haiku0380
我が国の七絶緩し漱石忌
鯫生は七言が冗長だと思う。江戸期の漢学者も乱世の僧侶も近代の文学者や文芸欄も。当然明治の文豪も例外ではない。弛みの無い二十八文字を並べ得たのは李徴に詠わせた中島氏だけではなかろうか。四字熟語が中七に粗ぴたりと当て嵌まるように、漢字が十文字あれば俳句が出来てしまう。子規は石豪吏即ち五言二十四句を七首に翻訳する修練を行った。短歌よりも意味の籠もる長い詩型で一物仕立てに挑戦しようとするのが無謀。再考を要する。五言や毛詩、作例は少ないが三言も案外肌に合うかも知れない。
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何処かで述べた筈だが、芭蕉を大陸に伝える時は三四三が適切だろう。季題を入れて一組は脚韻を踏むのが望ましい。平仄は問わない。曄歌や坤歌の型式だが、漢俳よりも理に適っている気がする。
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