haiku0356

 

川縁の櫻が黄ばみ落ち九月


黄葉の季節になりました。そんな筈はありません。最初の残暑見舞いが届いて一月経とうとしているのにも関わらず、連日の猛暑。温度が比較的低い所でも枯始めている。来年も変わらぬ花見が出来るだろうと楽観し続けるのも無理に思えて来てしまった。大丈夫だろうか。

暦の上では秋だと洗脳しないと炎天下で意識が飛びそうになる。全く。未だに正午から四時迄は自転車を漕ぐ気にならない。灼熱地獄だ。風炎現象は阿鼻叫喚。

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即ち、数日前の扇置くで感じた涼しさは新涼や処暑では無かったと言う訳です。或いは十年以上前の美化された思い出。

某氏に季語の整合性を問われたので急遽お書き申し上げた次第にございます。

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