haiku0136
村祭我が小太鼓の緩みけり
小学生の時分に祭りで太鼓を叩かせて頂いた。演奏の時は拍が一定になる様に気を付けていたので、周りから遅れていった。意固地になってメトロノームぶっていただけだが。
秋社の引廻しで怪我人が出るのは酔った時だ。米泉の精に眩まされた場合だけでなく特有の空気に魂を奪われても危険だ。だから、全体のテンポを司る小太鼓が熱せられて加速するのは宛ら騎虎之勢に大衆を誘う様なものだ。責任を負わざるべからずと愚考せざるを得ない。
また、元々鯫生の地域では祭囃子を近隣から習ったと思われる。七つあった中で二つを採用していた。狂騒の曲を導入しなかったのは蓋し先人の知恵ではなかろうか。祭典の邌物を見るに衰絰を以てする遣る瀬無さを苗裔に味わわせたくなかったのではと感じられてならない。
なんだか批判じみてしまった。運動音痴で感覚過敏なので恐怖に駆られて論じてしまうのだろう。あれに巻き込まれるとすぐに傷つきそうで。兎に角今年も負傷者を出す不祥事が無ければそれでいいのだが。
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国歌の速度と国民の気質なる研究があるそうな。速いと犯罪率が高くなり、遅いと自殺率が高くなるそうだ。実際に曲が精神に影響するならば由々しき事態だろう。後付けかと疑っているが。
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