投稿

tanka0084_tanka0085

  五月蠅なすアラブを知ろし召したるは早苗の誉むる猛きトランプ 五月蠅なすは夏の蠅のようなの意味で荒ぶや騒ぐなどに掛かる枕詞。最高敬語は皮肉。後、苛政猛於虎。虎の苛政は最早役満。 戦船ペルシャの眠り覚ましたる嫉み窶れて怒鳴るトランプ ヘルの音に掛かる枕詞が無かったので序詞を作った。「春雨の」は「ふる」で、「賎機に」は「綜」なので拙い。ナグルファル(Naglfar)に乗り攻込む冥府の軍勢のようなネタニヤフとトランプと申したかった。 諸氏の作歌は勉強になった。 _/_/_/_/_/ 25日は一日中寝込んでいたので此れでお茶を濁す。 枕詞や序詞は出来れば歌の意味に寄添った表現である方が良いと思う。

yokudari0110

  菰枕の加勢 咲く花の虚ろの誓い 黄金成す乱した社会 作戦の無き砲撃が 焦がす街とアラビア海 分裂症を雇わない社会が痴呆を選ぶ矛盾。

zekku0143

  似非隱者。 芳節看花開。投機仰臥苔。犬儒終掬水。不佞買洋杯。 韻灰(上平)、仄起、五絶。 芳節花の開くを看る。機を投げて苔に仰臥す。犬儒終に水を掬ぶ。不佞洋杯を買ふ。 注釈。芳 節 ● 、芳 時 ○ 、芳 辰 ○ 、香しい春の季節。投機、機械を投捨てる。転句、ディオゲネスの杯又は革袋。 不 ● 佞 ● 、 非 ○ 才 ○ 、自己の謙称。 コップはあると便利。手は汚いから。投機が紛らわしい。一層投机とすべきだったか。重い。

yokudari0109

  国論を二分 クーシー愛でよと親しく 決答強いられしくしく 空心に力を込めて ケットシー至高と獅子吼 もふもふならどちらも捨て難い。ラグにゃロクやルカと魔法の絵本で遊んでいた訳ではない。

zekku0142

  解紐辭、去聲三十韻其九。 爲樂求高賃。疲氓充赤祲。攸從主在不。輭貨宜模鋟。 韻沁(去声)、仄起、五絶。 樂の爲に高賃を求む。疲氓赤祲を充たす。從ふ攸の主在りや不や。輭貨宜しく模鋟すべし。 注釈。赤祲、赤い妖気。模鋟、真似して版木を彫り刷る。 金は謝礼としての意義を失って久しい気がする。養育はまだしも教育は楽しいもので態々塾に通わせるだろうか。自分の蔵書を子供と一緒に読めば良いと思う。 アテンションエコノミーは愛の横取りに他ならない。注意を向けられなかった者が大人になって承認欲求をこじらせ、私的な関係に侵入し注意力を奪う。満たされない人が再生産される米国の悪弊の伝播装置が電波を介して統一されているのは異常だ。 _/_/_/_/_/ 所をべしと訓む例があるが、今回転句を書いていて妥当だと感じた。 お金は友達とかほざく輩は改鋳している自覚を持った方が良い。

yokudari0108

  苦楚 ニーチェを探している壁 に 血も涙も吸われ 二進も三進も行かない 日知録の著者へ楚 初稿は書出しをニッチとしていたのだが、意味が衝突し実態に合っていなかったので変えた。血も涙も無いと見える時、砂漠を渡って来た偉大な人と語らっていると措定すると俄然興味が湧いてくるかも知れない。

zekku0141

  不挑戰國無未來。 挑戰不唯沽。以爲身日渝。栽培覇王樹。餓豈齧靑蚨。 韻虞(上平)、仄起、五絶。 挑戰は唯だ沽るのみならず。以て身の日々に渝はると爲す。覇王樹を栽培す。餓えて豈に青蚨を齧らんや。 注釈。沽、売買する。渝、変化する。覇王樹、サボテン、挟み平。靑蚨、銭の別名、蜉蝣の母子の血を二つの銭に塗ると、片方を使っても戻ってくるとの説話による[捜神記13巻]。 金が無いなら支出を抑える。何でも自分でやるに越したことは無い。此れは間違いなく挑戦の範疇なのだが経済至上主義者の仰る挑戦からは排除されている気がしてならない。国内総生産は貨幣に換算しない取引を捉えられない。欠陥のある指標だから必ずしも従わなくとも良いのではなかろうか。勿論団結を阻害する気は無いが、資本家の搾取体制の中に安閑としている以上は二度と金が無いと叫ばない事。努力が足りないと宣ったのは誰か。人を友とせず伖を後生大事にした報いは避けられないだろう。鯫生は仙人掌を齧ります。 _/_/_/_/_/ 団扇仙人掌がお薦めだとか。実も茎も美味しいらしい。

yokudari0107

  生涯現役 望み無き乾風の地の 除き地のがめつき眺め 野ぞ燃ゆる体を張つて 臨めるはがめくるが為 尤も年寄りに何時までも期待する軟弱な輩にも問題はあるのだが。遺伝子の記述に沿って無意味な活動をしているように思える。

zekku0140

  我復不被騙、去聲三十韻其八。 齷齪衆憨戇。遨遊闐陋巷。翌年爲轉屍。不覺躬沖撞。 韻絳(去声)、仄起、五絶。 齷齪として衆憨戇なり。遨遊して陋巷に闐つ。翌年轉屍と爲らん。躬らの沖撞を覺えず。 注釈。齷齪、ゆとりが無く目先の事ばかりを追求める様。憨戇、痴呆。遨遊、恣に遊ぶ、又、周旋する。闐陋巷、狭い街に一杯になる。轉屍、放置された死体。沖撞、唐突に攻撃する事。 人間の持つ侵襲性を意識しない者が多い。場の雰囲気を保てば自分は悪くないとの他律が目立つ。主体性の無い者が集まると得てして意味不明な慣習を強制する。何故決めたか分からない事柄ばかりで過去の記録を遡れない。検証不可能性は非科学であり、非民主的である。そうして戦場に駆出されて初めて「私は騙された」と叫ぶのである。勿論自戒である。 物価高に苦しむならば娯楽位は金を掛けない方が良い。有名クリエイタの商品を買うよりも、有名クリエイタの発想の元になった物事を観察し、自分で表現に昇華し、周りの人と作品について遣取りすればよい。所詮凡百のクリエイタはこの程度の事で集金しているのである。小学館の新玩具逆転バリバリバースのキャラも何処かで聞いた話である。適切に注意力を割当てれば只で楽しむ事が出来るのだ。作品は味わうが商品を買わない選択は幾らでもある。技術と宣伝力だけはある多くの専門家よりも余裕のある一般人の方が面白い。此れを玄人跣と言うのだ。色々な個性が寄合えば一生飽きる事は無いだろう。 _/_/_/_/_/ 若干設定の練りが足りないが、ケモノの作画はお薦めする。金が無く売り方に賛同し兼ねるので買わないが。 昔の漫画家は実際の人を観察したが、今は網上だけの皮相的な描写に終始している気がする。知人とばかりつるむのではボードレールが散文詩「群衆」で述べる「全てとの交わり (universelle communion) 」に浸れないだろう。其れこそ一時的に恥を知らしめても良いのかも知れない。 作品中に小学館の内実を吐露した表現があれば笑える。そんな自己批判や自浄作用に期待すべきでもないのか。 鯫生は利己的である。自分を愛せずして他を愛せる筈がない。認知科学的には適応不可能の時、自己分解の段階に入ると報酬系が逆に働くらしいが此れが現代の衆愚の動機だろうか。人を疎外する体制を支持して効果的に自滅するのだ。そのお零れで養って貰っている...

yokudari0106

  挑戦 異口同音日本語とは 尾韻に馴染まない言葉 幾度でも反証を出す ぴいんと張り詰めた仕事場 決意表明。新たな脚韻の方法や律の刻み方を考えたい。

zekku0139

  絶句。 禮讃老喃喃。同調僭主饞。仇仇捐請願。岌岌定機椷。 韻咸(下平)、仄起、五絶。 老の喃喃たるを禮讃し、僭主の饞たるに同調す。仇仇として請願を捐て、岌岌として機椷を定む。 注釈。仇仇、驕り高ぶる様。岌岌、迅速な様。機椷、機密。 意味不明。自家撞着。 _/_/_/_/_/ 今日は動けなかった。詩の集まりに出席出来なかった。 明日も浜には行かずに朗読しようと思います。

yokudari0105

  慰め シコると臭いぞその右手 シニカルが腐るぞ止めて 詩に凝る私は定めて 死にカルチャーのつとめて 脚韻は一韻到底、頭韻は少しずつ変化。 ディオゲネスの逸話に面前で徐に擦り、斯様な安い娯楽があるのに皆避けるのは何故かと問うたとある。流石に眉唾だ。鯫生は自分で揉んだ事は無いが、白濁液の激臭には辟易する。居住空間及びその周辺をあれで満たしたいとは毫も思わない。 話を変えて、死にゆく文化には大抵権威主義が纏わる。社交網上の或る全漢連関係者の呟きを漁った。漢詩も時代に合わせて身近な事柄や日常茶飯を詠んでも良いのではないかとの提案をなさったらしいが、そんなものは俳句や短歌に任せておけばよいと一蹴されたらしい。結局は人口が日本語短詩型に流れ現在の近体詩の衰微に繋がっている。内輪の悩みを仄聞する限り今回提出致した絶句が入賞する芽はなそうである。現代語や科学技術用語を用い率直に意見を述べているので先ず選外だろう。唐代の死語や花鳥諷詠、迂遠な諷諭だけに拘泥していては何番煎じか解らない。様々な役員の作例を拝見しても陳腐な表現ばかりで全く面白くない。詩歌分野の越境者として新風を吹込むと共に独自の大会を開催しようか知らん。会長挨拶にも推奨する部分があるので遠慮する理由は無い。まさか地方の零細大会にまで審査員長として割込んでいらっしゃいませんよね。感性が均質化されるので止めて頂きたい。 尚、当然乍ら、鯫生は全漢連の会員ではございません。貴族趣味に関らう暇と金は無い。 _/_/_/_/_/ 絶句や律詩の競技会を主催する時は流石に平仄、押韻、切れ(2+3、4+3等)、対句、無冒韻、不重複、文法の正しさを評価基準にするので悪しからず。別に自由漢詩部門も夢想中である。

zekku0138

  謇諤之犬學。 捨報讀音書。陽狂忘毀誉。聾喑於俗語。路側獨樽居。 韻魚(上平)、仄起、五絶。 報を捨て音書を讀む。狂を陽りて毀誉を忘る。俗語に聾喑なり。路の側に獨り樽居す。 注釈。報、報章、新聞。音書、言語の音声学の本、又、韻書。陽狂、狂ったふりをする。聾喑、聞こえず話せず。樽居、蹲踞(居)の誤字ではなく犬儒派のディオゲネスの故事、亡命した雅典で大きな陶器製の酒樽に棲んだ。 別に顕学になろうとはしていない。衆を切捨てる体制が改まれば良いだけである。 鯫生の場合本当に狂っている時があるのが厄介だ。

yokudari0104

  色即是空 人の色と鳥の色 等しく処理する回路 あるか遥かなる征路 歩かず投げ首のでいろ 鳥の色覚を帯で表現する時、通俗書には人の可視光線域は其の儘、鳥だけが解る紫外線域は紫から黒で描いてある。果たして正しいのだろうか。人と同じように紫から赤への遷移として脳が処理しないとは限らない。科学的に実験した者は居るのだろうか。 仮に鯫生の説が正しいとすると、赤色は鳥にも赤色に見えるが、青が鳥には緑に見える可能性がある。実証法が浮かばないので議論にならないのだが、常々疑っている所である。学者にはこれ位の推論能力はある筈だから論文を漁りたい。 _/_/_/_/_/ 些末な事と思われるが、異文化人、他生物及び異星人と色の話をする時に齟齬を減らす効果がある。地球外生物に「城春草木深」を説明して渠等独自の画材で表現した絵を見てみたい。 「五色令人目盲」とあるが神経の反応、言語、外界の物理現象の三者の対応が普遍だと思わない方が良い。勿論五感全てに当嵌まる。