haiku0250

 

ハルカ許吸寄るなかれ花篝


がりは誰かのもとへという意味。古くは人名に直に接続したが、時代を下ると格助詞のを挟むようになった。後ろに移動の動詞を伴う。徒然草53段の医者の許を暗記した気がする。酒宴の頻りな季節だが、鼎を被る愚行は避けられよ。

ハルカが飛跳ねたり声を上げる夜桜の下。花篝の名を負うので世波ではなく瓊葩を照らし上げて欲しい。尚、此の人物の年頃及び性別は御想像にお任せします。筆者の想像では常にケモショタですが。

コメント