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北の土間へ押しやっていた愛妾の口から漏れる怪談の息

12月16日のばけばけ讃


民俗学を初めとした学問、延いては総ての専門職に訴える芝居だった。一寸諄さはあったものの細かくカットせずに熟視を期待して表現する。この頃の相棒を含む最近のアニメやドラマにありがちな言語に頼り過ぎた構成に再考を促すきっかけとなった。日本の文化的素晴らしさは市井が有形無形のお宝に満ちている所である。晴れと褻とが渾然一体となっている様を狩りに来た文明人や雇われの知識人に示した点に意味があったと思う。

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尚、ヘブンがおときから本を取り去ったのはT6に対する警鐘だろう。何も参照しない事は不可能だが、補助輪を外した自分の考えを持つ大切さは今更云う迄もない。困った時は道路に足を付けて止まれば良いのだから。

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