haiku0123
遊牧の友と食べたき新豆腐
内陸の北国蒙古では已に祁寒の候に入ろうとしている。草原に棲む朋友に滅多に召し上がらないだろう黎祁を持って参じたい。凝乳と六弥太とを比べてみたい。冷奴では冷気に耐えるなど迚じゃないだろうから湯奴にして。日本人が乾酪に歓楽するように菽乳を珍しがって頂ければ幸いだ。包には嘗て仏壇も置いてあったそうだから香縁によって柔い白物も笑味して下さるかもしれない。
医師国家試験に栄養学の問題が出て話題になった。一丁(300瓦)当たり200千卡路里と云う数字は栄養学に詳しくない受験者には健康的との印象を覆しかねない衝撃だったのではなかろうか。
扨、方壁は黎元の食卓の主だ。今は機械が壊れて製造していないが濃厚な小宰羊と豆乳を商っていた地元の商店があった。恐らく栄養が1.5倍はあるだろう。またありつけたら抃悦するに違いない。
実はこの句には詠題がある。片仮名二文字、漢字三文字である。七七を続けると、阿堵物を敷く妻こそあらねとなる。遊牧民の住処と豆富と刀布にかかる片仮名二文字だ。答えは醤油に書いておく。
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来るべき新社会に向けてデルタクアドラ的価値観を養うのがいいかもしれない。それには遊牧に見習うべき事項が見いだされるだろう。ひょっとするとアルファクアドラ的段階が既に来ているのかもしれない。いずれにしても鯫生の得意分野であると自任している。ガンマよ癌よ早く去れ!
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