haiku0039

 

萍と沈める蹄賀の初め


賀の初めは初老即ち四十のこと。以降十年毎に長寿を祝った。目出度と云うは裏也賀の初などという句も俳諧広原海にあり年を取った感慨に浸る頃だ。

四十になっても定まらず起居し拮据するだけ。今は殆ど馬等と旅に出る人はいないだろうが、いつの時代も狂瀾に呑まれる人々はいる。ツァイトガイスト(Zeitgeist;時代精神)は常に似たようなものだ。

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