haiku0227
春闘や10%引の肉
縦書きにすると、漢数字と片仮名を用いるだろう。
今年も労働者の生活を左右する会議の時期になった。2020年を100とすると、一月の総合指数は111.2。賃金も2020年の110%にしてもらわないと困る。去年と比べても4.0%上昇している。賃金の上昇は5%そこそこと切詰めていると評せざるを得ない。二桁は夢なのだろうか。今日も割引シールのついた肉を買う。当然豚肉なぞ誰が贖えるだろうか。為政者と経営者は罪を贖え。
バブル期は都市部では見栄に金が消えていった。だが、万年デフレの現在は、エンゲル係数が高止まりしている。国民に余剰金は無い。贅沢は敵だ。時間も足りない。少し不便でも我慢するので、仕事の予定に遊びを持たせてほしい。効率も敵だ。
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早い安い旨いならば、一番初めに削るのは早いである。検討の余地が無い。時間は換金できない最重要の資産である。暇の活用法を考え出すことが主体的な人生に繋がる。時間そのものは結局は削れないのだ。見せかけの辻褄を合わせても無意味。何処かの誰かに皺寄せが行くのだ。
他に削れるのは医療費と教育費だろうか。自ら行うしかない。
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