haiku0058
手記の染み象胥見習ひの小暑
通訳や翻訳に憧れる。
翻訳家になろうとしたことがある。よくあるようにクラウドソーシングを頼ろうとして挫折した。食える仕事は投資家への説明書、公文書、社内資料。しかも端金。文藻の要る文章は資本主義の下では蒼海の藻屑。学者になるしかないのか。その競争から脱落したくせに。
そうして、今は学芸員が現れることを祈るしがない騒客。畢竟は、そう、書くしかないのだ、この卑怯の身を。
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ナルシズム乙~
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