haiku0224
犬ふぐり厚顔無恥も世慣るべし
畦道の一面の黄土色中に瑠璃色を見付けた。西風に吹かれながら目一杯体を動かした時代があった。あの年頃の少年は下らない事だらけ。ふぐりが実は体の一部を指すんだぞと実際に見せつけてきたやんちゃ坊主が思い出される。女子は破廉恥と叫ばれるに決まっている。彼は社会人生活何年目だろうか。念の為に申しますが、ふぐりと厚顔との間には何の連想もありません。ええ。…… 男は何時迄経っても糞餓鬼かもしれない。
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序でに鯫生は松毬をまつかさと訓む。どうもぼっくりはふぐりの転訛らしいので。まあ、かさに隠語的な意味が無い訳ではないのだが。気にし過ぎか。
勿論蟷螂の卵鞘もだ。
地錦が別名と辞書に載っていたが、誤りかもしれない。これは蔦だ。婆婆納が正しそうだ。
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