zekku0003
次韻登鸛鵲樓。
白面依親秀。黃翁苦熱流。已崩千戸屋。更建九層樓。
韻尤、仄起、五絶。
白面親に依りて秀で、黃翁熱に苦しみて流る。已に崩す千戸の屋。更に建つ九層の樓。
注釈。白面、白面郎、富貴の子弟。黄翁、黄髪、黄耇と平仄交替、髪や肌の黄ばんだ老人。流、流浪、流離、さまよう、さすらう。九層、九階建て、又、建物の背の高い事。
次韻よりは換骨奪胎か盗作かもしれない。八字同じだ。王之渙が如何に劇的な展開をしたかが良く判った。拙作は三句目が二句目と膠着していて余り面白くない。転結の対句も飛躍が小さい。両方街並みを語ってしまっている。赤心の吐露だけが救いか。(頑固な鯫生は有難い事に紈袴の子弟の方かと思う。此の国で大した不便無く暮らせているので自ら鞭打っておく。明日にでも彷徨う身になるやも知れないが。)
_/_/_/_/_/
漢字圏の方へ。絶句の頁では翻訳機を使わない方が意味が通るかもしれません。尚、○は平で●は仄です。和臭があったらすみません。
コメント
コメントを投稿