haiku0370

 

顔の幅程の窓より秋夕焼


句意は非常に明解だが、何人かは疑問を持つだろう。そんなに細い開口部が存在するのかどうか。 «Es-tu sûr que cette légende soit la vraie ? » 街の全ての建物を具に観察してみよう。そして暮らしを想像してみよう。最後に今外から眺めている建築物の内側からどのような景色が見えるか同じ視点に立ってみよう。将来の住まいになるのかもしれないのだから。ボードレールの窓のような詩は書けなくとも感入る事はあるだろう。

コメント