senryu0050

 

三十路に至るマグルにも


自称魔法使いの呟き。凡人に生まれてしまったけれども、他人が所謂青春に感ける間に蓄えた物で世界が変えられたらなと夢想する。まあ、良縁が皆無ではない事、遠遊を慎むべき境遇にある事は諸果報と申しても過言ではないです。附記すると、童貞の身を自嘲するネットミームに依る。而立には自律しなければならない。不惑の無能は畏敬を賜れないので。

改作前は恋はいさ三十路に至る魔法使いとしていた。上五で種を明かすのが気に入らなかった。掛詞は三十路に至ると misogyny 為る。自己弁護をすると、XX個体だから敬遠する訳ではない。XYでも他の動物でも関係なく、放蕩も非羞も肌に合わないだけだ。訠や朋党比周をや。拙句には群れに対する忌避感が通底している。

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無論、疲労困憊の人は別だ。幸せな赤子の時間が必須。それが健全な社会だろう。

新漢語林は況やしか検索できない。矧や訠に記載はあるが。鼎も将に~んとすや方にで該当しない。その点漢字源は丁寧な仕事だ。

再読文字に就いて。将を引く時、新漢語林は「まさにす」、漢字源は「まさにせんとす」だ。応は「まさにべし」、「まさにすべし」。念の為。後、何故か漢字源では猶が「なおのごとし」で掛からず、「のごとし」になっている。由は前者で見付かるので多分意図したものではないだろう。

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