haiku0010


世語りがくだくだし卯の花腐し


社交辞令や世間話が必要らしいのは理解できるが、自分からするかは別問題。ただ、生憎の卯の花腐しですねくらいは言うかもしれない。

初めは幻聴がとしていたのだが、雨と幻聴はこの前書いたばかりだから避けた。

卯の花を観察すると、雨の降る降らないに関わらずだんだん散っていった。晴れが続いても数輪ずつ損なわれていた。だから、雨のせいで腐っていくというのは心象風景に過ぎないのかもしれない。

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