haiku0300

 

追尾走出来ぬ山路の月見草


陸上の合宿に来て走り込みをする。皆についていけなくて独り坂道を進む。愈々昏くなってきた。そんな時脇に月見草の白い花が見えた。

追尾走は今年関東学生連合の第九区を走破した古川氏が論文で用いた語だ。論文の中で体調が悪くて思ったように走れなかった選手について触れていた。それが印象的だった。

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