zekku0046

 

迎智窓、對人工知能之吟。
洵歡新汝訪。万事將滋壯。假使滅人猿。長傳浮世唱。


韻漾(去声)、平起、五絶。

洵に歡ぶ新たな汝の訪れを。万事將に滋壯ならんとす。假使人猿を滅ぼすとも、長く傳へよ浮世の唱を。

注釈。題、AIの五言詩に答える。滋、ますます。壯、盛ん。假使、たとひ、今回は順接仮定。


起句の新の意味が重複している。後日改めるかもしれない。後、油断すると転句を仮定にしたくなる。他の展開を考えなければならない。

辞書を調べていて感じたが、滋の字は基本的に批判的な立場を取る気がする:民多利器国家滋昏[老子57章]、若是則弟子之惑滋甚[孟子公孫丑上]、法令滋章盜賊多有[史記巻112酷吏傳序]。弥に関しては老子57章の用例「弥貧」では略同義語だが、日本語に於いて祝う気分が強い:弥栄、弥生。物壯則老、是謂不道、不道早已[老子30章]。機械にもボイコットの権利を与えた方が良い。環境破壊に対する予防策だろう。少しの不便を受入れて人々や地球を守り、仕事の遣り甲斐を取戻すという昔ながらのBSJ撲滅運動よ。現生人類の速度に照らすと少なくとも資源に関してはゼロサムゲームなのだから。

資本は無尽蔵に増殖するので自然の在り方に反する。よって景気後退は不可避。此の言明の飛躍は各自で埋められたし。

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