haiku0075


朝蟬を幽けみ寝耳に父の愚痴


朝から蟬が鳴いているが、覚醒を促す程ではない。それよりも意味のある言葉の方が気になる。具体的に差別すると昭和の会社員の男は声が耳に障る。蚤起して家中を搔き乱す。所作にも発言にも刺刺しさや荒荒しさがある。多分、神経が磨耗してしまったのだろう。耄耋なのだろう。合理的配慮とは畢竟関与しない事なのだろう。こんなことを悩まないで済むように蟬には寿命を縮めてでも騒き捲って欲しいものだ。

夜中の電視を止めればよいのだが。録画できないので。録画しても憒眊が妨害してくる。イトれろタヒね牛勿イヒせよ勿リタヒせよなんて牛勿馬蚤な事を叫んでしまう。中程度の寝不足だろう。

発作を遺伝のせいにするのは簡単だが、これで涅槃が遠のくと思うと悔しい。過行くものに慈悲の心を持ち続けることが、特に人の場合には如何ともし難い。投射してしまう。よく食ってよく寝るしかない。が、寝耳に(ry。いい年して何甘えているんだ。親などに自分の(幼児期に)失った全能感を求めるのが甘えの原因かもしれない。

コメント