yokudari0031
宇宙流快勝
序盤は宛ら太陽
徐々に増える敵の火傷
諸悪は急場より大場
上手下手を分けた埸
武宮氏や山下氏の快勝譜を拝見して。四線以上に石を並べる碁型は多くが苦手とする所で大場と急場の判断に慣れていない。明確な地所だけに目が行き、戦闘の天王山を逃してしまう。そこに習熟の差が出るのだろう。
尚、此の詩の脚韻は視覚韻(Visual Rhyme/ Eye Rhyme)を用いた。尾内氏が俎上に載せられていた。字面を似せる事を言う。今回は「太陽、火傷、大場、た埸」の部分が該当する。発音が無関係である方が面白そう。弊網録の初年の拙句「油揚咥え柚湯を引きにけり」や「猪屠る餓狼朗らに哦う著莪」も多分当て嵌まるだろう。此の着想を膨らませたい。
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