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yokudari0026

  馬脚 ネット上で争ってる 主 にし を暴ける冬至点 西の間者牛耳ってん 妬ったい嘗ての兜率天 韻の為に無理な言葉遣いになった。主はぬしの音変化で代名詞、お前。妬ったいは今回は間投詞的に使っていて、ちぇ、ちきしょうのような意味。兜率天は仏教でいう歓楽に溢れた世界、弥勒菩薩の浄土。昔の和やかなツイッターを回顧している。 今年の冬至は結局何日だったのか。暦には22日とあるが、社交網上では21日として扱っていたようだった。地球の自転が速くなっているとの発表があったのでずれ込んだのだろうか。このような疑問を覚え調べた。国立天文台によると、冬至点通過が日本時間の午前0時3分で、中国以西は 昨日 前日[同日訂正]が冬至だったようだ。確か人民中国の投稿だったので辻褄はあっている。因みに冬至の俳句を漢俳や五言二句に翻訳して紹介していた。 最近国籍確認機能が自称Xに実装されたが、それから漏れていた人々も今回炙り出せた。友好の為の交流は歓迎するが、居住地を偽って対立を煽る輩は許さない。正に天知る地知るだ。架空名義垢や生成人工知能の戯言を見分ける眼識も必要だ。事実に基づく判断が何時かは虚構を白日の下に引き摺り出すだろう。 _/_/_/_/_/ 抑、標準的日本人が自律的な考えを持つのは不可能だろうし、政治活動を推し活よりも優先する気がしない。 情報泡沫に陥らない為には複数の膜の内に入り込むのが早いだろう。即ち、垢と端末を目的別に分けて位置情報も操作してしまうのだ。自由な情報収集の為には止むを得ない投資かも知れない。逆解析は漢の浪漫。

zekku0062

  辻村氏之展示。 終日留高屋。漫談忘殺戮。煌煌活寫光。靜待陽來復。 韻屋(入声)、仄起、五絶。 終日高屋に留まり、漫ろに談りて殺戮を忘る。煌煌と光を活寫し、靜かに陽の來復を待つ。 注釈。高屋、鴨江アートセンター三階、結構天井が高い。談、初稿は描だったが次句と重なるので改めた。殺戮、厳密には死刑の事だが、一般に殺人を言う。転句、平仄の為に倒置したが、きらきらとしたひかりをいきいきとうつすの意味。陽來復、冬至を表す四字熟語を部分的に使用、陰が極まって陽が戻って来る節気である。 世の中が殺伐としているが、平和な時間が流れていた。談笑し乍ら筆を動かしたり陽光を浴びたりしていた。有意義な情報を遣り取り出来た。誠に有難い。鯫生も穏やかな参加型展示を催したい。飽く迄本来の意味の民主主義なのだ。開かれた小理想郷を築ければ幸いだ。

yokudari0025

愚父 親父はマイルドヤンキー お止めよ期待が大きい お山狂いと思われて 瘁やすのスマホのきいきい   久し振りの一韻到底。 携帯から鬱陶しい音声が拡散される。軟体の整理を行ったのだが、結局は某動画社交網に流れただけ。頭に余分な負荷が掛る他に、知人のお薦めをも汚染するので止めて戴きたい。情報技術に疎く地縁に期待し過ぎるのは博報堂に勤めていらっしゃる方の提唱した概念に当て嵌まっている。遺伝子は粗変わらない筈なのに典型的な低脳向けの宣伝の対象になってしまって哀れである。総ての端末から通話と電子郵便の機能以外を取り上げた方が宜しいかも知れない。 _/_/_/_/_/ 三十歳迄は刺戟に対して脆弱性があり依存症になりやすいとの説を実感している。低年齢しか議論されないが、高齢者も深刻である。電視は持ち運ばないので安全だとの旧論も現実に合っていない。年寄りは外出しなければ常に陣取って光害と音害を撒散らすのだ。 やはり別居すべきか。金が無いが。 昨日はドンデコルテの「人生をスワイプ」に笑ってしまった。あのような逆説に因る軽みが理想なのだが中々難しい。尚、釈迦に説法だが数位解毒には電視も含むので悪しからず。 決戦に進んだ三組は独自の型を固めて中身を詰めた実力ある漫才師だった。タクロウの業界用語に馴染めない間の抜けた掛け合い、エバースの緩くも理不尽な技巧とそれぞれが光っていた。 決勝のネタに番組側からお題を提示している気がする。伸び伸びとした本来の芸でないと思しき挑戦者が目立ったからだ。綏撫に活用したくなるのは分かるが、更なる束縛は慎まなくてはならない。

zekku0061

  年末雜詠、平聲三十韻其十七。 尊廉忌吮癰。不意棄捐庸。來歳除圭角。留心毎海容。 韻冬(上平)、平起、五絶。 廉を尊び吮癰を忌む。意はずして庸を棄捐す。來歳は圭角を除き、毎に海容なるを心に留めん。 注釈。廉、清廉。吮癰、できものを吸う、ひどく媚び諂う譬え。棄捐庸、一般的な感覚を捨て去ってしまった。圭角、性格の角張った所。留 心 ○ 、留 意 ● に同じ、心掛ける。 圭角とされる部分も真心よりするとの言い訳で、来年の抱負とする気は全くございませんが、もう少しどうにかならないかなと思う。損し過ぎなのだ。この考えが危ういか。被害者権利に毒されているかも知れない。

yokudari0024

  ぐらぐら 心配の種は時々 描く杜撰なベン図擬き 信者は只管どきどき 格式張った言い解き 仕事人が発表用に拵える似非数学的視覚表現は大抵雰囲気だけ。粗が次々と見つかる。文系グラフと揶揄されている代物が有名だが、集合論の体裁を繕う時もある。どの領域に文字や点を挿入するかは非常に神経を尖らせる所なのだが、その意識が足りない。最近の例を挙げると、個人事業主の社交網上の報告だったが、「人」と「風景や歴史」が対置されているだけだったり、資本主義が破壊する文化の上に「まち」が上書きされていたり、コミュニティがあってもネットワークが無かったり視野の狭さが目立つ。鯫生は十瓲の瓦で頭を殴られたような気分になった。(文章に関しても数千文字に亙ってこの調子なのだ。) 仮に自分で用意するならば三つの円の重なり合う三角形の頂点に白抜きか混色で人、町、建物を添えるだろう。操作が面倒且つ精密に読む人が少ないので結局は文章での説明に終始する。 _/_/_/_/_/ どうせこじらせているとしか思われないだろうが気になるものは気になるのである。コーデや化粧に拘泥する仮生と同じなのだ。思索の契機を賜わるのは有難いが。 (予測変換に促されて或る句集の題名を使いたくなった。)

zekku0060

  苦吟、平聲三十韻其十六。 僭主慙鳧企鶴鵬。人寰妖氣忽橫蒸。何須米券宜尊儉。無告阻飢咸願薨。 韻蒸(下平)、仄起、七絶。 僭主鳧を慙ぢて鶴鵬を企つ。人寰に妖氣忽ち橫蒸す。何ぞ米券を須ゐんや宜しく儉を尊ぶべし。無告飢に阻みて咸く薨を願ふ。 注釈。僭主、簒奪者。慙鳧企鶴、身の程を弁えずに高望みする事、韻の為に鵬を付加した。橫蒸、瀰漫、満ち溢れる。無告、無告の民、窮状を訴える術や伝える相手の無い人々。阻飢、うえに苦しむ。 歴史上中興の祖と崇められた君主の基本方針は常に倹約である。海外だけでなく自国民からも貨幣の価値を疑う声が上がっている。努々忘れるなかれ。 _/_/_/_/_/ カオナシにならない為に金子以外の意思疎通や相互扶助の方法を考えている。 近代の思想家及び作家の全著述集を探すと漢詩文がある。私かな楽しみだ。

zekku0059

  (無題) 主幹黎元所唱齊。寒心鬱屈扈狻猊。將嘗難勢無遭世。啻觀論全自混迷。 韻斉(上平)、仄起、七絶。 主幹と黎元と唱ふる所齊し。寒心鬱屈して狻猊に扈ふ。將に難勢を嘗みんとするも世に遭ふ無し。啻だ觀る論の全て混迷よりするを。 注釈。主幹、物事の中心となって取り仕切る人々。黎元、人民、今回は韻を避ける為にリゲンと読むべき。寒心、恐れ慄く、がっかりする、心細い等の意味。扈、扈従、従う。狻猊、唐獅子、(特に宗教的に)位の高い人の譬え。難勢、難論、特に仏僧が用いる語。 何時もの詠懐。感情と同じように論理も後付けの反応だと言う心理学的、脳科学的発見は知ってはいるものの、だったら両者を平等に大切にする事は出来ないのかとも考込んでしまう。渾沌としている。 _/_/_/_/_/ ラベルについて。扈はコと読むので音符は戸であり、意符は邑である。康煕字典に背いた。

yokudari0023

  廃墟 詩の展示気になる絶句 動向を探るX 篠突く罵詈ばかりえっぐ! どうやら忘れたか絜矩 遠州聯詩にて発表。 絜矩の道の荒廃を蘞怠族として申しておく。旧ツイッターや芸人の粗品を蘞いと評するのは模範的用法だろう。福島の最新の連載を見ると論語の子絶四を解説していた。時宜を得た箴言かな。 言論空間の廃墟は今日も瓦釜雷鳴。数週間前の政治的投稿に関してだが、取り敢えず四言詩を漢詩ではないと断言するのは教養が足りない。行の長さを大体揃えて偶数句末で韻を踏んでいれば条件を満たすから。文字列に押韻が無く剰えつまらないので味わえなかったとの説ならば理解可能。余りにも稚拙な論に言及するのは止めた方が賢明か。 詩歌の世界には悪口の手段にする人も居る訳で常に同世代や後世から相手にされてこなかった。鯫生も最近流行のふわふわことば なる妄念 の対極にあるので其の恐れは大きいが、楽しいのは月に数日もあれば良い方だから如何ともし難い。それでも辞書を引けば心が落着くので作業療法として続けるべきではある。あやしうこそものぐるほしけれとは感情の澱を自覚した時に出た驚きだったろう。怒鳴らない為に書き捨てる。 _/_/_/_/_/ 聯で453を定型と見做すのかは謎。自由律やラップに近い。 人工知能は平仄どころか押韻でさえポチョムキン理解。あてにしない事。 現代北京音で平仄や韻を定義する。第一声、第二声は平声、第三、第四が仄声。入声は無視。押韻は平仄を区別した上で語頭の子音を除いた音素が共通する字で試みる。大体以上か。広東語等入声が残っている方言もあるらしいが其処迄は調べられなかった。 鯫生の朗読で訓下しを披露するが、普段は漢音で戻らず進む。素読殊に直読が快い。但し、声調を組込む成長を希求している。普通話を覚えると要らない事を口走りそうなので自重。 宣伝をお任せしてばかりではいけないので一応。のぶすま書院一周年展は1月11日~20日迄袋井市民ギャラリーにて開催致します。詳細はパソコン画面左に表示する自己紹介欄の誘導に従って下さい。

yokudari0022

  スケッチ 体軀露はに 女 め のマミる べらなるをふと垣間見る べらぼうの筋悪しかりき 大河劇ぞ泥に塗る 一話目からあの表現は拙い。某深夜活画でさえ惨殺を差込んだのが十二回分の第三回だったのだから。二回分視聴させれば後は流し見する日本人の惰性を利用しなかったのは勿体ない。探偵物や海賊の話等が陳腐化しても続いているのを鑑みた方が良かった。或いは映画館や舞台での手法の輸入を試みたか。いずれにせよ庶民には刺戟が強過ぎた。今年は自発的に地上波を点けなかった為詳細は不明だが、社交網を眺め乍らそんな風に感じた。 江戸中期の都会人を描き殺陣から距離を置いたのは意欲的だった。

haiku0382

  阮氏と割引シール待つ凍夜 某氏の川柳に伎癢を覚えて。外国人を示す言葉を外人や異人、遠人等と迷った。片仮名にしようかとも思ったが、東南亜細亜出身犯罪者の蔑称として用いる者を散見するので見送った。後世の人が陶淵明の故郷を訪れた時、血の繫がりが無いにも関わらず同じ苗字を持つ村民に会うと嬉しかったと述べていた。越南の方々に勝手に阮籍像を投影してしまうが、渠等の楽しげに語らう一方で諦めつつも挫けない心を知ると親近感が湧く。人種差別をする輩よりも遥かに逞しく、忘れられた日本人のようであった。 _/_/_/_/_/ 歳時記上では冬の夜の傍題の二字熟語は寒夜だけだが許してほしい。撥音を避け長音を挟みたかった。 巴里症候群の類をこの国に抱いている可能性が排除出来ない。言葉を勉強すると一回は幻滅するのだ。併し、最終的には自分と気の合う書き手を必ず発見するので止められない。* *

yokudari0021

  送料無料 配達員に下すセーフ 満ちる小中国政府 未知に踊る心持てよ 廃するべし多機能絵符 絵符は荷札の事。最近の荷物は位置情報で随時追跡出来るらしい。便利を通越して最早監視体制。道端でのんびりと肩を解し水分補給する時間さえ自由に取れなくなっているのではないか。結局は自分自身の仕事にも適応され得る仕組みだとの自覚がない。真綿で首を絞める愚者で溢れている。 今回は大陸の共産党に絞ったが、国籍公私問わず天網を張巡らせる物好きばかり。ストーカー規制法の対象に含めても良さそう。動機が性欲でない分より深刻だから。 _/_/_/_/_/ 鯫生が通販で買うのは殆どが洋書だ。注文から一月以上かかるが取寄せや発送の情報を細かく電子手紙で伝えて下さる。至れり尽くせりで忝くなる。 未知に踊るとは例えば「 有朋自遠方來、不亦樂乎」のような心境だろう。何もかも決められていると退屈する。T6は真逆の精神らしいが、残念乍ら理解不能。知る必要のない事は放っておく勇気が欲しい。 為學者日益,為道者日損。損之又損,以至於無為。無為而無不為。取天下常以無事,及其有事,不足以取天下[老子48章]。人の身で全知全能を求めても体が持たないし、集中力も劣化する。更に、対人関係の刺刺しい振舞いは却って禍を呼込むのだ。

senryu0087

  十三を箍利かぬ他我巣くひけり 高校で受動的登校拒否になる迄は優等生と思われていたが、只自我が無く周囲の期待に染まっていただけだと今振り返って結論している。はっきり言って、当時は無能な政治家や起業家の典型だった。それを内面化していたから現在の社会情勢のいざこざを喧しく排撃しているのかと考えが至った。当然単一の理由ではないが、他人にせよ自分にせよ、自我を発達し得ない永遠に未分化の子供や劣等機能、デーモン、トリックスターが暴れているだけだと観察すれば少しは怒りを手放す事が可能かも知れない。最早宥めすかすしか手はないのだ。勿論将来の発達の余地を尊びつつ偶には心の北の隅を掃除しないといけないのだろう。 _/_/_/_/_/ 夢で罵ってしまった或る教師を想起し乍ら。渠もFeやSiが強かっただけで鯫生の自由な論理の結び付きを阻害する気は一切なかったのだろう。戦略を持たざる者が教鞭を執っていたと雖も、善を責めるのは不毛だ。但し、発達心理学は教職課程の必須科目だった気がしなくもないのだが。大学生にもなって中学の鯫生みたいに解答の劣化コピペで課題を凌いだのだろうか。真面目な教育学部生及び教員、時間を浪費する大学教授、受験等に敗れた志ある無数の人々、何よりも未来ある次世代が報われない構造だ。ゆとりが一番重要な箇所だろう。要領が良いだけの輩を弾く眼識や制度を培わなければならない。其の為には新たな問いを立て続け、論文や口頭で考査するしかないか。所詮鼬ごっこに過ぎないが。 詰め込みに子供への温かな眼差しが欠如している点は確定的に明らかとアッピル。鯫生はどちらかと聞かれると謙虚な騎士よりかは狡い忍者だが。DPSでしか貢献を測れないのはGDPでしか経済を評せないのと似ている。 もし面接官だったら正解を熟知する一方で「曼荼羅は森羅万象だ」と不意に口を突く人を心理士に任命したい。已むを得ぬ逸脱こそが成長の萌しであり証なのだから。* *

yokudari0020

  俳諧の心得 荒ぶる連衆に挑まむ イタタタ厨二の自己満? あらゆる強打を捌いて 至れ手練れのカットマン 大体荒ぶるのは鯫生ですが。何とか他の繋ぎの型を考えたい。何時も辛気臭くなってしまう。隠れていた自己中心性が溢れてしまうのです。 因みに無印のジャイロマンが一番好きです。

tanka0070

  北の土間へ押しやっていた愛妾の口から漏れる怪談の息 12月16日のばけばけ讃 民俗学を初めとした学問、延いては総ての専門職に訴える芝居だった。一寸諄さはあったものの細かくカットせずに熟視を期待して表現する。この頃の相棒を含む最近のアニメやドラマにありがちな言語に頼り過ぎた構成に再考を促すきっかけとなった。日本の文化的素晴らしさは市井が有形無形のお宝に満ちている所である。晴れと褻とが渾然一体となっている様を狩りに来た文明人や雇われの知識人に示した点に意味があったと思う。 _/_/_/_/_/ 尚、ヘブンがおときから本を取り去ったのはT6に対する警鐘だろう。何も参照しない事は不可能だが、補助輪を外した自分の考えを持つ大切さは今更云う迄もない。困った時は道路に足を付けて止まれば良いのだから。