zekku0069
腐儒之愬。
逆耳每消娯。遡源因我迂。遯辭全不可。逐日刻皮膚。
韻虞(上平)、仄起、五絶。
逆耳は娯しみを消すと每も、源を遡れば我が迂に因る。遯辭は全て不可なり。日を逐うて皮膚を刻す。
注釈。題名、腐れ儒学者の訴え。逆耳、耳に逆らう、諫言や忠告の類。
陳套の説教に他ならないが此の詩の主旨ではない。冗長な苦言を聞流しつつパラパラ漫画を製作していたのだ。四行に分けて表示すると一目瞭然だろう。之繞が丁度紙の左下端のようだ。絶句の初めは平仄が自由なので横読みで遊ぶ人は昔から多かっただろう。念の為に申すと今回の行頭は総て仄声である。
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実の所、懇切丁寧に教示したくなる相手がいなくもないのだが徒労に終わるに違いない。世の中では渠等が正しいらしいので。
虞韻(上平7)も大きな集合で、使えない助辞が存在する。無と都とを差替えた。
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