う他動詞と自動詞の対応があるのだから、たく、たけるとあっても不思議ではない。ここで勝手に下二段の自動詞焚けるを決めてしまおうか。
コメント
コメントを投稿