haiku0245

 

一日に飛ぶ金髪の新社員


一日に飛ぶのは羽根つきだが、残念乍ら季語ではない。お察しの通り昨年の句。(2024年は四月一日が月曜日) 退職代行が猛威を振るったが、結局頤指気使の者が意識して契約に明記し細やかな反乱は封じられてしまった。大信不約。知恵出でて大偽有り。已矣乎、形を宇内に寓すること復た幾時ぞ。金は鯫生を含む無産者を育むだけでしかない。そう感じる。年度初めは憂鬱な砌だ。

自分を有能に見せるような経歴振舞いは却って邪魔になる。期待されない方が楽だ。今度は採用されない可能性もあるが。如何ともし難い。

とは言え、組織内に違法行為があるのならば先ず上司や同僚に尋ねる。問題意識を共有しているので敵とは限らない。次に、社内の部署(法務及び産業医、相談員)や労基に掛合う手もある。新卒カードを寸寸にされたら愈々社内ニート不労所得をせしめてやっても罰は当たらないかもしれない。新人教育を軽視する団体はどうせ早晩滅びる運命。タイタニック号と自作の筏とは天淵だろう。

窓際族を安直に勧めたが、持込み禁止の白い部屋に監禁される危険性をも孕む。其処迄行けば正真正銘の拷問だが、法の理念を欺く手練手管は尽きない。獅子奮迅の報いが病棟や棺槨ではあんまりだ。三十六計不如遁。

憩いと遊びの提供の為には何が出来るか。作業場や書庫を万人に開くのが第一歩か。(面白みは皆無だが。) 今の所訪問者より金を搾る心算は無い。十分に賜っているので。

以下は懺悔。Ti-Neを無みする職場は個人的に合わなかった。Fe-Siの劣等感を刺激してしまったかもしれない。どうも他人の知性を蹂躙するような気質であるらしい。賃金労働が似合わないと云わざるを得ない。最早心身の健康は戻らないのだ。気付かなかった自身が愚かだった。

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