haiku0048

 

まんじりとせず漫漫と夜の海霧


漫漫は(1)夜の長いさま(2)広く遥かなさま(3)靄などの一面に立ち込めているさま(4)行動の緩やかなさま(5)品行のおさまらぬさま。しまりのないさま とある。

まんじりとは(1)(否定形で)眠らないさま(2)じっくりとするさま、まじまじ とある。

航海士の夜番は感覚を研ぎ澄まさねばならない。死の危険と背中合わせだ。だが、どこかでしまりのない瞬間ができてしまう。霧の中で今日も事故が起きるかもしれない。自衛隊の訓練航海が大変そうだなと思った。

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